ダイワコーポレイション株式会社(リサイクルショップ ハローズ/家具のダイワ)社長のひとりごと

仕事の事、趣味の事、子供の事etc昭和40年生まれのおやじのブログ

今年見た邦画と好きな邦画10本

2017-11-09 07:53:11 | 映画・DVDレビュー
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今年も沢山の映画を見ました。邦画ではちょっと遅れてDVDで見たのですが、怒りがとても良かったです。同じく遅れて見たシンゴジラも、想像した怪獣映画とは少し違った切り口で面白かったです。どちらも昨年の日本アカデミー受賞作品でしたが(笑)。意外なところではガンツオーも良かったです。フルCGはあまり好きでは無いのですが、テンポも良くとっても見ごたえがありました。妖怪好きななんだ屋吉田さんに超おすすめです(笑)。


純粋な今年の作品ではこの世界の片隅にと、羊歯明神が良かったと思います。この世界の重苦しいテーマを、そうは感じさせないノンちゃんの声優としての表現力が素晴らしいと思いました。羊歯明神は遠藤ミチロウさん監督のドキュメンタリーですが、ミュージシャン遠藤ミチロウファンという事を差し引いても優れた作品です。福島の事故と故郷に対する望郷の念を民謡、盆踊りにリンクさせているのですが、カメラワークやカット割りの感性は、とてもミュージシャンの片手間という域を超えていると思います。

以前、私の好きなカルト映画ベスト10という記事を投稿しました。やはりカルト的な映画は大好きなのですが、それを含めて好きな邦画を10本ご紹介します。


敢えて順位は付けませんが、永遠&不動の1位 狂い咲きサンダーロード何度も何度も書きましたが、サイバーパンク&ゲイ&暴走族&右翼と反社会のカオス映画です。石井監督は選曲も良いんだよなぁ。同じ石井監督の爆裂都市はよりインディーズ的で、これもおすすめです。更には逆噴射家族もです(笑)。


行き行きて神軍 これもカルトな映画です。ドキュメンタリーなのですが、左翼や活動家という政治的なポリシーを訴える部分は薄く、奥崎謙三の執拗で狂気じみた言動を切々映し出します。ジジィがジジィを殴るシーンは壮絶です。


蘇る金狼 松田優作さんのハードボイルド作品は我々世代男子のバイブルだったと思います。村川透さんとのコンビ作は最も危険な遊戯、処刑遊戯、殺人遊戯はインディーズの香りがプンプンして好きではあるのですが、やはり角川での2作、特に蘇る金狼は和製ハードボイルドアクションの不朽の名作だと思います。


太陽を盗んだ男 沢田研二さんと菅原文太さんのアクションシーンが見どころではありますが、沢田さん演じるアナーキストの狂気振りも面白いです。左翼活動家のムーブメントがあった時代の雰囲気も好きです。


田園に死す 寺山修司さんの脚本&監督作品です。想像を超えたシュールレアリズム。派手な原色の使い方はゴダールを彷彿とさせる部分もあります。


ヒミズ 園子温監督の青春ものです。愛のむきだしの方が評価は高い様で、愛のむきだしも素晴らしい映画で好きではありますが、原作古谷実の味もでていてヒミズが好きです。園監督の作品は好きだったのですが、最近は興業的な映画が多くて、面白くありません。もう少し頑張って下さい。


鬼畜 松本清張さんの原作なので、サスペンスではあるのですが、それ以上にとっても後味の悪い、重~い気持ちになる映画です。ここで紹介している映画は、何度も見なおししていますが、この作品だけは1度で十分です(笑)。


お母さんいい加減あなたの顔は忘れました 冒頭で今年見たおすすめの邦画で、羊歯明神を紹介しましたが、遠藤ミチロウさん監督の最初の作品です。羊歯明神とは2部作の様になっていると感じます。東北の震災関連のドキュメンタリーなのですが、よくあるソレとは見せ方が違います。ミチロウさんのかっこよさはもちろんですが、優しさという意外な一面が見られます。


私をスキーに連れてって ほいちょいプロなんで、おしゃれの自虐もあるのか?とかいう裏読みの必要も無い程、単純で楽しめる映画です。知世ちゃんが好きなんで、いまだに見ては朗らかになる作品です。若大将シリーズの能天気を彷彿(笑)。


リング ホラー映画は大好きなのですが、邦画&洋画含めても超名作だと思います。この作品後にJホラーというムーブメントが起きますが、それ以前の日本のホラーの認識を変えた作品だと思います。


カリオストロの城 アニメはそれほど積極的には見ませんが、中学生の時にシネマ旭(笑)で見ました。それ以来、テレビでも何度も何度も、いまだに放映されるのですが、ついつい見ていまいます。台詞も覚えてしまい、食い気味に台詞を言う私を、嫁は軽蔑した目で見ます(笑)。正に色褪せない映画だと思います。

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