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聖教新聞 (2018/ 1/21) 〈名字の言〉

2018年02月15日 21時21分45秒 | コラム・ルポ

〈名字の言〉 2018年1月21日

 企業・団体などでは、管理職が部下との面談を定期的に行うことが多い。その際、管理職が陥りがちな落とし穴として、臨床心理士の宮城まり子さんは“アドバイスのし過ぎ”を指摘する▼その理由は「会話は、話す方が満足感が高い」から。部下を指導するうちに、自分だけ“満足”してしまう上司が少なくないという。宮城さんは、大事なのは相手の話を最後まで聞く「傾聴」であり、「“言葉のプレゼント”をあげようとする必要はない」と本紙で語っていた▼確かに、悩みを打ち明けられた時、具体的な解決策など示さなくても、ただ聞いてあげるだけで「気持ちが楽になった」「すっきりした」と言われることがある。親身に、最後まで話を聞いてもらった時に、人は“分かってくれる人がいる”と前向きな一歩を踏み出せる▼ただ“話を聞く”といっても、実は容易ではない。「傾聴」は受け身ではなく、能動的な行為だからだ。相手に向き合い、話に全神経を集中させる。途中で話を遮ったり、こちらの考えを押し付けたりしない。沈黙が訪れても待つなど、粘り強さが欠かせない▼話し上手は聞き上手。話を聞くとは、相手を一人の人間として受け入れ、尊重する心の表れ。ここに実り多き、励ましの第一歩がある。(鷹)

しゃべっちょこきの自分には、なかなか黙って聞くことができないんだなぁ。

でも、仕事仲間からしょっちゅう電話が入るのは、もしかして聞き上手? 

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