週に一度は映画館に行こう

タイトルとは裏腹に赤ちゃん連れの為、なかなか映画館にはいけてません(涙)

ローグアサシン

2007-10-29 12:50:22 | ’07映画館で鑑賞

待望の『ローグアサシン』を観てきました~
楽しみにしすぎていたせいか、ちょっと微妙というか、登場人物が少し多くて
前半はちょっとややこしかったかな

サンフランシスコで伝説の殺し屋・ローグ(ジェット・リー)を追っていたFBI捜査官のジョン(ジェイソン・ステイサム)とトム。しかし、ある日、トムとトムの家族が惨殺され、現場に駆けつけたジョンはローグの仕業だと確信し、復讐を誓う。。。と、まぁ、こういった感じのストーリーなんだけど。。。。
普通、そういう復讐ってジェット・リーの役だよね~。。とか、
トム簡単に死にすぎやしないかとか、
リーが殺し屋ってことは、ジェイソンvsリーで、リー死ぬのとか
思ってたんだけど。。。。

個人的に、
耳も切られ、アクション俳優と謳うも最後まで見せ場がなかったケイン・コスギ
日本のヤクザの娘なのに、日本語の吹替えが浮いていたデヴォン青木
裏社会を牛耳るヤクザの親玉石橋凌
がイケてなかった。
特に石橋凌は最近映画でよく見るけど、リーとサシで勝負できる俳優ではないんじゃないかと。。全然張り合えてなかったし
まぁそれだけローグの思いの強さが出てるといえばそれまでだけど。
ケイン・石橋とも、リーとの戦いが不発だったのに、ラストのジェイソンとリーの対決も物足りなかったよ。。。
「ロミオ・マスト・ダイ」とか「キス・オブ・ザ・ドラゴン」みたいなの期待してたのに
折角の大物アクションスターの対決なんだからもっと思いっきりマーシャルアーツとかで戦って欲しかったなぁ。。

でも単純な私はラストの真実がわかった時、今までの不完全燃焼の思いは消えて、「おもしれ~」って思ったんですけどね

ちなみにこの映画、私的には、”ちゃんとした映画”のつもりだったんですけど、デヴォン青木の”サラダの注文”とか、ジェイソンの日本語とか、おかしなところいっぱいあったんだけど、、これって『キルビル』的な映画だったのかな~
あと、久々のジョン・ローン、なんだか作った顔みたいで、びっくりでした。。

原題 WAR
監督 フィリップ・G・アトウェル 
出演 ジェット・リー 、ジェイソン・ステイサム 、ジョン・ローン 、デヴォン青木 、ルイス・ガスマン 、石橋凌 、マシュー・セント・パトリック 、ナディーヌ・ヴェラスケス 、アンドレア・ロス 、マーク・チェン 、ケイン・コスギ 、ケネディ・ローレン・モンタノ 、テリー・チェン

この映画は★★★・・・☆(3.3)


ホテル・ルワンダ

2007-10-22 21:02:37 | ’07映画館で鑑賞
以前見逃してしまった『HOTEL RWANDA』が近くのシネコンに来たので観にいってきました。
今回は週末だったので相方を誘っていく事に。

先ず、この映画は実話に基づいた映画で、つい最近・・・1994年に起こった出来事だということ。
この映画を見るまでこの内紛から起こった悲劇を私は知りませんでした。
きっとテレビのニュースで、遠い国で起こっている事件だと思いながら流してみていたんだと思います。
それは、劇中、ホアキン扮するカメラマン ジャックが言った言葉通り、
「世界中の人は"怖いね"っていってディナーを続けるんだ」
心が痛いと思いました。
全くその通りだと思ったから。

ルワンダの首都キガリ。高級ホテル「ミル・コリン・ホテル」で働く支配人ポールの取った行動は、最初は家族を守る事だったのが、いつしかホテル内は1000人以上に膨れ上がり、そこに避難してきたツチ族を救うことになります。

自分がもしその場にいたら。
家族を捨てて逃げる事はないとしても、希望を捨てずに最後まで戦う事は出来ないと、自分の命を、自ら絶ってしまうんじゃないかって思いました。
ポールは家族や友人らを救うために、必死に知恵を絞り、自分が出来る全ての手段を使い生き延びていきます。
国連軍が救出に来た時、ホテルに避難していたルワンダの人々は、これで助かったと思いました。でも国連が救えるのは、外人の観光客、報道、ボランティアの人のみ。
撤収していく国連軍と、避難する外国人。
これが、世界がルワンダに背を向けた瞬間だといいます。

最近、危険地域にボランティアに行った人たちが、拉致された事件がありましたが、その時は、「こんな時期にそこまでしていかなくてもいいんじゃないの?」と思いました。
でも、この映画を見ている時、それは正しいのか、間違っているのかわからなくなりました。

最後の方で見た赤十字のバンがさかさまになっていた時、アーチャー(カーラ・セイモア)も襲撃されてしまったとおもいましたが、生きていて本当によかったです。
すごく強い女性だなって思いました。
タチアナの姪っ子も助かっていてよかった。

++++++
たった3ヶ月の間に100万人のツチ族と、穏健派のフツ族は虐殺されたといいます。
ツチ族とフツ族の違いも昔は、農耕か遊牧かの違いで、特に優劣はなかったと。
それが白人の介入などを経て、同じ国に住む民族が確実に対立していくようになり、このルワンダのジェノサイド事件が起こったのです。
この事件では、軍だけではなく、民兵が多くの虐殺に加担しています。
その原因はフツ・パワーを掲げたフツ族が発した敵愾心を煽るラジオ放送が大きくあったとしています。
根拠のない情報、都合のよいウソで作られた放送に一般人が乗せられてしまったんです。
あんな虐殺をしたことは許せない事ですが、一方では被害者なのかもしれません。

この映画は日本では公開の予定がなかったのですが、「『ホテル・ルワンダ』日本公開を応援する会(公開前は『ホテル・ルワンダ』日本公開を求める会)」が署名活動を行い、2006年に日本でも公開が実現したようです。
当時、このような署名活動があった事は知らなかったのですが、その運動があったからこそ、私もこうして観る事ができたんだなと感謝です。
ポール役のドン・チードル(主演男優賞)、タチアナ役のソフィー・オコネドー(助演女優賞)はアカデミー賞にノミネートされましたよね。
ドン・チードルは「オーシャンズシリーズ」しか見たことなかったのですが、この映画でもっと注目してみようと思った俳優さんです。
ジャン・レノも意外なところで出ていて、しかも、迅速な対応、この人がいなかったら、ポール達も助かってなかったんですよね、きっと。
エンドロールの歌の詩が悲しかったです。
どうしてアフリカはアメリカみたいに合衆国になれないのか
どうしてアフリカはイギリスみたいに連合王国になれないのか・・と。
アメリカとイギリスの歴史も知らないけれど、どうして同じ国に住む民族が戦わなければならないのか、どうしてみんな同じに生きていけないのか、『シンドラーのリスト』を思い出しました。
日本という島国の私達には民族間の紛争を理解する事は難しいけれど、その答えが「世界平和であり、民族や、人種に優劣はないんだ」と言う事をみんながわかる時が早く来たらいいなと思います。

2004年
製作国・地域 イギリス/イタリア/南アフリカ
上映時間 122分
監督 テリー・ジョージ 
製作総指揮 ハル・サドフ 、マーティン・カッツ 
脚本 テリー・ジョージ 、ケア・ピアソン 
出演 ドン・チードル 、ソフィー・オコネドー 、ホアキン・フェニックス 、ニック・ノルティ
       デズモンド・デュベ 、デヴィッド・オハラ 、カーラ・セイモア 、ファナ・モコエナ
       ハキーム・ケイ=カジーム 、トニー・キゴロギ 、ジャン・レノ 

この映画は★★★★★(5.0) 点数つける映画じゃないケド。。

映画を見る価値のない人とソファとの関係

2007-10-15 22:06:42 | その他
はいはい
「私」の事ですかね

先日地上波で放映されていた『BATMAN BEGINS』
勿論映画館で観て面白かったので今回は寛ぎながら観る事に
そう、リビングのソファに座って・・・・ね
相方はウチのソファに座ると、読書でもテレビでも寝てしまうからといって、観たいテレビはフロアに座って観ます(途中で寝転ぶのでそのうち結局寝ています)
私も眠くなるけど一応ソファに座って観ます・・・

そして始まった『BATMAN BEGINS』。
渡辺兼が出てきました
そして修行が始まり・・・・
あれ私寝てたクリスチャン・ベイル。。もう豪邸に帰ってきてるし
でも、気を取り直し、中盤、ドキドキしながら楽しく鑑賞。(相方はすでに熟睡)
・・・で、電車停めなきゃ~って ゲイリー・オールドマンも必死必死
・・・・で、気付けば、CM中。
終ってる
そう、映画はちょうど終ったところ。
中盤はしっかりと観たのに、ワタケン、リーアムとの戦うシーンのみ、見逃したんです
起きてから、ガックリ。。。
映画館じゃないだけマシだけど、自分のダメダメぶりにちょっと凹んでしまいました。
ホント

っていうか、ウチのソファ、ホント気持ちいいんですよ。。
ウチのソファ、サラウンドスピーカー内蔵で耳の辺りから音が聞こえてきます
「じゃ~、それを使えば臨場感も出るし寝ないで済むじゃ~ん。」って思うでしょう
でも、音量最小だと、SPからのジーって音が気になるし、音量上げるとかなり大きくなって夜だとハイツなんで近所に迷惑かな。。って感じでほとんと使えないんです
※厳密に言うと、SMAPのLIVE DVDを買った時しか使ってません。すなわち年に1~2度程度ですね

余談ですが、先日このソファを買った家具屋さんに行くと、同じシリーズの新しいソファがあって、SPに加え、ブルブル振動付きになっていました。
しかも私が買う時は「音が出るのでレザー素材はありません」ってことだったのですが、今はSP付きでもソフトレザー製のソファもありました。(SP部に小さい穴が開いていた)
ま、もともとレザーは要らなかったんですけど。。

ちゃんとこの映画を観た時のレビューはこちら(まだ記事移行終わってないので古い方のBLOGデス。。。)

2005年
140分
監督 クリストファー・ノーラン 
出演 クリスチャン・ベイル 、リーアム・ニーソン
    マイケル・ケイン 、モーガン・フリーマン
    ゲイリー・オールドマン 、渡辺謙

HERO

2007-10-14 16:48:18 | ’07映画館で鑑賞

公開から約1ヶ月、やっと観てきました木村拓哉主演、『HERO』
ファンでありながら、「2時間SPドラマ」でいいんじゃないの
なんて思いながら観にいきました。
すると、、期待していなかった分、面白くて

先ずスクリーンに映った久利生公平にニヤッ
そして変わっていない東京地検城西支部のメンバーとそのまわりの人たち、ドラマの面白さと映画でのスケールの大きさも加わってドキドキハラハラ(っていうほどハラハラはしませんでしたが・・・)
イ・ビョンホンも噂どおり、ちょこっと出てきましたし。
もう一度見ても面白いかも

あの腹筋に効きそうなグッズ、やってみたいなぁ~

監督:鈴木雅之
出演:木村拓哉、松たか子、大塚寧々、阿部寛、勝村政信

この映画は★★★・・・・☆(3.9)