ダイワコーポレイション株式会社(リサイクルショップ ハローズ/家具のダイワ)社長のひとりごと

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【DVD/映画】ステイホームで見た映画 2024.5.14

2024-05-14 07:51:36 | 映画・DVDレビュー

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ゴールデンウイーク中は、映画はほぼ見ることが出来ませんでした。映画館で見たい映画も、もう地元ではやっておりません。撮り溜めたヤツもHDDにたんまりと。忙しいのですから、割り切ってマイペースで見ていこうと思います。

コンパーメントNo.6

1990年代のモスクワ。フィンランドからの留学生ラウラは恋人と一緒に世界最北端駅ムルマンスクのペトログリフ(岩面彫刻)を見に行く予定だったが、恋人に突然断られ1人で出発することに。寝台列車の6号客室に乗り合わせたのはロシア人の炭鉱労働者リョーハで、ラウラは彼の粗野な言動や失礼な態度にうんざりする。しかし長い旅を続ける中で、2人は互いの不器用な優しさや魅力に気づき始める。

北欧~ロシアを舞台にしたロードムービーです。ロードムービーは大好きなのですが、ヴェンダースやジャームッシュとは一線を画す様な作品です。寝台列車の2人個室に、見知らずの異性と何日も居るなんて、しかも粗暴で無神経なヤツ。そんな始まりから、舞台は厳冬のロシア。車窓に写る風景も荒涼としています。90年代のロシアの時代背景を感じる様な、名実ともに寒々としたロケーションも良い雰囲気です。やがて二人は親密になり、、、というストーリーも分かりやすく、このロシアの風景にホワッとした暖かさを与えてくれます。やはりヨーロッパ映画が好きなんだなぁ。

 

渇水

市の水道局に勤める岩切俊作は、水道料金を滞納している家庭や店舗を回り、料金徴収および水道を停止する「停水執行」の業務に就いていた。日照り続きの夏、市内に給水制限が発令される中、貧しい家庭を訪問しては忌み嫌われる日々を送る俊作。妻子との別居生活も長く続き、心の渇きは強くなるばかりだった。そんな折、業務中に育児放棄を受けている幼い姉妹と出会った彼は、その姉妹を自分の子どもと重ね合わせ、救いの手を差し伸べる。

母親に放置されて、ほぼ2人暮らしの幼い姉妹。貧困の中でも、必死に生活している姉妹の姿が、作中のメインになっていて、終始厭な気分の映画です。最終的には収まるところに納められるストーリーですが、岩切も幼い姉妹も、もっとほっこりとした気分でエンディングを迎えられる事を期待していたのですが、そこがマァマァな感じで、厭な気分が続いただけに、そこには拘ってほしかったと思います。+0.5

 

フォール/FALL

山でのフリークライミング中に夫を落下事故で亡くしたベッキーは、1年が経った現在も悲しみから立ち直れずにいた。親友ハンターはそんな彼女を元気づけようと新たなクライミング計画を立て、現在は使用されていない超高層テレビ塔に登ることに。2人は老朽化して不安定になった梯子を登り、地上600メートルの頂上へ到達することに成功。しかし梯子が突然崩れ落ち、2人は鉄塔の先端に取り残されてしまう、、というアラスジです。

あんなに華奢であり、高層の鉄塔が存在するという理不尽。しかも、老朽化しているのに、誰でも登れる状態にあるというのもどうなんだろう。そんな設定の甘さも、不安定な600mの鉄塔のてっぺんに取り残されたというシチュエーションに((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル。恐らくグリーンバックを使った映像なんでしょうけど、とってもリアルでなんとも言えない恐怖感を感じます。絶望的な状況で、実は、、、親友ハンターは幻覚というショッキングな展開。できれば救助されるまでの過程で、もうひと捻りあれば良かったのですが、、、

 

海賊とよばれた男

要燃料が石炭だった当時から、石油の将来性を見抜いていた国岡鐡造は、北九州の門司で石油業に乗り出すが、国内の販売業者や欧米の石油メジャーなど、様々な壁が立ちふさがる。それでもあきらめない鐡造は、型破りな発想と行動で自らの進む道を切り開いていく。やがて石油メジャーに敵視された鐡造は、石油輸入ルートを封じられてしまうが、唯一保有する巨大タンカー「日承丸」を秘密裏にイランに派遣するという大胆な行動に出る。それは当時のイランを牛耳るイギリスを敵に回す行為だったが、、、、というアラスジです。

百田尚樹のベストセラー小説の映画化で、2016年公開の大ヒット映画ですが、今の今まで見ていませんでした。この度、WOWOWでやっているというので、山田茂社長就任1周年記念に拝見しました。行動力あり、男気溢れる主人公国岡鐡造の半生を描いた話です。終盤の英国船との対峙は見せ場であり、最後の元妻とのエピソードはウルウルします。しかし、全体的には大河ドラマでも見ている様な、ストーリー的な部分かな?ちょっとストレートな作品でした。+0.5

久し振りに。個人的な趣向が大きな作品ですので、皆さんにおすすめという感じではありません(笑)。フォールは映画館で見たかったような、見たくないような、、、テレビの画面でもゾクゾクしました。

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