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合意形成による役割分担 ~『未来の食卓』へと通じる理念~

2010-06-09 15:33:46 | Weblog
田中先生と上映会について打合せをしました。
先生の映画に対する想いは熱く、答えも明確です。

大切なのは「一緒に話し合い答えをだすこと」

オーガニックな農産物を選ぶ社会をつくるためには
生産者と消費者の合意形成が必要だとおっしゃる先生


さて、昨年、農林水産省の事業で都市と農山村の交流事業を行いました。

①都市部の住民が農山村にはいり、農作業を体験する
 ⇒収穫した農産物は収穫祭で食べ、直販際で販売する

②荒れた農地を開拓するボランティアを募集する。
 ⇒開墾した農地にはブルーベリーを植え、オーナーになる

上記の事業のなかで、農山村住民の感想は
「都市部の人間を受け入れるというイベントは疲れた…」というもの

これまでに10年以上、受け入れ事業を実施してきた感想です。

ボランティアスタッフはともかく、
農産の資源を消費するだけの、作法を知らない人が多いの事実

受け入れるための資源を開発するのではなく
そこに暮らす生活そのものをエコミュージアム的に楽しむ
そんな交流があってもいいのでは?と思いましたが、

担い手を考えると農山村と都市の交流には
まだま高いハードルが存在することを痛感する事業でした。

田中先生にはこの事業の収穫祭をお手伝いいただき、
当日、都市部の住民と農山村の住民のWSにも参加いただきました。

その時の先生の都市住民へのアドバイスは
「農山村にはいるには覚悟が必要」というもの。

確かに、地域の行事に参加し、地域の仕事を分担するには、
田舎暮らしを楽しむというスタンスでは難しいでしょう。

そして、今日伺った話では
何より大切なのは冒頭の合意形成ということでした。

交流事業で必要なのは、施設ではなくコーディネータ
そして、それは都市から農山村に移り住んだ住民が担うべきであるということ。

それこそが、先生の目指す農村での暮らしであると言われていました。

田中先生の話を聞いた感想は
合意形成と役割分担は明確であり、実現可能な気がします。

今回上映する映画『未来の食卓』の内容も夢のようですが
実現するための合意形成による役割分担は明確でした。


『未来の食卓』予告


応募人数も増えてきました。皆さんにお会いできるのが楽しみです♪

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