ハフィントン・ポストが警告です。
福島からの放射性降下物は、福島原発を10万年の遺跡に変えると言っています。
Fallout From Fukushima: A 100,000-Year Hangover ハフィントン・ポスト
除染にはほど遠く、浄化費用は「1180億ドル(13兆円)」に膨らんでいる。
最終的には、「2500億ドル(28兆円)」と推定される。
福島は世界で第三番目の壮大なメルトダウンであった。
第一番目は1979年、ペンシルバニア州の島、スリーマイル島のメルトダウンであり、第二番目は1986年、ウクライナのチェルノブイリであった。
5年経った今の福島の状況は、依然として厳しい、とあります。
10万年と言いますと、イエス誕生から2000年ですから、その50倍ということになる。
プルトニウムが千分の一になるのが、「24万年後」であり、ウラン238の半減期は「45億年」ですから、千分の一に無力化されるのは「450億年後」です。
「あぁーあ、宇宙の年齢、超えちゃった」
セシウムとストロンチウムが千分の一になるのは「300年後」です。
様々な核種を考慮に入れて「10万年」と言っているのでしょう。
海外の報道を見ておりますと、軒並み東日本は終った感が強く、まだ東日本の復興に執着しているのは、日本だけのように見えます。
日本人自身が、みずからあきらめるのを待っているのでしょう。
国内の気分だけの問題に見えます。
また驚きの警告です。
2014年、広島県で専門医療関係のフォーラムが開催されました。
そこで順天堂大学の医師が、ある事実を発表されたそうです。
ここでは少し信じがたい事実が発表されています。
「関東の2人に1人がストロンチウムに人体汚染されていることが分かりました。
またそのなかの多くの方からプルトニウム汚染も見つかりました」
関東圏の2人に1人がストロンチウムに人体汚染されており、その中の多くの方からプルトニウム汚染も見つかっているとあります。
ショッキングな事実です。
もしこれが事実ならば、大変な事態が進行していることになる。
人体汚染のルートと原因は、他の医師の予測によれば、水道水、あるいは野菜、また塩ではないかと言っています。
汚染水対策の専門家、江口工氏はこう言っています。
「福島第一原発の地下汚染水をこのまま放置しておくと、遠からず関東のやわらかいスースーの地下を行き交うようになります」
まったく恐ろしいことです。