先週は私の音楽仲間のchiちゃんが弾いてくれました。彼女は音楽院に通っていましたが、本業には選ばずイタリアでは数少ないアマチュアの一人です。
2人の願いは「いつかカルテットを!!」ですが、チェロさんが常に不足しています。
チェロ弾きの方、クレモナでカルテットをしませんか!!!
余談ですが、イタリアの音楽人口はアマチュア層が少なく、音楽をする=プロになるです。
なのでアマチュアオーケストラは皆無、ミラノなどの大都市にはあるそうですが、いつもオーケストラで演奏してきた私としては寂しい限り
さて、候補のテルピースを付け替えたり、駒を調整したりと弾く時間よりも調整時間の方が長いのに、根気よく付き合ってくれました。心強い味方です。Grazie mille
色々試しているうちに方向性が少しずつ定まっていきました。
彼女のコメントは
「すごく鳴る。バランスもよく、音の一つ一つにクオリティーがあって(薄っぺらい平らな音じゃなく)今こんなに鳴るから将来が楽しみね。」との事です。
ホッと一息です。よ~し、次はプロのヴィオラ奏者に試奏してもらうゾ。
そして今週、工房に友人でクロアチア放送交響楽団ヴィオラ奏者が来て下さいました。
彼自身製作や修理もしているので、楽器に問題がある場合はどこを改善すればいいか的確に指摘してくれます。まるで最終試験を受けている気分です。
試奏していただいたところ、
「これこそヴィオラの音。深みがあり共鳴音のハーモニーがたくさんあって、将来が楽しみな楽器。」とコメントして頂きました。
内部構造の工夫について説明したところ「結果はヴィオラが自ら証明している。」と太鼓判。
無事合格したようです。さて来週はさらなる高みを目指すゾ。
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