アジア映画巡礼

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5月が楽しみなインド映画の日本公開作♡2本

2024-03-23 | インド映画

もうすでにご存じかと思いますが、5月にインド映画の大作が2本公開されます。ヒンディー語映画『タイガー 裏切りのスパイ』(2023)と、タミル語映画『PS-Ⅰ 黄金の河』(2022)です。両方のチラシが手に入りましたので(ツイン様、『タイガー』チラシのご送付ありがとうございました!)、まずはチラシと映画のデータのご紹介を致します。

『タイガー 伝説のスパイ』 公式サイト 
 2023年/インド/ヒンディー語/156分/原題:Tiger 3/字幕: 藤井美佳
 監督:マニーシュ・シャルマー
 出演:サルマーン・カーン、カトリーナ・カイフ、イムラーン・ハーシュミー
 配給:ツイン
5月3日(金・祝)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー

チラシの最後に小さな字で書いてあるので見にくいち思いますが、画像を拡大してぜひ読んでいただきたいのが、枠囲み部分です。「『タイガー 裏切りのスパイ』公開記念! シリーズ1・2作ほかインド映画のTV放送決定!」と書いてあり、5月3日(金)には日本で2013年4月に公開された『タイガー 伝説のスパイ(Ek Tha Tiger/2012)』が、5月4日(土)には日本未公開の第2作『タイガー 蘇る伝説のスパイ(Tiger Zinda Hai/2017)』がテレビ放映されることが通知されています。そのうち劇場上映もあるのでは、と期待していますが、この2本の前作は見なくても『タイガー 裏切りのスパイ』は楽しめるものの、見た方がタイガーの息子の成長などがよくわかり、さらに作品が楽しめます。配給会社ツインの粋な計らい、さらに「タイガー・ワールド」を楽しくしてくれることでしょう。

そして、今回のパブには一切出てこないのですが、「タイガーさん」と言えば「○○ーンさん」、こちらの方もどうぞお楽しみに。予告編はまだのようですが、アップされたらまたお知らせします。

 

『PS-Ⅰ 黄金の河』 公式サイト  
 2022年/インド/タミル語/167分/原題:Ponniyin Selvan Part One  பொன்னியின் செல்வன் 1/字幕:大西美保・監修:小尾淳・協力:安宅直子
 監督:マニラトナム
 出演:ヴィクラム、アイシワリヤー・ラーイ、ジェヤム・ラヴィ、カールティ、トリシャー・クリシュナン
 配給:SPACEBOX
5月17日(金)全国順次公開ロードショー

こちらの方は、すでに<インディアンムービーウィーク2023 Part 2>でチケット争奪戦に勝ち抜いてご覧になった方もいらっしゃるはず。公開前からもう大人気なのですが、それもそのはず、かの『ロージャー』(1992)や『ボンベイ』(1995)のマニラトナム監督作であること、タミル語映画の5大スターが競演し、脇も達者な俳優で固められていること、きらびやかな衣装や建物など10世紀のチョーラ王朝時代を忠実に再現した舞台装置と、その中で王侯貴族やその周辺の人々の愛憎劇が繰り広げられるなど、どの点を取っても見応え十分。久しぶりのマニラトナム監督作品には、映画としての面白さがた~っぷり詰まっています。この作品を見ずして、インド映画は語れません! 

(c)Madras Talkies (c)Lyca Productions

2部作の本作は、第2部の公開日が6月14日(金)とすでに決まっており、まずは本作でその世界にとっぷりと浸っておくことが肝心です。(公式サイトには第2部のタイトルが『PS2 大いなる船出』とあるのですが、『PS-Ⅰ』と『PS2』ではシリーズ題名としてちょっとおかしいのでは? このあたり、大作の名に恥じぬよう、パブも格調高くお願い致します🙏)『PS-Ⅰ』はすでに予告編ができていますので、こちらをたっぷりとお楽しみ下さい。(ありゃ、この予告編サイトは「PS1」表記ですね。当初はこちらの表記だったのかも。いずれにせよ、統一をどうぞよろしく)

インド映画「PS1 黄金の河」予告

 


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