朝方は雨。ゆっくりチェックアウトしてグラン・ヒラフのサマーゴンドラに乗りました。グラン・ヒラフはニセコ最大のスキー場で、アンヌプリの東側斜面に高低差940メートルの超ビッグなゲレンデが広がります。東洋のサンモリッツと呼ばれる程。ゴンドラに乗る前は曇っていましたが、中腹のレストハウスで休憩する頃には雲が切れてきました。レストハウス前から山頂まで続くリフトを見上げたところ。オフシーズンなのでリフトは動いていません。
レストハウスから眺める羊蹄山。まだ朝方の雨雲が残っています。
ゴンドラを使わず、歩いて下山しました。小石がゴロゴロしているので、スニーカーだと足もとが滑って大変でした。斜面はところどころかなり急になります。ここをスキーで滑り降りるなんて・・・考えただけで足がすくみます。
秋空が広がり、すすきの穂が風に揺れます。
下山の途中で、羊蹄山の山頂にかかっていた雲は流れていきました。麓の街は、アジアやオーストラリア、欧米からの観光客を受け入れる国際リゾート化が進んでいます。シーズン中はオージーで溢れかえり、日本とは思えないとか。
ゴンドラの出発点に戻ってきました。
恵庭渓谷には3つ滝があり、これは白扇の滝。紅葉の頃はさぞかしきれいでしょうね。
恵庭の「えこりん村」。広大な牧草地に牛や羊、馬などたくさんの動物が飼育されています。ちょうど夕方だったので、羊も牛もせっせと食事中でした。
ひと粒の種から1万個のトマトの収穫を目指す「とまとの森」。水耕栽培で、害虫や細菌の侵入を防ぎ、栄養、日照、温度や湿度のバランスに気を配るなど、さまざまなストレスを取り除いて本来の生命力を存分に発揮させることで、温室の天井いっぱいに茂るまでに成長するそうです。去年の11月に栽培をはじめ、9月下旬現在、実ったトマトは9100個を数えるそうです。
温室の中は、1本のトマトの苗が生い茂ってさながらジャングル。カウンターのように見える木の囲いの中は水槽。この中でトマトは根を思いっきり伸ばしています。暑い夏は牛乳パック280本分(カウンター前に見本展示)の水を吸うそうです。扇風機で室内の空気をかきまわして温度を調整しています。
水槽から伸びた幹は太くたくましい。モーツァルトなどのクラシック音楽を聴かせているそうです。誉めてあげるとよく育つとか。
イギリスの庭園風。さまざまな種類の薔薇の苗が売られていました。ガーデニング用品が何でも揃い、庭いじりをする人なら一日いても飽きません。
とぼけたブリキの農夫。
トラクターも絵になる。
ハロウィーンらしくかぼちゃのモチーフがいたるところに見られました。どこか懐かしくて、ほのぼのとした雰囲気に癒されます。時間がなくて銀河庭園、レストラン、馬の牧場に寄れなかったのが残念でした。