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〜かたることばが歌になる風になる〜

焼肉パワーの国③

韓国旅行2日目。
旅行前に予約していた午前中だけの、時代劇ドラマの撮影セット見学ツアーの集合場所は、ホテルから歩いて5分ほどのところのロッテホテル。
交通量の多い大きな道路に出ると目の前にドーンと見えるが、信号が見当たらないので歩道から地下街に降りて対面の地上に出る。
ゴージャスな広々とした高級ホテルのロビーの、ピアノ横で集合時間に妹と待っていると、イ.シウン(シオン?)さんという日本語堪能の、40歳すぎぐらいの女性のガイドさんが来た。彼女は日本で20年暮らしていてこちらの男性と結婚して韓国に来たそうだ。マイクロバスの運転手さんと彼女が喋っているのを聞いていると、単語は韓国語なんだけど何故か日本語に聞こえてしまう。
気さくでわかりやすいガイドをしてくれるので、ついつい韓流ドラマの話が友達のように盛り上がってしまい、元々あまり興味がない妹は苦笑しながら私たちの会話を聞いている。ソウルから1時間半ほどで「大長今テーマパーク」に到着。大長今(テジャングム)は、偉大なるチャングムとでも訳すのだろうか、イ.ヨンエという、韓国の吉永小百合のような女優さんがチャングムを演じて、日本でもブームになった「チャングムの誓い」というドラマにちなんで名付けた時代劇のセット村。京都太秦映画村みたいなものだがあちらよりかなり広大だと思う。


どこかしこも私が見た時代劇「イ.サン」「トンイ」「チュモン」「ホ.ジュン」「武神」「善徳女王」などなど。








現在も撮影がなされていて、この日もコ.スという男優が新しい時代劇を撮っているのに遭遇したが、遠くからでしか見ることが出来なかった。


ピアノやコーラスで音楽を表現することは、芝居の演技に似ていると私は常々思っていて、日本の役者さんにも表現のうまさが要求されるのはあたりまえだが、格闘技のアクション、英語の会話の発音、楽器の演奏など、韓国の男性、女性の俳優さんのいろんな抜きんでた才能にいつも驚かされる。
音楽の表現も、持ち前の感性の中で計算もしながら演じている、役者と同じだと思っている。

のめり込んでいるのかと思いきや、ドラマのそんなところをも見ながら熱くなってしゃべる私の話を、妹は半分あきれたように半分感心しながら聞いている。

この日のツアーはお昼までで、ホテルで少し休憩したあと、夕食は主人の会社時代の方が迎えに来て下さって、カンジャンケジャン(カニのしょうゆ漬け)を食べに行く。

活動を終了した「女声合唱団風」のこと、「コーラス花座」のこと、韓国ドラマ、中国ドラマなど色々。

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