派遣労働者の厳しい現実。
かつて、派遣などという言葉がなかったころ、
日本は「出稼ぎ」というシステムで産業発展をとげた。
主に東北や九州の農村部が農閑期に入るころ、
現金収入を求めて、故郷を離れ、都会で単身頑張った。
つまり農村部が工業の調整弁を果たしていたのだ。
教科書的に言えば、
第一次産業が第二次産業の労働力となっていたということだ。
派遣は、このシステムを破壊した。
工場を九州や東北に建てて職住接近で、出稼ぎを死語となった。
そして、第一次産業から離脱して第二次産業の専業となったことだ。
しかし、専業となっても、田畑を有するが故に、田植えや稲刈りでしばしば会社を休むわけにもいかず、季節限定で働ける派遣・・・が盛んになっていく。
今から20年くらい前にことだろう。
このあたりから、だんだん労働に対してあやしくなる。
つまり終身雇用の破壊だ。
半年働いて、保険で3か月暮らし、また半年働く。
海外旅行にいくとそんな若者(同世代)によく出会った。
少しうらやましかった。・・・・
この結果、企業への依存度は希薄になり、
給料のいい職場へ簡単に移動することが日常となった。
しかし、労働力不足が20年以上も続くと、
働く側がイニシアティブをとるために、
企業は住居すら与えるようになって、
本来賃金によって、衣食住遊を満たすはずが、
金銭的に大きな部分を占める住について
支出が極めて低く済むことが価値観を変化させ、
余剰賃金を貯蓄に回さず、衣食にシフトしていった。
もちろん、生活のレベルアップはだれしも願うことだから、
それを非難する権利は誰にもない。
しかし、
派遣は「契約」によって成立している仕事。
半年働いて3か月保険・・・の、その3か月の住居はどうだったのか?
それを忘れて、明日の生活費が数百円という暮らしを続けてきた
一部の派遣労働者の、ことに対する自問自答は・・・?
もちろん、派遣の給与が途上国並みの水準であることに問題はある。
それが最大の問題であり、
早く最低賃金のアップと企業の賃金搾取に対する歯止め措置を法制化すべきであることは言うまでもない。
でも、
正社員として、つまらん上司に精神的に苦痛は浴びせられながらも
歯をくいしばって耐えてきた、
3か月という休みもなく、
海外放浪もできず、
そんな自由時間を青春時代に持てなくとも、
つつましやかに生活してきたサラリーマン。
彼らの苦しみを
派遣・・フリーターとして過ごしてきた彼らに理解できるだえろうか?
正社員は決して単純な勝ち組ではないのだ。
派遣は厳しい。
だからこそ、その厳しさを理解しなければいけなかったのではないのか?
明日の生活費が数百円という金銭感覚で生きてきたことに反省はないのだろうか?
企業は彼らを使い捨てたか?
彼らだって、散々都合よく企業を使ってきたではなのか?
この夏までは・・・・。
どうして
蟻とキリギリスという童話を、、
人生にたいして警告した物語を読まなかったのか?
少し厳しすぎる意見は承知の上、
あえて誰も言わないことを
書きました。
もちろん、望まないでそうなった人が大半であることも知っています。
でも、その人たちの多くが、必死にがんばっているのに、
やはり数百円しかない!とい一部の人の生活ぶりは僕には納得できません。
かつて、派遣などという言葉がなかったころ、
日本は「出稼ぎ」というシステムで産業発展をとげた。
主に東北や九州の農村部が農閑期に入るころ、
現金収入を求めて、故郷を離れ、都会で単身頑張った。
つまり農村部が工業の調整弁を果たしていたのだ。
教科書的に言えば、
第一次産業が第二次産業の労働力となっていたということだ。
派遣は、このシステムを破壊した。
工場を九州や東北に建てて職住接近で、出稼ぎを死語となった。
そして、第一次産業から離脱して第二次産業の専業となったことだ。
しかし、専業となっても、田畑を有するが故に、田植えや稲刈りでしばしば会社を休むわけにもいかず、季節限定で働ける派遣・・・が盛んになっていく。
今から20年くらい前にことだろう。
このあたりから、だんだん労働に対してあやしくなる。
つまり終身雇用の破壊だ。
半年働いて、保険で3か月暮らし、また半年働く。
海外旅行にいくとそんな若者(同世代)によく出会った。
少しうらやましかった。・・・・
この結果、企業への依存度は希薄になり、
給料のいい職場へ簡単に移動することが日常となった。
しかし、労働力不足が20年以上も続くと、
働く側がイニシアティブをとるために、
企業は住居すら与えるようになって、
本来賃金によって、衣食住遊を満たすはずが、
金銭的に大きな部分を占める住について
支出が極めて低く済むことが価値観を変化させ、
余剰賃金を貯蓄に回さず、衣食にシフトしていった。
もちろん、生活のレベルアップはだれしも願うことだから、
それを非難する権利は誰にもない。
しかし、
派遣は「契約」によって成立している仕事。
半年働いて3か月保険・・・の、その3か月の住居はどうだったのか?
それを忘れて、明日の生活費が数百円という暮らしを続けてきた
一部の派遣労働者の、ことに対する自問自答は・・・?
もちろん、派遣の給与が途上国並みの水準であることに問題はある。
それが最大の問題であり、
早く最低賃金のアップと企業の賃金搾取に対する歯止め措置を法制化すべきであることは言うまでもない。
でも、
正社員として、つまらん上司に精神的に苦痛は浴びせられながらも
歯をくいしばって耐えてきた、
3か月という休みもなく、
海外放浪もできず、
そんな自由時間を青春時代に持てなくとも、
つつましやかに生活してきたサラリーマン。
彼らの苦しみを
派遣・・フリーターとして過ごしてきた彼らに理解できるだえろうか?
正社員は決して単純な勝ち組ではないのだ。
派遣は厳しい。
だからこそ、その厳しさを理解しなければいけなかったのではないのか?
明日の生活費が数百円という金銭感覚で生きてきたことに反省はないのだろうか?
企業は彼らを使い捨てたか?
彼らだって、散々都合よく企業を使ってきたではなのか?
この夏までは・・・・。
どうして
蟻とキリギリスという童話を、、
人生にたいして警告した物語を読まなかったのか?
少し厳しすぎる意見は承知の上、
あえて誰も言わないことを
書きました。
もちろん、望まないでそうなった人が大半であることも知っています。
でも、その人たちの多くが、必死にがんばっているのに、
やはり数百円しかない!とい一部の人の生活ぶりは僕には納得できません。