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執事たちの足音
帝国ホテルにクリーニングを頼んでみよう! その2
さて、前回ブログでは「シミ抜き」の実験準備を行いました。
シミの次に気になったのが、「ボタン付け」。
「ボタンがついたシャツはすべてボタンを外してからクリーニングする」
帝国ホテルの伝統的なサービスなんだそうです。Wikipediaの記事によると。
これを読んで、うひゃあ、そこまでやるんだスゴイなあと感心・感激していると、またしてもアクマが私の耳もとで、
(試シタイダロウ? ソレガ本当カドウカ―)
そんな! 疑うなんて!!
そう心の中で叫んだとき、握った右手には糸切りバサミがしっかりと。
白糸で縫い直されて来てね ――腹黒な実験準備その2 ボタン付け
袖口のボタンをひとつ、取り外す。
そのボタンをもう一度、こんどは別色の糸で縫い直しました。
もとは普通の綿の白糸で縫われていましたが、
今度の糸は「ピンクと黒の縞々」です。
黒色はマジックで塗りました。
わたくしのお手製です。
世界に一つしかない糸です。二度と手に入りません。
なので「ボタンを外してからクリーニング」して、そのあと再びボタンを付け直すときには、この糸はもう無いのです。無いはずです。
ですから、もしこの袖口ボタンの糸が「ピンクと黒の縞々」のままだったら、「ボタンを外してからクリーニング」は行っていないという証明になるわけで――ああっ、なんて腹黒いニンゲンなんだわたしは!
準備完了。手前が件のボタン。
隣りのボタンが、ちょうど切れかかった糸がヒョロと出ていたので、ついでにこれも直ってくるとイイですな。
ああっ! なんて欲深いニンゲンなん(以下略)
※次回 その3はいよいよ、帝国ホテルへクリーニングに出しに行きます。
シミの次に気になったのが、「ボタン付け」。
「ボタンがついたシャツはすべてボタンを外してからクリーニングする」
帝国ホテルの伝統的なサービスなんだそうです。Wikipediaの記事によると。
これを読んで、うひゃあ、そこまでやるんだスゴイなあと感心・感激していると、またしてもアクマが私の耳もとで、
(試シタイダロウ? ソレガ本当カドウカ―)
そんな! 疑うなんて!!
そう心の中で叫んだとき、握った右手には糸切りバサミがしっかりと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/e0/d521b5058e0dfbf75897683f2b383cbf.png)
袖口のボタンをひとつ、取り外す。
そのボタンをもう一度、こんどは別色の糸で縫い直しました。
もとは普通の綿の白糸で縫われていましたが、
今度の糸は「ピンクと黒の縞々」です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/76/154ab3294edc1c1b72f491f76c709e9f.jpg)
わたくしのお手製です。
世界に一つしかない糸です。二度と手に入りません。
なので「ボタンを外してからクリーニング」して、そのあと再びボタンを付け直すときには、この糸はもう無いのです。無いはずです。
ですから、もしこの袖口ボタンの糸が「ピンクと黒の縞々」のままだったら、「ボタンを外してからクリーニング」は行っていないという証明になるわけで――ああっ、なんて腹黒いニンゲンなんだわたしは!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/f8/20923133e9b50e77c426b4cb20053e17.jpg)
隣りのボタンが、ちょうど切れかかった糸がヒョロと出ていたので、ついでにこれも直ってくるとイイですな。
ああっ! なんて欲深いニンゲンなん(以下略)
※次回 その3はいよいよ、帝国ホテルへクリーニングに出しに行きます。
コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )
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countsheep99さんはなんてチャレンジャー精神にあふれてるんでしょ。偶然とは思えない3つのシミと、挑戦的なお手製ボタン。
ステキです、ステキすぎます!師匠と呼ばせてください!!
で、師匠、もう結果は出た頃でしょうか?新たな記事を楽しみにしてます♪
結果がどうなるのか非常に興味があるので、心よりお待ちしております♪
最近はワインを勉強しようと手当たり次第小さいボトルのワインを買っては飲んでいるのですが・・・
どれも苦いとしか思えず、壁にぶち当たっています。
>TKATさん
もとい、弟子1号(笑)
いやぁ~、でも、じつはビビッてるんですよ。
この並んだシミをクリーニング担当の方が見て、
「ちっ、こっちを試そうってか?」
不愉快な思いをされるのではないかと…。
結果はまだ先になりそうです。順次ブログupしてゆきますので、乞うご期待。
>伊織さん
>どれも苦いとしか思えず、壁にぶち当たっています。
執事を目指す者としては、大きな壁ですね(笑)
いや、笑い事じゃない。
伊織さんはアルコールが苦手なのかしら?
かくいう私も普段は特売498円の国産ワインしか飲んでません(え~え、庶民ですとも)ので、ワインの味の分別となると、サッパリです。「重い・軽い」くらいですかねー分かるのは。
味覚の7割は嗅覚だとよく言いますよね。
ソムリエの世界コンクールで、初の日本人優勝を飾った方は、あの田崎真也さんでしたっけ?
たしか優勝を決めたときのワイン評定コメントが「このワインはカブトムシの匂いがする」だったような。(以前テレビニュースで聞いた。おぼろげです)
カブトムシ…ここまで嗅覚に敏感だと、日常生活を送るのがタイヘンそうですね。
あっ、そうだ、思いついた!
「苦い」は「苦い」のままで、「どう苦いのか?」を比べてみてはいかがでしょう?
「このワインは、焼いたサンマのわたの苦さがある」とか。
ご主人によっては「おお、ちょうどその苦味が欲しいんだ」と評価していただけるかも!