図の2つの回路において、スイッチを入れた時の「過渡特性」をグラフに示します。
コイルの端子電圧VLは電源電圧Vから減少し始め、一定時間後に0Vとなります。回路電流ILは0Aから増加し始め、一定時間後V/R(A)に達し安定します。
コンデンサの端子電圧VCは0Vから増加し始め、一定時間後、電源電圧Vに達し安定します。回路電流ICはV/R(A)から減少し始め一定時間後に0Aとなります。
このように、コイルとコンデンサは互いに鏡像のような特性を示しています。まるで利き腕が逆の、双子の兄弟のようですね。
さて、角速度:ω[rad/sec] において
ωL=R 1/ωC=R のとき
ω=R/L ω=1/CR
よって
1/ω=L/R 1/ω=CR
この 1/ωを「時定数」といい、T[sec/rad]で表します。
LR回路の時定数:T=L/R
CR回路の時定数:T=1/CR
スイッチオン時を0[sec]とすると、T[sec]において
IL=0.632×(V/R)
VC=0.632×V
と、共に最大値の63.2%になります。
関連記事:
絵で見るコイルとコンデンサの過渡特性 2010-11-11
コイルに定電圧、コンデンサに定電流 2010-02-28
LC共振回路 2007-10-03
コイルの端子電圧VLは電源電圧Vから減少し始め、一定時間後に0Vとなります。回路電流ILは0Aから増加し始め、一定時間後V/R(A)に達し安定します。
コンデンサの端子電圧VCは0Vから増加し始め、一定時間後、電源電圧Vに達し安定します。回路電流ICはV/R(A)から減少し始め一定時間後に0Aとなります。
このように、コイルとコンデンサは互いに鏡像のような特性を示しています。まるで利き腕が逆の、双子の兄弟のようですね。
さて、角速度:ω[rad/sec] において
ωL=R 1/ωC=R のとき
ω=R/L ω=1/CR
よって
1/ω=L/R 1/ω=CR
この 1/ωを「時定数」といい、T[sec/rad]で表します。
LR回路の時定数:T=L/R
CR回路の時定数:T=1/CR
スイッチオン時を0[sec]とすると、T[sec]において
IL=0.632×(V/R)
VC=0.632×V
と、共に最大値の63.2%になります。
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