世界をスケッチ旅行してまわりたい絵描きの卵の備忘録と雑記
魔法の絨毯 -美術館めぐりとスケッチ旅行-
赤ちゃんが来た!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/74/2757a3de236f93c51e8ef74e9df24566.jpg)
相棒は常々、子供は赤ちゃんよりも、も少し知力がついた頃の幼児のほうが、人間らしくて可愛い、と言う。が、私は断然、赤ちゃんのほうが可愛い。なんで赤ちゃんて、こんなに可愛いかなー。
正でも負でもなく、罪がないという意味で無垢だから、云々、いろんな理由があるんだろうけど、理由には興味がない。赤ちゃんは小っちゃくて丸くて柔らかくて、頭がでっかくて足が短いから、可愛いのダ。可愛くなくちゃ、世話なんてできやしないもんね。
さて、弟に赤ちゃんが生まれた。これで私もとうとう、正真正銘のオバサンになっちゃった。
新生児に触れる機会なんて滅多にない。で、出不精で対人恐怖症にも関わらず、赤ちゃんの魅力に抗うことができなくて、雨のなか、坊と一緒に、電車とバスを延々乗り継いで、わざわざ義妹の実家まで出向いて、散々抱っこしてきた。
ホヤホヤの赤ちゃんて、まるでイモ虫。大人の手の平にちょうど乗っかるくらいの小さな真ん丸が二つ(=頭とお尻)があって、短い手と足とがニュッっと生えている。小っちゃいのに、眼や鼻や口や耳はもちろん、睫毛も眉毛も、手や足の指も、その爪の一つ一つまで、イッチョマエに全部揃ってるから不思議。
赤ちゃんは、手に何かを持ってくと、小っちゃな指でムギュッとつかむ。口に持ってくと、唇をすぼめてチュッチュと吸う。足の裏をこちょばすと、ニョッと引っ込める。ぎこちなく反応するから、面白い。認識なしに、ただ反応しかしないんだけれど。
To be continued...
画像は、ノース「沈思」。
エリザベス・ノース(Elizabeth Nourse, 1860-1938, American)
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