京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『22年目の告白 私が殺人犯です』

2017-06-21 | 邦画

 

□作品オフィサルサイト 「22年目の告白 私が殺人犯です
□監督 入江悠
□脚本 平田研也、入江悠
□キャスト 藤原竜也、伊藤英明、夏帆、野村周平、石橋杏奈

■鑑賞日 6月11日(日)
■劇 場 TOHOシネマズ川崎
■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)

<感想>

時々未解決事件の犯人が現れたらどうなるのだろうと思うことがないですか(笑)?
特に3億人犯人は姿かたちは見せないまでも、犯行の一部始終やその後の生活を
たどって手記を出してほしい気もするのですが・・・。
ま、現在においてはその後のプライバシーは全く保証されないですけどね。

この映画はかなり多くの伏線を敷いて、観る側に飽きささない工夫をしていた。
そのひとつひとつお話すとネタバレになるのでここではに書けませんが、
同一犯による5件の連続殺人事件をもとに、それに関わる人間たちの、
それぞれの22年間の表裏が、不透明だった事件の核心に徐々に触れ、
ある意味謎解きのような面白さを秘めていて、どこか背筋がゾクゾクする、
最近にはない独特の冷や汗を流した思いでした。

ただ、話が進んでいく中で、少しずつ疑問が生じてくると同時に、
なんとなくではあるが新犯人像が見え隠れしてくる。
つまりあまりにわかりやすい伏線を間違って敷いたために、
(同じような伏線を2・3度重ねて使ったために)、
逆に真犯人像が
途中で絞られて、そのまま結論を待たずに観ている側には、
途中で真犯人を想像することが安易にできた。
それはキャスティングのミスもあったりして・・・。
それが誰かというのは観た人がわかるはずだが。

コメント (1)
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