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クリエイト速読スクールブログ
山崎さんは98歳
4日日曜、Mさんの歓送会を催しました。
このブログに、「なおしのお薦め本」の筆者として登場する小川なおしさんは、お友達で大家さんである山崎さんという女性と一緒でした。
山崎さんは、明治42年1月1日生まれの98歳。
この2、3年ほどはスタスタ歩くことは難しくなったそうですが、あとはすべてにおいて、こちらより高性能という感じでした。
「食べ物はアブラ物が好き。から揚げが大好物です。先ほど、そばを食べてきたので今はお腹いっぱいです(といいながら、デリバリーのピザを片手に)」
「読み物はずっと詩が好きでした。50あたりまでの若いときは、藤村を口ずさんでいました。最近は毎日短歌を一首ずつつくっています」
53歳で、片耳が難聴気味で、喉がヒューヒューいっている身からすると、よく聞きはっきり話す山崎さんは、川上弘美の小説の登場人物かと見まがうほどクリアーで精力的でした。パッパッと話し、ダラダラと自分のことだけをお喋りしない人柄が、人をこんなにも魅力的にみせるのかと思い知らされたのでした。
3、4日前、なおしさんに
『ブログに書いた、神戸大ローに合格したMさんの歓送会があります。本人は相当な歌唱力だと言ってます。たぶん、凄いはずです。もし時間ありましたらいらっしゃいませんか』
と留守電しました。
そうしたら、なおしさんの小説(短編連作)によく登場する山崎さんが「私もぜひ」と言ったそうです。
これだけの伝言で感応してしまう山崎さんには、恐れ入りましたと言うしかありません。
Mさんの歌唱力は、すでに昨日の「Mさんの歓送会」にコメントが送られてきています。
なおしさんは「耳福」とあらわし、実際に管楽器を扱うひろさんは「川沿いの土手に咲いた桜をイメージ」できたと。
私の感想は、
『Mさん、今日はありがとうございました。そして、お疲れさまでした。
とにかくびっくりしました。さすがです。
MisiaのEverythingは録画保存ビデオで唯一繰り返し見ているやまとなでしこのテーマ音楽ですので胸が締めつけられました。
なにより、十数年つきあってきた相方が人前で涙をぬぐっているのを見せたのは驚きでした。映画を観ても、ケンカ別れしても、夫婦ゲンカをしても、これまで決してこちらの目の前で涙を見せたことのないおんながハンカチを目にあてているのを見れたのはgood!でした。
どうもでした。また聴かせてくださいね』
教室歌唱カラオケ歌唱で別れ、最終電車近くの車内でMさんに感謝メールを送りました。
カラオケで、「大学1、2年の頃はセミプロとして、恵比寿、渋谷、吉祥寺のライブハウスで歌っていた」と話してくれたのには、またヘエーでした。
Mさんのお父さんは、生まれたときからMさんを演歌歌手にしたかったのだそうです。
「そのためには、クラシック、オペラが基本」と、耳にタコができるほどMさんに聞かせ、スクールにも通わせていたそうです
山崎さんの短歌も、Mさんの歌唱もどちらも年季が入ったものでした。 真
Mさんとは、その後、司法試験に最終合格した皆川佳代さんです。
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あの声の魅力を表現できる文才がないのが残念です
きのう聴いたばかりなのに、ああもう一度聴きたいと思ってます
そういう引力のある歌でした。
私たちのわがままなリクエストにも、
きもちよく応じてくれたMさん、
ありがとうございました&これからもがんばってくださいね
二曲目が一番よかったです。
Mさん、ありがとうございました。
もう一度ぐらい聴ければなと思います。
そばでなくうどん、でしたか
タイトルを読んで「壷にハマッて笑った」というスタッフがいましたよ。
2番目のタイトルはMISIAのEverythingですね。
感情過多の当方としては、グッとくるものがありました。
いつかまたMさんの歌声を聴きたいものですね。
必ずご招待します。
「歌よりも法律の勉強をしていることの方がずっと楽しい」と語っていたMさん。
あの歌唱力を知ると、必ず念願を達成する人なんだろうなと理解しました。
Mさんは、ヤマサキさんのパワーをもらったと言っていました。
ヤマサキさんのような冷徹な眼に耐えられるような仕事をしたいもの、と背筋が伸びました。
53なんてまだまだ小僧でした。
多方面から大絶賛ですね!できることなら自分も
聴かせていただきたいものです。
『Everything』『I will always love you』
どちらも素晴らしい歌。選曲もさすがのセンスですね。
天は二物を与えず、って本当なのかな~?
それに引き換え、こちらは全く…。