カイロ・ウノ(chiro-uno)=^.^=宇之助室長の猫の手

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JACシンポジウム その2

2009年11月29日 | カイロプラクティック
 今回のセミナーで一番興味があったのが、「カイロプラクティック機能神経学」。

 講師の吉沢公二先生は、現在カリフォルニア州アーバインにて開業されていらっしゃいます。

 吉沢カイロプラクティック(Yoshizawa Chiropactic Office)

 アプライドキネシオロジー資格認定医。

 2007年にカイロプラクティック神経学認定専門ドクター(DACNB)に。

 現在は神経系のスペシャリストとして活躍されていらっしゃいます。

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 カイロプラクティック神経学の基本は、Brain Hemisphericity(大脳半球の機能的な偏り)。

 姿勢の変化も大脳半球の働きが低下することで説明することができます。

 神経の生存に必要なものは、酸素・適切な刺激・栄養です。

 問診と検査から、症状を出している犯人を特定していきます。

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 今回、いくつか症例をとりあげていただいたことで、難しい内容がとてもわかりやすく感じました。

 めまいの中にBPPV(良性発作性頭位めまい症)があります。

 加齢や外傷によって、耳石器が三半規管に入り込むことで回転性めまいが生じます。

 この症例の患者さんは、階段から落下してから様々な症状に苦しんだそうです。

 BPPVが疑われる場合、ディックス・ホールパイクテスト(Dix-Hallpike Test)を行い、めまいと眼振を確認します。

 治療はEpley法(エプレイ法)を用います。

 BPPVの場合、Epley法は80%程度の効果があがるようです。

 めまいや頭痛は、施術者の知識力・臨床力が問われる症例です。

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 脳や神経系の分野は、日々進化しています。

 久々の神経学の講義は、とても刺激的でした。

 自分の脳を活性化するためにも、常に新しい情報を収集する努力が必要のようです。


 

 

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