自分の求めるブラウニーの味と食感を探して何年になるでしょう。
多くのレシピを何度となく試し、その度に
「違う」「違うんだ」「違うんだジョー」と、叫び続けてきました。
一般的なレシピは、バターケーキを
よりいっそうしっとりさせたような上品な食感のもの。
これはこれで、とてもおいしいのですが
私が望んでるものとはちょっと違う。
私が探し求めているブラウニーは、表面は少し乾いた感じで
口に入れると、ねっとりと溶けていく、そんなブラウニーなのです。
ある日、ねっとり系というレシピを見つけ、作ってみたところ
確かにねっとりと、ひきはあるのですが、あり過ぎる!
カカオマス&砂糖(結構な量)のカップリングが、ちょっとくどい。
またしても「違うんだよ~」と叫ぶ私でした。
‘もう理想のブラウニーを追うのはやめよう’
そんなあきらめムードだった私の前に、
ついに、納得出来るレシピが現れたのです。
(林口宰士先生の「お菓子マスター4週間」という本です。)
写真を見たときから、‘このブラウニーの断面・・・イケルかも!’
と、思っていたのですが、まさにビンゴ!でした。
いくら食べても飽きの来ない、ほど良いねっとり感。
「これこれ、この味」と、どこかのCMにありそうな台詞を何度も繰り返す私。
ブラボー!林口(先生)
あまりの嬉しさに頭のネジが100個は外れました。
しばらく元に戻りそうにありません。
《小さく切って、温泉卵が入っていたケースに入れてみました。
油染みを防ぐのにクッキングシートを敷いています。ヘンですかね~。》