前にも書いたけど、自分の人生を振り返るーーー
ってほど大げさじゃないにしてもーーー自分のことを考えるのは
結構疲れるものだ。就職活動のときも、必要に迫られて
自分のことを考えたけど、全く同じように感じた。
ヒトはあんまり自分自身のことを考えていないんだと。
(私はそう感じただけで、そうじゃない人もいるだろうけど)
だけど、そう言って「海外大生になるまで」をずっーっと
のばしのばしするわけにいかない。
このシリーズ(?)は誰のためでもない自分のために書いてるし、
そして何より、このブログの中心にあるような気がする。
そのブログテーマである留学生活も、あと残すところ3ヶ月少しとなった。
シリーズを終了させる期限が近づいてきてるってことだ。
あらかじめ言っておくけど、いやいや書いているんじゃなくて
ただ、書くのにものすごいHPを使うからちょっと引いちゃうってだけw
日に日に自分の記憶が薄れて行く中(恐)、こうやって残しておくのは
なかなかいいチャンスだと思っています。
今まで読んだことない人はコチラへどうぞ。リンクへ飛びます。
もしくは『学校』のカテゴリーからもいけますよ。
Vol.1(4歳~高校)
Vol.2(高校)
Vol.3(専門学校~語学留学)
Vol.4(語学留学)
Vol.5(語学留学)
Vol.6(語学留学)
Vol.7(専門学校卒業)
Vol.8(卒業後半年)
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まず留学方法について調べまくった。
斡旋業者に頼む、なんて考えはなぜだか持ち合わせていなかったから
自分で留学に関する本を買い、言葉通り読みあさった。
大体の費用、留学を終えるまでの年月、必要な書類、
留学先の学校などについて、体験談やカナダの学校情報を読んでいるうち
頭の中で情報が整理されて、だんだんと道が見えてきた。
全く新しいことをするときはいつもそうだけど、とても興奮した。
もちろん緊張もしていたけど。
情報がそろった後は、ついに両親を説得しにかかる。
晩ご飯を食べた後、「相談があるんだけど。カナダの大学に留学したい。」
ある日、私はそんなことを言って切り出した。
父親が意見する前に母親は言った。
「今更!無理にきまってるでしょ。」
簡単にノーサインを出されしまって、私はうなだれた。
なんでか知らないが、親は絶対賛成してくれる、協力してくれると
私は思っていた。それなのに、即答のノーサイン。
留学したい理由も、何も聞いてくれなかった。
悲しかったし、悔しかった。
数日間考えた末、私はもう一度、両親の説得を試みた。
「あのね、考えたんだけど、やっぱり留学したい。
お金がないって言うんなら自分で働いてお金を貯めてからするし、
それに留学して勉強してみたいこともあるし・・・」
再度ダメだと言われる前に、自分の考えを全部言ってしまおう、
そうすれば親も考え直してくれるかもしれない、という計画だった。
自分が悩んだ末にたどり着いた答えだ、というのを前回言えなかったし、
今回はそれだけは絶対に伝えておきたかった。
「いいよ、そこまで言うなら。」
「え・・・?いいの・・・?」
今度はあんまりにも簡単にオッケーが出たので拍子抜けした。
その後、よくよく話を聞くと、
母「一回ぐらいダメって言われたからって諦めるようじゃ
本気じゃないってことだし、試したのよ。」てことだった。
「本気なら助ける。親はそういうもんよ。」と笑って彼女は言った。
私はほっとしながら、なんだよ~本気で悩んだのに~~と思いつつ、
自分も親になって子供が大きくなったら同じように試さないと。
なんて考えたりして、苦笑いした気がする。
今でもこうして思い出すと、ちょっと苦笑いしたくなる思い出だ。
ところで、親を説得できたのは大きな強みになったと思う。
実家に住んでいたから、自分の計画を話したいときに話せたし、
悩み事があれば相談できた。そうして立てた私の留学計画。
何年か働いて、お金を貯めて留学する。
そしてその間にTOEFLの点数を上げる。目指すは600点。
私の派遣OL生活が始まったのは専門学校を卒業した年の10月だった。
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次回は、チピロのOL生活だ~ハヒー