Oggiの戦略とは?

2010-02-26 | コラム
「Ojji」 恐らくは30~40代をメインターゲットにした女性ファッション誌という定義でいいんでしょうが、今朝の日経新聞に一面カラー広告を展開してました。

そのターゲットで日経新聞を読む人の割合が何%になるのか、
マーケティング手法で言えば、
ありえない広告でしょう。
だって、ターゲットで読む人は数%でしょうから・・。
広告とは、
見てくれる人が多いところにお金をかけるもの。

となれば、
この広告の意味はいったいなんでしょうか?
想像してみましょう。
①小学館が日経に貸しを作った
②うーん浮かびません。
他は、見当たりません。

だって、日経だけ購読している一般家庭って非常に少ないでしょうから、
ビジネスの世界で活躍する女性がいくら増えたと言っても、
この広告を眼にするターゲット女性の数は、
費用対効果を考えると少なすぎるんですねぇ。

この雑誌は印刷部数23万部です。
一冊670円ですから完売すれば1億5,410万円の売り上げです。
日経の一面は定価2,040万円(意外と安い)この何掛けかは
ケースバイケースなので言いようがありません。

雑誌売り上げが仮に1億2,000万円あったとし、
販売店と流通で4割使えば7,200万円。3割でも8,400万円。
そこから、日経以外の宣伝(電車の吊り広告や他雑誌への広告等)のすべての費用、
印刷などを考えると5,000万円ってところでしょうか。
そこから2,000万円近く日経に出したら、取材費などどれほどの営業収益を確保できるんでしょうか?しかも広告効果として売り上げを何%アップできるのか?
2割くらいアップしてトントンでしょうか?いやぁ、もっとアップしないと無理ではないでしょうか?

やはり、
小学館の貸し・・・が理由でしょうね。
何が両者の間にあったのか?

でも面白い広告に遭遇したもんです。

バー ローゼン

2010-02-26 | 日記
景気は回復している。確実に。
それがよくわかるのは、夜の社交場でしょう。
いわゆる、お姉さんがいるクラブなどはお客が戻ってきたといいますし(あのような場所は嫌いなので極力近づかないようにしていますので・・・)、レストランも予約が困難になっています。

ホテルのバーはなんとなく敷居が高いものですが、
好きな場所でもあります。
なぜなら、
音楽がない
女性のサービスがない
好きなお酒が豊富・・
ま、こんなところでしょうか。

中でも一番好きなのは
ウェスティンナゴヤキャッスルホテルの
1階にある「バー ローゼン」
ここは天井も高く、
華美にならずに深い色の木の森の中にいるような創りで
バーテンダーもプロとしての誇りを持ち

都心から離れているために
ここだけは学会とかにぶつからなければ
人も少なく静か。

都心から離れているが、タクシーで1,000くらい・・。
お勧めです。

牡蠣のシーズンエンドに・・・

2010-02-24 | 料理
1年半ほど前に書いた記事です

多少手を入れましたが・・・・

「牡蠣フライを丼ぶりにするというもの。
フライのもつサクサクを全否定するという、ありえないレシピ。

しかーし!
なんとも美味い。
自宅で牡蠣フライはけっこう熟練技を必要とします。
従って、スーパーでフライを買ってきます。
(しかも、この季節は実に安い!)

それを行平鍋に入れて、酒、醤油、みりん(砂糖の方少し入れたほうがいい)の黄金トリオをフライが半分見えないくらいの量を入れしばらく煮詰めます。
そこに卵を割ってひと煮立ち。
これだけです。
ご飯の上に乗せましょう。
牡蠣が苦手でも、牡蠣臭さもないし、
黄金トリオと牡蠣がマッチ、またゆるくなった衣も
このときばかりは最高の脇役。
是非!

なお、
新米は
すし飯用よりも水は少なく、
しんが残るくらいの硬さにしてくださいね。」

ってなものです。

美味しいだけど、
誰も挑戦してくれない・・・泣。

洗面台の数

2010-02-24 | コラム
女性のことは分からないけど、
少なくとも男性は、この5年ほど前から、
昼食後に「歯磨き」をする人が急速に増えた。
僕の職場では7割くらいは磨いている。
以前はほとんど磨いている人はいなかったから
随分変わったもの。

そこで問題になるのは洗面台の数だ。

僕が知る限り、
男子トイレの洗面台は2つ・・・が標準だと思います。
っていうか、ほとんど2つ。どこも。

だから、昔からは考えられないほど、洗面所が混むんです。
1時頃に・・・。

こういう設備は簡単には変更できないので、
新しいビルに求められるのは、
こういう生活習慣にどれほど対応しているかということ。

当然、女性も、男性より長時間いる場所なので、
洗面所が清潔でスタイリッシュ・・・
これは職場環境として重要な要素ですよね。

あと、劇場などには
もっと多くの女性トイレを作るべきでしょうね。
劇場はいつも女性トイレに長い列ができる。
男が設計するとこうなっちゃうんでしょうが、
設計者全体の思想の問題。
世間知らずなんでしょうなぁ。
設計の世界にもマーケティングプランナーが必要なのではないかなぁ・・・。

ツイッター2

2010-02-23 | 日記
後から後から追いかけてくるツイッターは、
よほど時間がないと無理だぁ。
フォローの数は多くなればなるほど、義務感っていうか、あちこち見ているうちに、疲れちゃうしなぁ。
皆さんはどう使いこなしているんでしょうか?

パブリックビューイングの罪

2010-02-22 | コラム
バンクーバーオリンピックもあと少しになってきましたね。

多くの人が、随分前からカーリングの解説者だったかのように語るようになっているのが面白いですね。
それから、ほとんど競技人口のないようなスケルトンなんてオリンピックの競技として有り?とか、アメリカのXスポーツがどんどんオリンピックの種目として増えていることに疑問は感じていますが・・・。

さて、
日本人選手は、
その多くが、出身地で壮行会を開いて(もらい・・・)カナダに向かっていきました。
テレビでは、メダルを取った選手の地元で応援する人々が映しだされています。
公民館や市役所のロビーなどで。
いわゆるパブリックビューイングですね。

明らかにメダル候補の場合は仕方ないかな・・・
そう思ったりするんですが、
明らかにメダル取れない選手の場合が辛い。
もちろん、ほとんど全国ネットには出てきませんが、
地元のローカルニュースではバンバン放送されるわけです。
そこに両親、兄弟が・・・。

試合が終わって、両親は周囲に謝る・・。
謝る必要なってまったくないのに、
日本人的には、それが当たり前のように・・・。

さらに選手が帰ってきてからも
謝罪行脚。

これって変だよね。
地元の人が、
選手に何かしてあげたのか?NO!
選手は勝手に努力しオリンピックに出場した。
それに
勝手に地元が盛り上がった。
選手になんにも罪はない。
なのに地元に帰って、市役所とかに
「ありがとうございました。ごめんなさい。」と言いに挨拶。

これって、どう考えても変。
地元が大金はたいて
選手のために施設を作ったとか
毎日肉を差し入れたとかなら話は別ですが
多くは何もしていおません。

勝手に盛りあっがった。

もう、最初からメダルの可能性が全くない選手の
パブリックビューイングは止めにしませんか?

最初から負けると分かっていた戦争に
それでも勝てると思わせて戦場に送り出した
あのころに重なってしまうのは僕だけかなぁ。


おお泣きして・・・

2010-02-19 | 日記
今まで何度見て何度泣いたんだろうか?
ビデオだってあるんだから、
わざわざテレビで見なくてもいいようなものだけど、
それでもついつい見て
そして泣く・・・。

僕が一番好きな日本映画

テーマの凄さ
物語の進行のうまさ
設定の独創性
主人公と主人公を取り巻く脇役の、人を惹きつける魅力
主題を見事に具現化した音楽

どれをとってもこの映画にはかなわない。

たかがアニメに・・・
と言う人とは、所詮、相いれないだろう。

だれが何と言おうがかまいません。

ありがとう
宮崎駿監督

風の谷のナウシカ 最高です

3Dテレビの将来

2010-02-17 | コラム
今年は3Dテレビ元年と言われています。
パナソニックテレビの発売など、事実そうでしょう。
しかし、すぐにそういう3D番組が増えるということにはなりません。
むしろかなり時間がかかるでしょう。

理由①ソフト
   「アバター」「クリスマスキャロル」と3D映画が次々と製作され、
   映画の世界では、ハイリスク-ハイリターンで、
   にわかにブームとなっていますが、
   テレビ番組ではそのソフトが供給されません。
   3D映画が仮に年間数十本製作さえる時代となっても、
   日常的に3Dを見るには、ソフト不足が続くのです。

理由②ハード
   ソフト供給の鍵となるのが、3Dハイビジョンカメラは試作の段階。
   パナソニックの2眼式3Dか、
   ソニーの単眼3Dカメラが技術的には最も近い存在でしょうが、
   地上派デジタルの投資で疲弊しているテレビ局が、ようやく
   HDカメラをほぼ揃えたばかり。
   (今でも画面の左右に黒味が出るレターボックス映像を見かけるが
    この映像はアナログSD映像)
   HDハンディカメラが1台約500万円、もちろんスタジオ用はその何倍もします。
   だから、ようやくHDカメラを揃えたばかり(編集機材もそうです)の
   この時期に、しかもどこもテレビ局は赤字。

   設備投資に回せる金額は・・・厳しいでしょうね。
   キー局、東京の制作会社も・・・様子見でしょう。

3Dが普及するには
少なくとも5年以上、
10年近くかかるでしょうね・・・。
もちろんCMは先行しますから、
早ければ年内に3DCMはお目見えします。
最初の一本は「とくダネ!」などで話題にするでしょうし・・・。

まだまだ先の話。これが結論です。

2日月

2010-02-16 | 日記
今日の月は、
本当に神秘的で美しかった!

夜の7時頃、西の空に、それが○なんだとわかるような、薄っすらとした輪郭を見せたリングのような、薄い薄い月があった。
ほんの30分くらい輝いて、ビルの中に飲み込まれてしまいました・・・。

いやぁ、名古屋の真ん中でもあんなに奇麗な月が見られるなんて!

月影の至らぬ里はなけれども・・・
あの月の光が届く限り、
世の中に希望はある・・。

そう思いながら
寒空を眺めておしました。

合掌