Claraの矯正治療日記

唇顎口蓋裂に起因する顎変形症の外科矯正日記。矯正を始めて三年経過。顎矯正手術後の矯正はあっという間に終わり保定に突入!

顎矯正手術前検査・資料作り・・・5月の調整日

2014-05-08 09:29:47 | 矯正歯科

5月の調整日で矯正歯科に行ってきました。
前回もそうだったのですが、この春一人暮しを始めた長女のところから数時間かけて車で戻ってそのまま矯正歯科に直行。
はじめからそのことを見越しての時間設定をしていたので大丈夫でしたが、遅れたらどうしようかと少し心配でした。
実際にはかなり余裕があり、昼から授業がある次女とランチをして、別れた後矯正歯科近くのファミレスで一時間以上も過ごす暇があったくらいでした。
ランチの後ゆったりしたきれいなトイレで軽く歯磨きをしていたのですが、ファミレスでは食事をせずにドリンクバーだけ頼み(ジュースしか飲みませんでした。)、時間をかけて念入りに歯磨きをしました。とは言っても家でするようなわけにはいかず、きっと矯正歯科で磨き直しする羽目になるのだろうなあ、と思っていました。きちんと磨こうとすると絶対に口の中のものが鏡につくんです!(鏡がない場合はそのへんにあるものにつくのです。外ではそうならないように気をつけているため十分磨くことができないのです。)

矯正歯科にも30分近く早く到着しましたが、少し早くしてもらえるかもと期待して女性週刊誌を何冊か読んで過ごしました。高齢の男性から知り合いと勘違いされました。(きっと認知症の方ですね。)ほかにも矯正治療ではないだろうと思われる高齢男性患者の方が。このクリニックは矯正がメインですが、虫歯治療も行っています。(でも歯医者臭くないです。)
名前を呼ばれ中に入ると男の子(小学校低学年)が両親とともに来ていて、ちょっと驚きました。親が一人だけというのはよくありますが、二人も来ているなんてよっぽどひどい症状なのか、特殊な矯正が必要なのかと思ったら前者だったみたいですね。とにかく歯医者に対する警戒心が強くて何もしなくても大騒ぎ(大泣き)で、今回の私の90分の検査・調整中60分くらいはこの子の泣き叫ぶ声が響き渡っていました。こんなにすごい泣き方を見たのは40年以上歯医者に通って今回がはじめて。よっぽど嫌な思い出があるのかも?今回は軽い処置で済ませたようです。

さて、今回は術前の検査ということで印象採り・レントゲン・咬み合わせの型採り・写真撮影・顎関節の動きの検査などを想像していましたが、このうち顎関節の動きの検査はありませんでした。
今までもお世話になっている衛生士さん(Aさん)と新人衛生士Bさんがいろいろお世話してくれました。

Bさん:何か困ったことなどありますか?
私:特には・・・。あ、上の細いワイヤーが内側に倒していただいているため、少し磨きにくいところがありました。

でもこのやりとりは後であらたに結紮した時、特に反映されてないと思います。
実際取り外してくれたのはAさんで、今回は歯磨きなかったです!(直前に念入りに磨いていたから不要だったのでしょうか??)
その状態でまず写真撮影があり、白壁のところに移動。白壁のところは撮影用スポットになっているようで矯正のはじめの検査の時にもそこで撮影しました。
正面(口を閉じた状態・歯を見せて笑った状態)・真横(左向き)・斜め45度(左向き)を撮影。
いまだに横顔を撮られる時になるべく下唇を引っ込めようという意識が働いてしまいます。(苦笑)

次にレントゲン室に移動。
歯を当てるための溝がついたものをくわえて、顔の周りを機械がくるくる回るもので撮影後(前は音楽があったように思いますがそれはなかったです。)、今度は耳の穴にはめるものがついた機械で撮影(方向を変えて2つか3つ撮影しました。2つは確実で3つはどうだったか?今思い出しながら書いているのでちょっと忘れています。)

この後は嫌いな印象採りがありましたが最初に咬み合わせの型を採りました。
薄い板をバーナー(?)であぶって奥歯でしっかり噛みます。この時の咬み合せが重要なんだと思うと緊張しますが、特に何も意識せずに普通に噛んでしまいました。
ずれていたらどうしましょう!?(その時々によって微妙に違うところで噛んでいると思うので。)
印象採りの時、隣の男の子がなかなか泣き止まないせいか先生が採りに来てくださいました。
先生、印象採りの際はいつもですが「は~い。ごめんね~。」と言いながらしてくださいます。
どんな顔になっているかわかりませんが、絶対に間抜けな顔になっているであろうと思われます。
上下採ったあと、先輩Aさんが新人Bさんに説明していましたが、スプリントを作るためと模型をつくるため、口腔外科の先生に渡すためなどで3つ採るとのこと。
前のの印象採りのカスが残った状態で(口をすすいだだけでは落ちないので)2個目・3個目も採りました。
この時Aさん(だと思う)が「2回続けて上を採ったら疲れますか?」というようなことを聞いてきたので、「大丈夫です。頑張ります!」と言いました。
確かに下より上のほうがきついのですが(私の場合上顎が小さいのでいつも型が合わなくて何度も入れたり出したりされることが多くそれで疲れるのです。)、今回はそんなに疲れませんでした。しかしさすがに上下3つずつは「おえっ」となりそうでした。このあとBさんが口周りを拭いてくれそうになかったので(Aさんもいつもならしてくれるのですが余裕がなさそうだったので)、ティッシュをもらい自分で拭きました。くちまわりにたくさん付いていて本当に間抜けな顔でした。

この後新しいアーチワイヤーを上下に付け結紮して終わりでしたが、今回はゴム(モジュール)ではなく上下ともワイヤーでした。
モジュールが新しくなるだろうと想像し、この二三日トマトソースのものを食べまくり、コーヒーを飲みまくったのですが。
まあワイヤーのほうが食べ物のことを気にしなくて良いのでいいですが。歯磨きはモジュールのほうが絶対楽だと思います。
今回の結紮は今までにないくらい念入りでしっかり締め上げていたように思います。上下全部締めてから最後に余分なところを切るのですが、唇の上に大量のワイヤーがあって重かっただけでなく唇まで挟まれているようなそんな感覚でした。いつもながらこの余分なワイヤー、もったいないですが仕方ないのでしょうね。

次回は今回採った資料(写真・模型・スプリント?・レントゲン写真)を渡してくれるそうです。(口腔外科に持っていくためですね。)6月上旬に予約を入れました。
更に手術直前にワイヤーにフックを付けるため(顎間固定があるためですね。)来て欲しいとのことで、入院前日に予約を入れました。
自分の想像では直前には一ヶ月の通院が2~3回に増えると思っていたので意外でした。
退院後にはすぐに行くかもしれませんので7月の通院は2回あるかもしれませんが、結局一ヶ月に一度の通院で済むものなのですね。
ここのクリニックがそうなるようにしているだけかもしれませんが。(HPでも患者様の負担が少なくなるように通院日を考えているとあります。)

こんなわけで手術が迫ってきたと実感できた今回の調整日でした。

 



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