真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

飼いヘビに手を噛まれた男のニュースから

2008-08-28 | 世間
蛇は苦手だ。蛇が大好きな人物というのも・・・苦手だ。

ニュースを聞いて、椎名誠さんが若い頃勤めていた会社の「へび専務」の話を思い出した。
http://www.melma.com/backnumber_164580_4063521/

元へび専務こと高田栄一氏ご講演:
http://www.kanda-zatsugaku.com/070223/0223.htm

講演録の一番最後の部分から:
椎名誠は私が専務をやっていた会社の入社試験に来たのを採用したことから小説を買きはじめ、私を主人公にした「新橋烏森青春日記」は彼の処女作です。これがNHKで劇化されて、私の役をやったのが伊藤司郎です。

私を主人公にした ⇒ ううーん、主人公でしたか?
新橋烏森青春日記 ⇒ 新橋烏森口青春篇
処女作です ⇒ 初期の作品のひとつです
伊藤司郎です ⇒ 伊東四朗です
(これは筆記した方のナニですね)
「買きはじめ」もそうなんだけど、どうでもいいや。

まあこのくらい個性の強い方である、と理解しませう。
椎名さんはこのヒトに文章の書き方など鍛えられたようだし。

単行本1987年、文庫1991年、ですね。
http://www.shinchosha.co.jp/book/144805/
たしかにね、第1章のタイトルは「グリーンスネイク」であって、「編集員募集」という新聞広告を見た「ぼく」が面接を受けて「百貨店ニュース社」に入社し、朝礼に出てみると、訓示をする営業担当の「高根圭一」専務のポケットから鉛筆ほどの太さの緑色の蛇がちろりちろりと顔を出す()という“おそろしく奇妙な光景だった”わけで、出だしのインパクトを独り占めしたモデルではあるね。

高田氏のご自宅(根津)を訪問したヒトのブログ
http://ameblo.jp/ortensia/entry-10071526305.html

銀河テレビ小説「新橋烏森口青春篇」
・・・1988年11月~12月に全15回放映(あ゛ー見ておけばよかった!)
アーカイブス検索結果

ちなみに、椎名さんの作家としての処女作は
「さらば国分寺書店のオババ」情報センター出版局 1979年11月
なのだが、同じ年に「ストアーズ社の椎名さん」としての著書もあるぞ:
「クレジットとキャッシュレス社会」1979年2月教育社刊
「大規模小売店と流通戦争」1979年7月同

ストアーズ社
「5月号発売中」などと出るけど、大丈夫かな?

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