２００兆円の公共事業

自民党が
次回選挙の目玉として
国土強じん化計画を
発表しておりやす。
地震・津波に強い国土を
作るために
向こう１０年間で２００兆円の
投資をするそうな。
公明党も同じような趣旨で
こちらは半分の１００兆円。

無駄な公共投資と糾弾され
葬られた公共事業が
全て復活するという
全国の土建屋が
泣いて喜ぶ
大判振る舞いの計画でごわす。

半世紀を経て老朽化した
橋梁は架け替えなあきまへん。
学校の耐震化は急務でごわす。
災害時、命を繋ぐ交通網は高速道路。
まだまだ不足しとりやす。
防波堤はさらに高く頑強に
作り直さないとあきまへん。
水力発電の重要性が増してきますやろ。
ダムはまだまだ必要なんや。

でもなぁ。
自民党政権下５０年に亘り、
借金を重ねて
やってきた公共事業でごわす。
国と地方の借金は
積もり積もって
やがて１０００兆円。
これにまだ大型借金を
重ねますのかいな。

財源はどうする？
財政健全化はどうなった？
ギリシャの二の舞に
なりかねない
危うい「選挙の目玉」ですわい。
国民はバカやから・・・
そんなうすら笑いが
聞こえてきそうでごわす。