珍健二の部屋

感動の名文句を浅く分析する日記

メリークリスマス

2008-12-24 | Weblog
メリークリスマス!

イエスが馬小屋で誕生されたのが、一応、明日の12月25日ということになっています。
その降誕を祝うキリスト教の祭日がクリスマスです。

高額なブランド品をねだって、その金額によって愛の深さをはかったり、その見返りにと、ふしだらな妄想を展開する浅はかな無信教者達が、いちゃつくための祭日ではないのです。決して。
そんな輩には、神のきつい審判がくだります。

ああ、神よ、聖なるこの日に、ふしだらに絡み合う男女にきついお仕置きを。
僕のやっかみも上乗せして、彼らに、ヨブが受けたような恐ろしい試練を与えたまえ。アーメン。

だいたいにおいて、
「私の誕生した日には、おもいっきしベットの上で、いちゃつきなさい」
という文言は、聖書のどこにも書いてありません。

「私の誕生した日には、おもいっきしベットを、きしませなさい」
とも、書いてありません。

「私の誕生した日には、おもいっきしベットを、ぬらしなさい」
とも、書いてありません。

聖書のどこをめくっても、ベットに関するテクニックは、いっさい書いてないのです。わはは。


くだらない冗談はともかく、この聖なる日にプレゼントを贈るというのは、気持ちがいいものです。
人の喜ぶ顔を見るのは、何にもかえられない、僕自身の喜びとなっているのは間違いないところです。

ゴルフの練習

2008-12-24 | Weblog
SHOさんとゴルフの練習へ。

しばらくすると、僕の打席の後ろに、学生ズボンを履いた男性が入った。
スーツのズボンではなく、間違いなく学生ズボンだった。
学生ズボンは、ゴルフバックを開いて、中からバットを取り出した。
まっ黒い、バリー・ボンズが使うような、木製のバットだった。
学生ズボンは、おもむろに打席に立ち、そのバットで素振りを始めた。
野球のスイングではなく、ゴルフのスイングで、おもいっきし素振りをしていた。
そのバットでボールを打つのかと思って見ていたら、さすがに正気にもどったらしく、バットをストンとバックに収め、アイアンでボールを打ち始めた。つまらん。

古式マッサージ

2008-12-18 | Weblog
fukaさんに、タイ古式マッサージオリエンタルボーランをおしえてもらった。
とても、お手ごろな価格で古式マッサージをしてくれるらしい。

僕も以前はタイに関して、うるさい男だった。
いつかランパーンあたりで水牛を引くのも悪くない。
逃げるなら、タイ。

そんな思いから、タイ語を完璧にマスターしようと勉学に励んだことがあった。
勉強方法として最適なのは、タイの音楽CDである。
代表的なロックバンドである「loso」や、タイの長渕剛ともいえる「カラバオ」、加えて「チャイナドール」、「パーミー」、「SILLY FOOLS」、「トンチャイ」、タイの演歌「ルークトゥン」、タイ語吹き替え映画「キル・ビル」、タイ語吹き替え映画「ターミナル」、タイ語吹き替えアニメ「千と千尋の神隠し」、タイ語吹き替えアニメ「ワンピース」、タイ語吹き替え版、金城武主演の「リターナー」 などの商品を次々とタイから密輸して、研究につぐ研究で、冷静になって自分の脳と相談した結果、ついていけないという結論に達した。
今はすべての教材がホコリにまみれて散らかっているし、タイに逃げる気持ちも無くなったし、逃げるならロシアのほうが魅力的だ。

「ナー オック メーサーウーコンニー ボン チンチン!」
(みろや、あの女、めちゃくちゃオッパイおおきいぜ!)

恥ずかしながら、現在覚えているタイ語はこのくらいしかない。

12月12日

2008-12-12 | Weblog
ビジネス中に、2人組みの老婆がやってきた。
とつぜんやってくるおしゃれな老婆は、そのほとんどがエホバである。

老婆は、「イエスキリストは御存知ですか?」と喋りかけてきた。

僕は、「イエスは大工の倅です」と答えた。
すると2人の老婆は、「ああ、よく御存知で!」と、感激したように言った。

イエスは偉大な宗教家になる前、大工として生きていた、というのは建築業界の常識である。


嫌がることなく答える僕をみて、軽く調子に乗った老婆が、立て続けに、
「では、キリストは何を御教えになったのでしょ~うか?」
と、クイズ番組の司会者さながらに質問してきた。

僕は、「隣人を愛しなさい」 とだけ言った。

すると2人の老婆は、なにか言いながら、満足そうに立ち去った。

ひょっとして、僕の中にキリストを見たのかもしれない。

カニ

2008-12-07 | Weblog
カニの食い放題があるということで、Kさん、T家具副社長、Uさんご家族達と会場に乗り込んだ。会場に入ると大勢の人々が、われ先にとばかりに、めいめい好きな食材を求めて、難民のようにごった返していた。すべてがセルフサービスなので、人ごみをかき分けて、おしのけて、踏み台にして、カニやら、スシやら、スパゲッティーやら、勝ち取らなければならない。会場全体がピリピリと殺気だっていて、まるで、ちょっとした戦場のようである。

「じっとしてたら食えねえどぉー!」
どこかの爺さんが家族に向かって怒鳴り散らしているのが聞こえた。

ああ、なんて残念な言葉なんだろうか。

「じっとしてたら食えねえどぉー!」
恋するあの子に告白したいと思って躊躇している後輩に対し、カツを入れる、おせっかいなヤンキー先輩のようなセリフである。

「あなた達はここにいなさい。私が皆のカニをとってくるから。」
本来なら、まして、家族の長であるなら、このようなセリフが当然じゃないか。

まぁ、どうでもいいけど重要なのは僕のカニである。
僕のカニを求めて、渋谷のスクランブル交差点のような会場をあざやかにすりぬけ、ズワイガニやタラバガニをゲットした。

ビールやら、酒も飲み放題だったけど、酒なんか飲んでたらカニが食えなくなくってしまうので、ひたすらカニ、カニ、親の仇のように食いまくって、カニの殻の山を築いて、なんとか代金の3800円の元は取れたのかもしれない。

ゴルフ

2008-12-07 | Weblog
AM8:00。
Hさん、Aさんとゴルフ場に到着した。
 
見渡すと、遠くの山々はすでに真っ白。
いずれこのあたりも白銀で覆われることだろう。
とにかく寒い。膝がガクガクする。
きっと、この寒さでは、どんな屈強なゴルファーだとしても、おいなりさんが、ライチほどに縮みあがってしまうことだろう。とうぜん、中央に備え付けられた、マグナムもしかり。いまにも茂みに消え去らんばかりとなってしまう。


昔、中学の時の数学の先生がこんなことを言っていた。
「俺は寒いほうが断然好きだ。何故なら体を動かせば直ぐに温かくなるからだ。」
そんなことを言いながら、教室でランニングの真似事なんかをして、白い息をほっほと吐いていた。

じゃあ、先生、極寒のシベリアでも『寒いほうが断然好き』と言えるんですね?
北極の海の中に裸で飛び込んで、水中でランニングの真似事すれば、直ぐに温かくなるんですね?
それであなた、瀕死の状態で引き上げられた挙句、『寒いほうが断然好き』と、まだ言い張るつもりですか?

今ならば、声を大にして、そう言いたい。

ここでは彼が、よき教師であったかどうかについて、いっさいふれないでおくことにする。
ただ僕は、彼の授業で数学が大嫌いになったという事実を、ここに書き記しておきたい。

さわやかなゴルフの日記を書こうとしてたら、突然、20年の時を超え、あの先生の顔が浮かんできて、いまいましい屈折した考えのとりこになってしまった。