クレモナ カルテット

クレモナ・トリエンナーレの結果発表 ~前編~

先月末からコンクール授賞式、ALI展示会やモンドムジカと続きクレモナは賑やかな一週間が続きました。

まずは、コンクールの結果発表からお知らせします。


コンクールの結果です。
ヴァイオリン部門
優勝:なし
2位:Viateur Roy (カナダ)
3位:Davide Sora (イタリア)

ヴィオラ部門
優勝:Charles Coquet (フランス)
2位:Borja Bernabeu (スペイン)
3位:Krzysztof Krupa (ポーランド)

チェロ部門
優勝:なし
2位:Viateur Roy (カナダ)
3位:Sungdeok Seo (韓国)

コントラバス部門
優勝:なし
2位:Marianne Lenzini (イタリア)
3位:Patrick Charton (フランス)

審査員が決まった一年前、

クレモナスタイル(楽器のラインは柔らかく丸みを帯びる、全体のハーモニーを大切にするetc)

を受け継ぐ人々にとって結果は厳しいものになると予想していましたが

今回は前回よりさらに厳しいものとなりました。

反対に楽器は正確にカチッと仕上げる、オイルニスで表面のざらざらを残すスタイルが、

審査員の評価が高かったです。

その事は出品楽器にも反映し、このスタイルの楽器が70%以上を席巻し

コンクールでの流行となっています。
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