今日で大震災より1年がたちました。
僕は僕なりの方法で1年前を振り返りたいと思います。
この日のために新聞をとっておきました。
今日は当時の朝日新聞の1面の見出しを並べてみます。
2011年 3月11日(金)夕刊 首相に違法献金の疑い 104万円 在日韓国人から
3月12日(土)朝刊 東日本大震災 震度7 沿岸に大津波 福島原発が緊急事態 放射能漏れる可能性
3月12日(土)夕刊 東北沿岸 壊滅的 福島原発、放射能放出 (12面 放射能放出 4万人避難)
3月13日(日)朝刊 福島原発で爆発 炉心溶融、建屋は損傷 第一1号、周辺3人被曝
3月13日(日)(東日本大震災特別号外)3号機も冷却不全 敷地境界 放射線量基準上回る
3月14日(月)朝刊 「死者は万単位」 今日から輪番停電 3号機も爆発の恐れ
3月14日(月)夕刊 計画停電 大混乱 3号機、水素爆発か
3月15日(火)朝刊 2号機も炉心溶融 燃料棒、すべて露出 計画停電東電が開始
3月15日(火)夕刊 圧力翌性質損壊か 放射能大量飛散の恐れ 2号機爆発、炉心溶融 各地で異常値観測 茨城、通常の100倍
3月16日(水)朝刊 福島第一制御困難 4号機でも爆発、建屋に穴 周辺、高濃度の放射能
3月16日(水)夕刊 3号機 格納容器損壊か 福島第一 放射能含む?白煙
こうして見出しを見ただけであの当時の恐怖と怒りがよみがえってきます。
当時から新聞は炉心溶融(メルトダウン)と言っていたのですね。そしてまさにこの大混乱のなか、すこしでも事故から目をそらし、原発がなくなれば電気がなくなるとでも言いたげな計画停電実施という東電の鬼畜ぶり。
このような事態を経験しながらも、いまだに原発再稼働が必要だというアホどもが世の中にいます。そういった意味でこの1年は失望の連続の1年でした。でも絶望ではありません。やっぱり原発はもういらないという多くの国民が今日も日本中でデモをしています。
明日から少しずつ当時の新聞を毎日1日分ずつ検証していきたいと思います。