福岡タワーとの対話

タワーと出会い早30年。動画制作にも意欲を持つ令和版高齢者!

シベリウス「交響曲第2番作品43第1楽章」を聴き比べる(1)

2015年12月06日 10時41分48秒 | 音楽、聴き比べ
2015年12月6日日曜日、天候曇り。午前9時20分現在時外気温10℃湿度66%、南南東の風3m/s。

冬日らしいどんよりした空、気温も上がらず寒々しい。幸いにも石油ストーブ用灯油は購入済で、今日はのんびり部屋で過ごすかな。
そんな寒々しい朝にこの曲を。
Sibelius: Symphonie Nr.2 D-dur, Op.43

Ken-Ichiro Kobayashi: Czech Philharmonic Orchestra
シベリウス作曲:交響曲第2番ニ長調作品43
指揮:小林研一郎
管弦楽:チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
録音時期:1995年2月22-25日 プラハ「芸術家の家」ドヴォルザーク・ホール
「シベリウスの交響曲第2番ニ長調作品43は、1901年に完成した交響曲で、シベリウスの交響曲中最もポピュラーな作品。日本ではしばしばシベ2の略称で親しまれている」(Wiki) 旅先のイタリアで曲のスケッチをしたとは意外だった。
生誕150年の今年、この曲を聴く機会も多い。

第1楽章 Allegretto
ニ長調 6/4拍子、ソナタ形式。“第1主題は弦楽器の葉ずれのようなざわめきを背景に木管楽器で奏でられる印象的な歌にホルンが応答”
“拍子が2/2に変わると幻想風のエレジーを弦楽器が奏でる。その後6/4拍子に戻ってピツィカートに転じたりしながら盛り上がったところで木管楽器が第2主題を提示する”
“第2主題の提示は短く、直ぐに冒頭の葉ずれのようなざわめきが弦に戻って提示部を閉じる”
“展開部は第2主題で開始され第1主題の動機を基盤に発展する。その頂点で第2主題によるクライマックスが築かれ”
“幻想風のエレジーの旋律が金管でファンファーレ風に演奏される”
“ホルンに先導されて第1主題が再現される。再現部は型どおりだが、幻想風のエレジーの旋律は再現されない”
“第2主題は提示部と比べると大きめに膨らむ。コーダは提示部と同じように序奏の動機を奏でながら遠ざかり、穏やかな和音で曲を閉じる”
演奏時間は9-11分程度・・・と解説にある(Wiki)

チェコ・フィルの芳醇な弦楽器群が心地良い。適度な響きを伴ってのピツィカートも同様。ここでのコバケンさん、とてもとても良い仕事をされておる。チャイコフスキー、ベートーヴェンの印象を強く持つコバケンさんだが、このシベリウスは何度も聴きたくなる作品に仕上げておられるのが嬉しい。



日本ブログ村クラシック鑑賞ランキングに登録しています。あなたの応援ポチポチ、お願いします。
にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ
にほんブログ村

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。