このような見本の絵の紋がきました。
「七本の骨扇」(下図)のようにも見えますが、両側の骨の形、中の骨の先がとがっています。
以前鉄扇に紋入れ(下図)しましたが、その鉄扇の骨は見本紋のように骨の先がとがっていました。
祝着への紋入れでしたので、刷り込み紋で、下のように作りました。
名付けて「七本骨鉄扇」としました。
三盛の何でしょうか?
砲弾でしょうか、それとも蕾?
先方にも問合せましたが分かりません。
仮名付けで「丸に三盛蕾」としました。
この紋にも困りました。
頭と嘴は鶴のようですが、胴と足は鴨のよう。
先方に問い合わせると、その地では「鴫の喰い合わせ」と呼んでいるそうです。
鴫の紋は紋帖にも無いです。
三重県四日市の市川姓です。
「陰陽の二の字」