一期一会

心のままに

11月に読んだ本の記録③

2018-11-28 11:04:03 | 

あっという間に月末を迎えてしまいました。

もう1か月で今年も終わりだなんて、早いですね。

時間の流れが速く感じるのは年寄りの証拠なんだって…動きが鈍いってことらしいです。

もっともっと時の流れが速く感じるようになるのでしょうか?

syunkon日記 スターバックスで普通のコーヒーを頼む人を尊敬する件    扶桑社

山本ゆり 著

 

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この本はtwitterの中でTLに「おもしろい」って流れてきたので図書館に予約しました。

山本ゆりさんがどなたなのか存じ上げませんでしたが、人気ブロガーであり、料理研究家?で若い主婦向けの雑誌にレシピやコラムなんかを掲載されているようです。

そしてまだ30代半ば、お若い。

娘のような年齢でお子さんが二人いらっしゃって普段はブログ書いて掲載のコラム書いて生活していらっしゃるらしいです。

この本の中からそんなプロフィールや状況をつかみました。

この独特な題名はブログに書かれた記事のようですが、スターバックスのような都会的なお店に行くと普通のコーヒーを注文せずにいわゆる季節の飲み物を注文してしまう。

それを注文しないとたまにしかいかないからもったいない…みたいな内容の文章があって、コーヒーならどこで飲んでも同じ?ってことでオリジナルメニューを注文していらっしゃるようです。

まあ、題名にインパクトあれば本を手にしますよね。

初めの方はそんな食に関する話題でしたが、だんだんと読んでいると「あー、あるある!!」的な。

割と、母親世代の私でも納得するような内容になって結構面白く読ませていただきました。

レシピとかもあるし、ご自分で書かれたイラストはあるし、注釈はあるし…

結構盛りだくさんの300ページ越えの本なのに1000円?って?

薄くても1500円とかする本が多いなかで、本の価格ってどうなってるの?という疑問も今回はでました。

この本を読む前に某人気作家さんの本を読み…終えなかったんですけど、その方と山本ゆりさんは同年代。

ブログ記事なので、丁寧な文章でもなく関西弁で書かれているので東京生まれ東京育ちの私にはちょっと読みにくいところもあったことはあったのですが、攻撃的な文章でもなく、面白く拝読いたしました。

いろいろ経験もしていらっしゃるし、ブログネタもたくさんあるようです。

一番面白かったのは空耳「勘違い」のコーナーは付録的なものですが爆笑しました。

作家さんとブロガーの違いをすごく感じた本でした。

 

車掌    ヒヨコ舎

穂村弘(文)× 寺田克也(絵)

 

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図書館の書棚にひょっこりあったので家に帰って来て読みました。

ほむほむが絵本も手掛けているのは知っていたけれど…これは?

そもそも寺田さんて誰?ってことですよ。

ちょっとググってみたらゲームとかでキャラクターを創作されているクリエイターさんなのだそうです。

ほむほむのちょっとブラックなファンタジーに寺田さんの力強いキャラクターがのっかって最強の車掌さんが出来上がったようです。

短編の童話(大人向けなブラック)が5作品入っています。

絶対に画、キャラクターが文章より勝っている感じは否めませんでした。

 

なぜK-POPスターは次から次の来るのか    朝日新書

酒井美絵子  著

鄭 城尤   監修

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本の内容とかの前に、

尤 

この字を何と読むのかわからなくて調べたら「もっとも」って読むのだそうです。

別の意味でとっても勉強になりました。

知ってた方はどのくらいいらっしゃるのでしょうか?

みんなしってるって言われたら元も子もない話ですが…。


さて、「なぜK-POPスターは次から次の来るのか」という話なんですが、今更?って感じもしなくはないです。

話の中心はやっぱりSMEになってしまいます。

と言っても2010年あたりに東方神起が分裂するわけでそのころに書かれた本がとっても多い。

第2次K-POPブームは東方神起のデビュー分裂から始まって終わった感じなんですね。

内容は知ってるような知らないような知らなくてもいいような知ってて当たり前のようなそんな感じです。

本の始まりの数ページのところで「東方神起のジェジュンの母親も中年で事務所のオーディションを受けた」って。

違うって!!

私でも知っている事実が間違って書かれてて、もうここでアウトです。

内容のチェックをちゃんとしてない。

ジェジュンじゃなくてジュンスですよね。

最近あの美しいお母様は本当にデビューなさいましたね。

ほかの書評見たらジャスティンビーバーの出身もアメリカになってた?らしいですが私はそのあたり気にしていなかったのでスルーしましたが、正解はカナダだそうです。

そういう細かいところ、何も知らない人はスルーするけど好きな人はとことんこだわる。

書籍=資料とするなら事実は曲げてはいけないと私は思います。

ぜひもう少しチェックしてから出版していただきたい。

内容はK-POPのアイドルは国の支援を受けた事務所のオーディションによってえらばれて、約2年以上のプロ養成学校「練習生」期間を経てデビューする。

歌、ダンス、演技、語学、は当然ながらマナーや笑いの取り方まで徹底して訓練する。

そして韓国内は市場が小さいので外国に向けて作られたアイドルであって、それに飛びついたファンが、韓国へ来る、興味を持つ…そんなことから韓国経済が少しでも潤えば…という基本的な狙いがある。

だそうです。

知ってました…よね。

軽く読めますけど、まあ、それだけでした。

 

雨はコーラがのめない

江国香織 著

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癒されました。

作家さんってやっぱりすごいわ。

愛犬「雨」との日々をつづったエッセイですが、雨を溺愛している江國さんの語り口が本当にやさしくて、このわんこは本当に幸せな子だなって思いました。

ウェブマガジンに掲載されて2歳だったワンコが6歳になって途中で失明されたりしていますが4年間かけて書かれた分が本になっています。

同時にその時にどんな音楽を聴いているかも書かれています。

的確な表現でどんな状況でどんな考えで…というのが頭の中に情景として浮かんでくるし、口調の柔らかさと愛情のこもった思いが絵本のように流れてきます。

蔵書として1冊ほしいけど…

疲れたとき、病んだときに読みたい本です。

雨はコーラは飲めないけど白ワインはなめるって、すごい!

 

日本人の知らない韓流スターの真実    文芸春秋

菅野朋子 著

シンミンソプ(原書)

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これも2010年の本なので情報としての古さはあります。

1、東方神起の分裂について

2、ヨンさま、ビョン様の熱愛スクープ記事について

3、韓国の整形事情について

4、韓国のパパラッチ記事(パパラッチというなと書いてありますが)について

この4項目でやっぱり目新しいものはないですが私はかなり面白く読みました。

古いネットの記事を掘り起こせばいろいろ出てくるのでしょうが、東方神起の分裂に関してもなるほど!と思うこともありました。

ヨン様もビョンさまもこの本が書かれた当時は独身でしたが、なぜ熱愛記事が出るのか?とか。

そこで出てきたのがヨン様の元カノのイ・サガン。

彼女については結構詳しく書いてありました。

イ・サガンていう監督さん、今年の初めのあの事故の日まで知らなかったけど、ヨン様自ら熱愛って流したとは…。

JUN.Kが捕まった日に朝まで一緒にいたのではないか(あくまでも推測ですが…)と言われていた女性ですね。

そんな話もなかったら、この女性もスルーしていたに違いないのですが…実際、ヨン様が誰と付き合っていたかってことに興味なかったから。

その後のイ・ジアとの熱愛も否定したらしいけど、付き合ってたんじゃないの?って思う。

それより、イ・ジアに関してソテジとの結婚生活とかウソンさんとの熱愛や破局とかそんなのももっと書いてほしかったなあと思ったのでした。

イジア結局今何してるんでしょう?

 

 

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