久し振りにアカデミックなネタを・・・
(一応、私、大学院生。皆さんご存知でした?)
今学期受講しているクラスのメイン・プロジェクトは自分で決めたリテラシー関連のトピックについての
Annotated bibliography(解題目録、解説付きビブリオグラフィー)、 Critique(クリティーク、評論)、そしてリサーチペーパー。
ビブリオグラフィーとクリティークは11月4日、ペーパーは12月2日が提出日です。
ビブリオグラフィーとクリティークには最低15、ペーパーには20の参考文献が必要。
文献のサーチがほぼ終了したところでこれから文献に目を通し、ライティングに入ります。
このプロジェクト、自分で勝手にトピックを決められると言っても、教授の許可をもらわなければなりません。
私はいろいろ考えた末・・・・
マンガに決めました。
はい、皆さんご存知のマンガです・・・(文句ある?)
ちゃんと教授の許可、もらいましたよ。
子供の頃、
“マンガばっかり読んでないで早く宿題やってしまいなさい!”と親に怒られ
“学校にマンガを持ってきたら即取り上げ!”という校則があり、
マンガは親や教師の目の敵でした。
しかし!今やマンガは世界の共通語。こっちの辞書にだってちゃんと載ってます、mangaという単語。
大手書店にはマンガ・コーナーだってあります。
夏学期に取ったランゲージ・アーツ・メソッドのクラスもそうですが、今、受講中のクラスもマルチ・リテラシー、つまり様々な媒体を取り入れての読み書きについてよくディスカッションをします。
今学期は4冊のテキストを使用していますが、その中の一冊にはマンガも取り上げられていて
それを見てマンガ発祥国出身の私は、血が騒いでしまったんですわ(笑)。
これをネタにリサーチしてみようか・・・
と思ったのです。
教授に許可をもらった時、マンガや日本のポップカルチャーを読み書きの授業に取り入れた研究をしている学者を何人か教えてもらいました。
“彼らの名前でデータベースをサーチしたら、参考になる文献が出てくるわよ。”と教授。
さっそく文献をサーチしてみたら、面白そうなのがいっぱい出てきました。
シェークスピア等、古典文学のマンガ・バージョン、“マンガ・シェークスピア・シリーズ”なんてのもあるんですね~。
こちらは“オセロー”
コミカレで取った文学のクラスで“オセロー”を読みました。
はっきり言ってチンプンカンプンでした。
普段、使わない言い回しがたくさんあって大変でした。
自分の英語力不足を嘆いたのですが、周りのアメリカ人の学生もけっこう苦しんでいました。
ですから英語が母国語でない私にスラスラ理解できるわけがありません。
それがトラウマになってか、シェイクスピアと聞いただけで嫌悪感、恐怖心を抱いてしまうようになったのです。
あの時、マンガ・シェークスピア・シリーズに出会っていたら、“オセロー”が愛読書になっていたかも知れません。
こちらは先日大学の図書館で借りてきた“ロミオとジュリエット”
表紙のイラストから想像できるかも知れませんが、舞台は現代の東京。
オリジナルの対立するイタリアの大名家、モンタギュー家(ロミオ)とキャプレット家(ジュリエット)が
このマンガ・バージョンでは対立するやくざ、モンタギュー組とキャプレット組になっているんですよ。
文献をサーチしていたら、実際にこのマンガ・シェイクスピア・シリーズを文学の授業の教材として取り入れたカナダの高校があると判明しました。
マンガを授業に取り入れることの効果、注意点、教育現場ではまだまだ知名度が低いマンガをどう広めていくかをこのプロジェクトを通して研究したいと思います。
(一応、私、大学院生。皆さんご存知でした?)
今学期受講しているクラスのメイン・プロジェクトは自分で決めたリテラシー関連のトピックについての
Annotated bibliography(解題目録、解説付きビブリオグラフィー)、 Critique(クリティーク、評論)、そしてリサーチペーパー。
ビブリオグラフィーとクリティークは11月4日、ペーパーは12月2日が提出日です。
ビブリオグラフィーとクリティークには最低15、ペーパーには20の参考文献が必要。
文献のサーチがほぼ終了したところでこれから文献に目を通し、ライティングに入ります。
このプロジェクト、自分で勝手にトピックを決められると言っても、教授の許可をもらわなければなりません。
私はいろいろ考えた末・・・・
マンガに決めました。
はい、皆さんご存知のマンガです・・・(文句ある?)
ちゃんと教授の許可、もらいましたよ。
子供の頃、
“マンガばっかり読んでないで早く宿題やってしまいなさい!”と親に怒られ
“学校にマンガを持ってきたら即取り上げ!”という校則があり、
マンガは親や教師の目の敵でした。
しかし!今やマンガは世界の共通語。こっちの辞書にだってちゃんと載ってます、mangaという単語。
大手書店にはマンガ・コーナーだってあります。
夏学期に取ったランゲージ・アーツ・メソッドのクラスもそうですが、今、受講中のクラスもマルチ・リテラシー、つまり様々な媒体を取り入れての読み書きについてよくディスカッションをします。
今学期は4冊のテキストを使用していますが、その中の一冊にはマンガも取り上げられていて
それを見てマンガ発祥国出身の私は、血が騒いでしまったんですわ(笑)。
これをネタにリサーチしてみようか・・・
と思ったのです。
教授に許可をもらった時、マンガや日本のポップカルチャーを読み書きの授業に取り入れた研究をしている学者を何人か教えてもらいました。
“彼らの名前でデータベースをサーチしたら、参考になる文献が出てくるわよ。”と教授。
さっそく文献をサーチしてみたら、面白そうなのがいっぱい出てきました。
シェークスピア等、古典文学のマンガ・バージョン、“マンガ・シェークスピア・シリーズ”なんてのもあるんですね~。
こちらは“オセロー”
コミカレで取った文学のクラスで“オセロー”を読みました。
はっきり言ってチンプンカンプンでした。
普段、使わない言い回しがたくさんあって大変でした。
自分の英語力不足を嘆いたのですが、周りのアメリカ人の学生もけっこう苦しんでいました。
ですから英語が母国語でない私にスラスラ理解できるわけがありません。
それがトラウマになってか、シェイクスピアと聞いただけで嫌悪感、恐怖心を抱いてしまうようになったのです。
あの時、マンガ・シェークスピア・シリーズに出会っていたら、“オセロー”が愛読書になっていたかも知れません。
こちらは先日大学の図書館で借りてきた“ロミオとジュリエット”
表紙のイラストから想像できるかも知れませんが、舞台は現代の東京。
オリジナルの対立するイタリアの大名家、モンタギュー家(ロミオ)とキャプレット家(ジュリエット)が
このマンガ・バージョンでは対立するやくざ、モンタギュー組とキャプレット組になっているんですよ。
文献をサーチしていたら、実際にこのマンガ・シェイクスピア・シリーズを文学の授業の教材として取り入れたカナダの高校があると判明しました。
マンガを授業に取り入れることの効果、注意点、教育現場ではまだまだ知名度が低いマンガをどう広めていくかをこのプロジェクトを通して研究したいと思います。