一日遅れましたが、明けましておめでとうございます。
今年もどうぞこのブログをよろしくお願い致します。
そしてもう二週間くらい経つので、別に興味も無くなったかと思いますが…。
出産体験報告します。
12/21の金曜日、朝から別にいつもと変わらず「今日も陣痛は来てくれないのかしら…」なんて思いながら、午後から散歩に出かけました。
でかける直前にちょっとした腹痛がありまして、「もしや
」と思ってましたがすぐ治まり、そのまま散歩へ
が、15時頃家を出て歩き始めたらすぐにまた腹痛がきて、とっても便通っぽい痛みだったので、家に帰るか散歩を続けるか迷いましたがとりあえず続ける方を選んで駅ビルのトイレに避難。
しかーし結局何も出ず、また散歩を続けようと歩き始めました。
歩きながらずっと友達とメールしてたんですが、どんどん歩く内に痛みが規則的になってるような気がして、メールしてた友達(先輩ママ)に聞くと「陣痛じゃない?」と…
その時点ではほんとに普通の腹痛って感じで、「こんなのが陣痛?」って思ってたんですが、帰宅して大人しくしてても痛みが無くならない。
トイレに行っても何も出ない。で、痛みは続く。
間隔を計ってみると、どうも10分から15分くらいの間隔で痛い様子。
でもやっぱり「…こんな普通の痛みで陣痛なの…?」って思ってた私は病院へは連絡せず。
20時まで待ってみてやっぱり痛いし昼よりも痛みが増してる気がしたので、まず病院へ連絡し、どうしたら良いのか聞いてみたところ、「間隔がもっと短くなって痛みが強くなったらまた連絡して」との事。
そこで、なかなか帰ってこない旦那へも陣痛が来たらしいことを連絡しようと電話したところ、なんと上司と飲んでた、との事
予定日が近くなったので晩酌は控えてもらうようお願いしてたのに…会社の付き合いとかで飲むなら一言私に言っておけと言ったのに…
とりあえず激怒したいのはやまやまでしたが、いつ間隔が短くなるかわからないし緊急なので、すぐに帰ってくるよう命令。
一時間後に帰宅した旦那は、電話の時既にテンパってましたが更に焦っている様子で、駅から超ダッシュで帰って来て『大丈夫?!大丈夫?!』と繰り返す…。
それからは痛みは特に酷くならず、間隔も短くならず、現状維持の状態だったので、入院に備えて私はお風呂へ。時折襲ってくる痛みの波で、身体を洗いながら「うぅ…っ」って固まることもしばしばでしたが。
その後、0時過ぎまで起きてたものの、お産が進んでくる気配が無い為、お酒を飲んでいた旦那は先に寝てしまい、私は一人陣痛と戦いながら時計とにらめっこ。
1時くらいに間隔が10分と規則的になったので病院へ電話。
すると「5分間隔になったら入院の準備をしてまた電話してから来て下さい」との事。
…ずっと起きて待ってたのに、まだ行けないの?と思った私に助産師さんは、
「少しでも寝ないと体力消耗しちゃうから、痛みの合間にでも寝てて下さいね~」
と見透かしたように釘をさしてくれました。
で、横になりながら痛みが来た時に時計を見て、を繰り返してたら、4時には間隔が5分に。横でイビキを掻いてガン寝しとる旦那を叩き起こしてタクシーを手配、病院へも連絡し、4時半に病院到着。
その頃には痛みが来ると息が出来ないくらいの苦しさになっていて、分娩台でモニター付けてみたら、「あら、もう3分間隔になってますね~。痛いでしょう?」とのーんびりと助産師さん。「お産は午後になると思いますよ~」って。
陣痛の痛みもさることながら、内診の時が物凄い激痛で、かなりな呻き声を上げてました。
20分くらいモニターで胎児の心拍と陣痛の間隔を調べた後に一旦陣痛室へ戻され、そこで旦那と二人に。
助産師さんは、「痛い時は背中をさすったりしてあげて下さいね」と旦那に言って出て行きましたが、旦那が協力してくれたのは最初の30分くらい。
何をしてたかというと、気が付いたら私のために助産師さんが用意してくれたクッションを椅子にセットしてガン寝しとった…
で、どんどん痛みが酷くなってくし間隔も短いので疲れてきた私が陣痛の合間に寝ようとすると横からイビキが…
正直、出産を終えたら殺してやろうと本気で思いましたよ…。
波が来た時には呼吸が出来なくて思わずいきんでしまうので、壁を引っ掻いたり殴ったり、ベッドの柵につかまって必死で呼吸を意識して、やっと朝7時を過ぎた頃、病院に着いてから3回目くらいの内診。
「だいぶ子宮口も開いてきてるから、頑張りましょうね~」
とまたしてものーんびりと助産師さん。
その後急激に吐き気を催した私は胃の中に何も入ってないのに吐いてしまいました。
聞けば、お産の時は吐いたりするのもよくある事なんだそうで、吐くとお産が進んでる証拠らしいです。
で、8時に朝食が出されたんですが、吐き気が酷いし痛くて起きていられない私はご飯を二口くらいしか食べられず。
ふと横を見ると、出されたそれを食らう旦那の姿…
その後また吐いた私が体力を消耗してしまって弱ってきたところで、夜勤から日勤の助産師さんへ交代。それが9時頃。
なんと、私がその病院で産む!と決めた時の決め手となった助産師さんが担当になったのです
でも挨拶された時、既にグロッキーになってた私は目の焦点も合ってなかったらしく、「大丈夫ですか?私の顔見えてる?」と意識の確認をされる始末…。
そして内診をされたところ、おマタの間に「ばしゃっ」と生ぬるーい感覚が…。
そう、内診で破水しました。
破水してしまうとお産が進むって言われてますが、私の場合、本当にどんどんあれよあれよという間に進んだみたいで、次の内診の時には陣痛マックス状態
「もう少しで生まれるよ~」と助産師さんが一旦退室したところで、今までに無いくらいの有り得ない痛みと何かが出そうな感覚が襲ってきて、思わず『何か出る!!』と叫んでました。
それを見た旦那がナースコールを押そうとしたんですが、私の剣幕に焦って押せてなくて、今すぐ来て欲しいのに
ともどかしく思った私が奪うようにしてナースコールを連打。
そしたらなんと子宮口全開。もう出てくるよ、という状態。
すぐに分娩室に移らなければいけないけど痛みで動けない私に、助産師さんは容赦なく、「今波が治まってる状態だよね?よし、今すぐ行っちゃおう!」と起き上がれ指示。
で、10時にすぐ隣の分娩室に移って分娩台に上がった時にはもうその痛みは耐えられない程で、「いきんで良いよ~」と言われるまでも無く、超踏ん張りました。
ほんとに意識を失いそうな感じだったんですが、分娩室に入ってからは30分で赤ちゃんが生まれました。
分娩の為に集まってきた助産師さんや看護師さん、先生も、皆さんびっくりするくらいのスピードでお産が進んでいたらしいです。
生まれた時には感動より何より、痛みから解放されたっていう事で放心状態。
私の頭の上で旦那が泣いてたみたいです。
すんごい長文になっちゃいましたが、これを書き上げるまで寝ていてくれた息子ちゃんに感謝。
産んでからまだ二週間経ってないのに既にマタニティブルー気味ですが、息子にだけは当たらないようにします。
旦那には散々当り散らしてあとで自己嫌悪に陥り、またブルーになってますが。
あ、産後、体重は妊娠前のプラス1キロまで減りました。母乳もちゃんと出ているし、子宮の収縮はとても良い状態だそうで。
ただ、どうしても自分が家事をやろうと動いてしまう為か、悪露が最近また増えてきました。
性格的に、他人に任せられないところがあるので、もっと誰かに甘えれば良いのに、と自分でも思います…。
あー、眠い。