国際的社会学者鶴見和子さんの絶筆
老人リハビリテーションの意味を読みました。藤原書店 『環』 26巻)
まさに、リハビリ打ち切りの犠牲者だということがわかりました。公表されている限り、打ち切りにより命を奪われた最初の犠牲者だと思います。
私は、個人的に鶴見和子先生の状況を存じ上げないのですが、多田富雄先生から頂いた鶴見和子さんの訃報でも、リハビリ打ち切りに対する無念さと国の非情さが伝わってきました。多田富雄先生は、鶴見さんとの往復書簡集邂逅を出版されており、鶴見さんの死を深く悼んでおられます。
鶴見さんも、『高齢者を早く寝たきりにして、早く命を奪うことが、医療費の倹約につながる』というこの国の恐ろしい本音を指摘しておられました。
弱者を切り捨て、命を奪う国が『美しい日本』なのでしょうか?
身体的に弱者であっても、常人には及ばない精神性の高さをもっている人を心から尊敬する気持ち、重度の認知症を合併していたとしてもその人の存在自体が語りかけて来る根源的問いかけに聞き入る謙虚さ・・・そして、その一人一人を大切にして、必要な医療を提供する当たり前の社会・・・・これこそが『美しい日本』ではないでしょうか?
老人リハビリテーションの意味を読みました。藤原書店 『環』 26巻)
まさに、リハビリ打ち切りの犠牲者だということがわかりました。公表されている限り、打ち切りにより命を奪われた最初の犠牲者だと思います。
私は、個人的に鶴見和子先生の状況を存じ上げないのですが、多田富雄先生から頂いた鶴見和子さんの訃報でも、リハビリ打ち切りに対する無念さと国の非情さが伝わってきました。多田富雄先生は、鶴見さんとの往復書簡集邂逅を出版されており、鶴見さんの死を深く悼んでおられます。
鶴見さんも、『高齢者を早く寝たきりにして、早く命を奪うことが、医療費の倹約につながる』というこの国の恐ろしい本音を指摘しておられました。
弱者を切り捨て、命を奪う国が『美しい日本』なのでしょうか?
身体的に弱者であっても、常人には及ばない精神性の高さをもっている人を心から尊敬する気持ち、重度の認知症を合併していたとしてもその人の存在自体が語りかけて来る根源的問いかけに聞き入る謙虚さ・・・そして、その一人一人を大切にして、必要な医療を提供する当たり前の社会・・・・これこそが『美しい日本』ではないでしょうか?
44万人の意志など過去の事でしか見ていないのでしょうか?それとも、意識的に忘れさせようとしているのでしょうか?
医療、福祉の問題は、国民の現在そして未来の大切な事であり、直接我々に関係することなのに・・・・なぜもっと情報を提供しないんでしょうか?本当にこの国、日本は誰の為の国なんでしょうか? どんどん在宅介護、医療難民で事件にならないと取り上げてもらえないのでしょうか?
当院では理学療法サービスの提供は除外
規定患者にあてはまり、かつ改善の見込み
(←これはかなり判断が難しいですが)が
みられない限りは終了という手段をとって
います。
ただし、診療日に相談にこられたりする分や
自主訓練の再確認等は行います。
それらの対応をとっていたのですが、○○
学会から医師宛に通達が届いています。
OAには拘縮を、別病名を、急性増悪を、
といった内容です。
これらは信用できるのでしょうか?
どこに問い合わせたらよいのでしょう?
リハビリテーション協会と、医師と、患者様
との間で身動きが取れない状況になってい
ます。
厚生労働省や、地域の社会保険事務局は
この通達をご存知なのでしょうか?
どこに問い合わせたら良いのか、どの情報が
正しいのか・・・
現場では混乱しています。
先生方やここにこられている方々、何か情報
をお持ちじゃないでしょうか?
ここで聞くのも場所が違うとは承知していま
す。でも医師等の方々がこられることも多いか
と思いますので、何かあれば教えてください。