一部の派遣労働者に読んで欲しい「蟻とキリギリス」

2008-12-27 | 時事問題
派遣労働者の厳しい現実。

かつて、派遣などという言葉がなかったころ、
日本は「出稼ぎ」というシステムで産業発展をとげた。
主に東北や九州の農村部が農閑期に入るころ、
現金収入を求めて、故郷を離れ、都会で単身頑張った。
つまり農村部が工業の調整弁を果たしていたのだ。
教科書的に言えば、
第一次産業が第二次産業の労働力となっていたということだ。

派遣は、このシステムを破壊した。
工場を九州や東北に建てて職住接近で、出稼ぎを死語となった。
そして、第一次産業から離脱して第二次産業の専業となったことだ。
しかし、専業となっても、田畑を有するが故に、田植えや稲刈りでしばしば会社を休むわけにもいかず、季節限定で働ける派遣・・・が盛んになっていく。

今から20年くらい前にことだろう。
このあたりから、だんだん労働に対してあやしくなる。
つまり終身雇用の破壊だ。

半年働いて、保険で3か月暮らし、また半年働く。
海外旅行にいくとそんな若者(同世代)によく出会った。
少しうらやましかった。・・・・

この結果、企業への依存度は希薄になり、
給料のいい職場へ簡単に移動することが日常となった。

しかし、労働力不足が20年以上も続くと、
働く側がイニシアティブをとるために、
企業は住居すら与えるようになって、
本来賃金によって、衣食住遊を満たすはずが、
金銭的に大きな部分を占める住について
支出が極めて低く済むことが価値観を変化させ、
余剰賃金を貯蓄に回さず、衣食にシフトしていった。

もちろん、生活のレベルアップはだれしも願うことだから、
それを非難する権利は誰にもない。
しかし、
派遣は「契約」によって成立している仕事。
半年働いて3か月保険・・・の、その3か月の住居はどうだったのか?
それを忘れて、明日の生活費が数百円という暮らしを続けてきた
一部の派遣労働者の、ことに対する自問自答は・・・?

もちろん、派遣の給与が途上国並みの水準であることに問題はある。
それが最大の問題であり、
早く最低賃金のアップと企業の賃金搾取に対する歯止め措置を法制化すべきであることは言うまでもない。

でも、
正社員として、つまらん上司に精神的に苦痛は浴びせられながらも
歯をくいしばって耐えてきた、
3か月という休みもなく、
海外放浪もできず、
そんな自由時間を青春時代に持てなくとも、
つつましやかに生活してきたサラリーマン。
彼らの苦しみを
派遣・・フリーターとして過ごしてきた彼らに理解できるだえろうか?
正社員は決して単純な勝ち組ではないのだ。

派遣は厳しい。
だからこそ、その厳しさを理解しなければいけなかったのではないのか?
明日の生活費が数百円という金銭感覚で生きてきたことに反省はないのだろうか?

企業は彼らを使い捨てたか?
彼らだって、散々都合よく企業を使ってきたではなのか?
この夏までは・・・・。

どうして
蟻とキリギリスという童話を、、
人生にたいして警告した物語を読まなかったのか?


少し厳しすぎる意見は承知の上、
あえて誰も言わないことを
書きました。

もちろん、望まないでそうなった人が大半であることも知っています。
でも、その人たちの多くが、必死にがんばっているのに、
やはり数百円しかない!とい一部の人の生活ぶりは僕には納得できません。

忘年会のない会社

2008-12-25 | コラム
僕の会社は忘年会がない。

と言うか、
年中飲み会をしているから・・・か。
この年末はみな忙しくて、スタッフ全員集まるとかが困難なので
自然に新年会となってしまう。

色々付き合いのある会社からは山のようにビールなどが送られてくるが、
その箱のそばで、みんなもくもくとパソコンに向かい、
電話で怒鳴りあい、
夜8時ころ誰かが
「おい出前取るけど、乗る人!」と叫ぶ。

いくらジェンダーフリーなんて言おうとも、
女性スタッフの多くは帰宅しており、
30代男が大半の事務所に、
タレント事務所やら様々な制作会社のスタッフがそこここで打ち合わせをしている。
これが9時頃の光景。

仕事の役にたたない20代に結婚相手を見つけなくては、
40歳まではほぼ皆独身で過ごすことになる・・・んだ。
だって、
突然、明日は休み・・・って言われてもねぇ。
仕事はじまるの遅いし、
だから終わるの遅いし、
デートの時間、働くし・・・。

で、今日は普通にこれからまだ9時過ぎまではしっかり仕事です。

クリスマス休戦

2008-12-24 | 時事問題
メリークリスマス
皆様にとって、今日一日、素晴らしい一日でありますように。

イラク戦争の時も、その昔の湾岸戦争の時も、
クリスマス休戦というのがあった。
アメリカと中東との戦争は、
今は石油をめぐる戦争だが、
根本は宗教戦争。
十字軍から延々と・・・・。
それにもかかわらず、
攻めるほうは勝手にクリスマス休戦などと自分の宗教の都合で話をすすめる。
ルールも何もあったものでない戦争における、
まったく理解しずらい話だね。

戦士が休息しているのが分かっていながら、
中東の国は米軍を総攻撃しなかった・・・
これも理解不能。
彼らもまた、コーラを飲んで、大リーグを楽しんでいる地球人なのだから・・・なの?




年賀状

2008-12-23 | 時事問題
毎年、年賀状は無料の年賀状素材をプリントして作成している。

いったいどういう人が、なぜ無料でそのような素材を提供しているのかわからない。コンテンツはライツだ。もちろん、この僕の書いている文章も、僕の著作権が発生し、無断で使用したら、著作権法違反という犯罪となる。
だから通常はコンテンツについて無料というのは考えにくい。
コンテンツそのものを誘引材料として広告料を得る手法はCMもバナーもそうなんだが、沢山ある年賀状の無料素材は意味がわからない。
趣味?
もうひとつ疑問なのは、その大半が、実に見にくいトップページなのだ。
画面のどこをクリックすればいいのか実に分かりにくくしてある。
そういう馬鹿協同組合でもあるんだろうか?
そして、
ほとんどが全くセンスのない画像で終止しているため、
気に入ったものを探すのに毎年多くの時間をさく。
ま、タダなんだから仕方がないけどね。
でも、それにしてもなぜ彼らはただで制作しているんだろうか?

慰問は毎年繰り返している。

コーヒーへのこだわり

2008-12-22 | コラム
学生のころからコーヒーには拘ってきたような気がする。
生豆を自分でローストしようとしようとチャレンジして何度も失敗したり・・・。

今は、近くのコーヒーショップで買うことが多い。
やはり、色々自分でやるよりプロのもののほうが数段上ということ。

そのコーヒーを買って家に帰り、
ポットに移す時に事件は起きた。
なんとコーヒー5杯分ほどこぼしてしまったのだ。

うーん、残念。

しかし、その半日後。
家に帰ると、なんともいいコーヒーの香り。
家中がほのかなコーヒーの香りに包まれていました。
そう、喫茶店に入ったときのような。

僕は芳香剤を全く使いません。
どうしても人工的な香りがいやで。
だから時々
香をたいたり、
トイレの消臭は
マッチ一本です。

あ、これは是非試してください。
マッチを擦ればあのリンの力で瞬間消臭です。
ただ、しばらくマッチ臭さは残りますが
トイレのにおいよりは遥かにいい。

話がそれましたが、
コーヒー豆の消臭芳香作用はとてもいい。
ただし、その効果はわずか一日でしたが・・・。

パソコン

2008-12-20 | 日記
今、2台のパソコンを使っています。
一台は、過去のデータ格納庫。

時々開くんです。
例えばこの季節は年賀状の宛名。
しかし、
パソコンを閉じるとき
やたら時間がかかります。
なんだか、たまっていたインストール(更新?)を勝手にやっているから。
そんな必要まったくないのにねぇ・・・。


1年前にバイオから富士通に乗り換えたけど全く不便はないし、キーボードもマウスもケーブルレスだから環境はいい。

明日は雨かぁ・・・屋外でも仕事だから・・・いやだなぁ。

風邪引いていませんか?

2008-12-20 | 日記
幸い僕のまわりで風邪引いている人はいません。
っていうか、この「くそ」忙しいときに風邪引いていたら
やばい。
30日までは馬車馬のごとく仕事仕事。
恋をする時間も出会いもない・・・・とほほ。

今は春の企画書の直しでてんてこ舞い。
だから気分はすっかり春。
そのころに景気は回復するか?
無理だろうけど、
夢は持ってね。

下弦月

2008-12-19 | コラム
完璧なブルーの空に真っ白な下弦の月が浮かぶ。

そんな美しい月を目指して、会社に向った。


そんないい気分を壊すのは、
会社へ急ぐ人。
老人を蹴飛ばして走り去る人。
あなたが急ぐのは自由だが、
あなたが他人に迷惑をかけるのはどうなんだろうか?
あなたが急ぐのは
あなたが、いつもより少し長く布団の中にいたから。
あなたが時間どおり起きていれば、
あの老人を蹴飛ばさなくてもよかったはず。
あの老人はよろけたが、怪我はしなかったと思う。
もし怪我をしたら、あなたの急ぐ行為は犯罪となってしまっただろう。
犯罪者だ。
前科が付くかもしれない。

急ぐのは自由だ。
他人に迷惑をかけなければ。
あなたが急ぐことと、
他人の生活とは何も関係がないのだから。

年末だ。
互いに気をつけようじゃないか。

サイレント

2008-12-18 | 日記
今日もここに来てくれてありがとう。
僕はあなたにとってどんな存在ですか?

たいして存在感を発揮してはいないか・・・。


今日出会った芸術家は存在感のある男でした。
いい作品を作るために多くのものを捨てて今の自分を作った。
金も地位も捨てて。
勇気あるなぁ・・・。
僕にできるだろうか?





僕は今恋愛したい・・・

作家と差がありすぎだなぁ。

今日は午後から

2008-12-18 | 日記
まだ起きたばかりです。
今日はこれからゆっくり書類の整理をして
午後から仕事にでかけます。

先日、
アメリカ軍のパイロットと飲んだんですが、
勲章を胸につけた写真を見せてくれたから
これはどうしてもらったのかと聞くと、
敵をやっつけたからだと。
殺した人の数か?
と聞くと、この何十倍にもなる・・と。

人を殺したことで勲章を貰う。
これが戦争の、
普通の感覚では理解できない現実。

しかし、
彼等の給料の安さにも驚いた。
月10万円ちょっとらしい。
他に、搭乗手当てみたいなもの少々。
それなのに、
仲間の、友人の何人もが次々と死んでいく現実。
夜間訓練で操縦ミスによる死亡事故など・・・。

日本だって、
これから先
そんな時代にならないとも限らない。

朝からいやな夢でも見ているような内容で・・・申し訳ありません。

さ、仕事の準備。