富士山登山 6月27日

2016-06-29 11:38:28 | 旅行
こんにちは!


 6月27日に富士山に登ってきました。




前日に富士吉田市、富士河口湖町へ移動、海抜800m。 朝霧のミルクファームの牛乳が美味しかったですよ。



戦後の苦労された開拓話が紹介されていました。

別のところでも同じですが、「他の農業をするのが難しい」と頑張る牧場の牛乳の味は格別です。 また風景も素晴らしい。





富士山の水道水はとても美味しいですね、甘いです。 
ホテルの従業員の方も、このお水で御飯を炊くと美味しいのですよ! と
おっしゃっていました。


さて、翌日は2時半に起きて朝食。 コースは富士山西側以外色々あります。
コースにより、登山に掛かる時間は異なります。 一番楽なのは、南南西 富士宮口。

http://www.camp-outdoor.com/tozan/fujisan/course.shtml

7月初めに行われる、「山開き」は「たくさんのお客さんを迎える準備があるのがこの時期」、という意味です。 スカイライン、スバルラインなどはハイシーズン中、一般車通行止めがあります。

https://www.pref.shizuoka.jp/…/f…/documents/h28_pamphlet.pdf


ある程度山登りの経験が有るのならハイシーズン以外でも5月~11月に登山は可能です。
ただし、5月と11月は残雪、新雪があるので、その準備は必要です。


今回二番目に楽な北の河口湖側、吉田スバルラインから登りました。


 5合目から北アルプス、八が岳、南アルプスから群馬の方まで視界が広がっていました。
登った事のある山を見ると嬉しさがこみ上げてきます。



吉田ルートの標準コースタイムは登り6時間、下り4時間、お鉢が1時間半、合計11時間半くらいです。






スバルラインを30分くらい車で登って駐車場に到着。 
写真で見ると「案外、低いね、スグそこじゃん?」ってイメージですね。


というわけで4時半過ぎにはトイレを済ませて登山口へ



平坦な道を20分ほど歩きます。 携帯音楽プレーヤー調節したり、登山杖の調整をしながらの歩きなのでモタモタです。



もちろん、2300mまで上がってきたので、身体を少しずつならすという意味合いもあります。


登山道に掛かると上には登山小屋が見えています。 7合目。2800mまでは楽勝でした。




整備はされていますが、連続のつづら折りで休み無しの登りなので、足はしっかり鍛えておきましょう。
すこしシンドイので8合目3100mから3200mで一度休憩。 一緒に休憩していたのは香港人3名、日本人3名

晴れてきて梅雨ですからね、湿気が多く雲が空を駆け上がっていきます。 恰好いいです。



9合目3400mくらいから酸素の薄さが身体にこたえる。 思考がボーッとしてきました。 


この吉田ルート、八が岳と南アルプス、群馬方面の景色は抜群なんですよね。 登ったことのある山々が僕を応援している様に感じました。




途中で抜かしていった人、逆に僕が抜かした人を平均すると、30%くらいが外国人でしたね。
すべての人にあいさつ以外に声掛けた訳ではないですが、特にアメリカンが多かったですね! 


というわけで、吉田口に頂上へ到着。



頭はボーッとしていますが、足の方はいけそうでしたので、剣が峰を目指します。



お鉢は雄大ですね。 でかい噴火口です。 小学校6年生以来ですが、山頂へ!





小学生時代より高山病に対する知識もあるので、今回は「酸素が薄いな」という意識はあるし、高山症状も出ているのですが、
楽に登れました。 それでも、やはり富士山の頂上は格別です。 日本には3000m強の山々は多くありますが、富士山はぶっちきぎの高さですものね。

30分ほど休憩した後、下山。 酸素の薄さは足にまで来ました。 高山症状も強く出て、モタモタ非常にゆっくり降りていきます。



頂上を見返すとこんな感じです。




最後、道を間違えて1時間半、余分に歩きましたが、無事戻ってきました。 アメリカ人夫と&韓国人嫁の家族に声掛けられて、富士登山や日本について色々
聞かれました。 色々お話し出来るのは良いですね! 大阪、京都、富士山、日光、そして東京と観光だそうです。 名古屋はパスかよ。。。仕方がない。

5合目には中国人観光客の大型バスがいっぱいいました。 熱烈大歓迎ですね! 声掛けて黄山、四川やチベットの山は素晴らしい! と言っておきました。


 山登りをする人もたくさんいるので、ゴミの持ち帰りなど、マナーを守ってもらえるなら、日本には美しい景色もあるし、お遍路さんや奥の細道の様なゆかりのある
場所もあるので、観光立国として登山やハイキングも有望な資源でしょうね。

だって、北海道のニセコってもはやオーストラリア人が大得意様様じゃないですか!(笑)


 山登り同士、共感もしやすいので、他の国の素晴らしい山やハイキングルートの話をして国際交流するのも良いと思いますよ。



飲んだ水分 1.8リットル。  夏山シーズンはもう少し必要でしょう。
ただし、夏山シーズンは山小屋で買えます。
コンビニで130円くらいの600ml入りペットボトルは500円くらいです。

 今回の様な山開き前、山開き後に行く場合は安全面を考慮すると、
重くても2リットル以上背負っていく必要が有るでしょうね。
(往復10時間、それ以上掛かる登山ですので、2リットルは多くありません)

トイレ協力金 200円/回


それでは!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿