Ｃ・Ｃａｐｏｄａｎｎｏ 新年おめでとう（の前に・・）

昨日、出かけることも出来ずに休んだわたしたち

昨晩は薬も飲んで「明日こそは治ってやるぅ！」と拳握り締め、奇跡を願いながら眠りました。

翌朝、１２月３１日。


わたしを待っていたのは・・・・

ミラ～コロ（奇跡）でもなく

そう、相変わらずこの「カマ声」




今晩、カウントダウンパーチーを家でやるに備えて、みんなでキオッジャへ買出しにいくことに！

クリスマス同様、大晦日も魚がメインになるので、キオッジャの魚市場へＧＯ！
モモちゃんは車に弱いそうで、ちょっと車酔い。
かわいそうにゲロッパしちゃいました。

そんな可哀想なモモを見て
「やっぱ吐く量が違うよなぁ～、ロメオだったら下呂の滝だよ」と思ってしまった非情なあたくし。

キオッジャもミラノみたいなビックシティ～に比べたら、なぁんにもない田舎です。こんなところしか連れて行ってあげられないあたぴを許して・・・
やさしいsoleちゃんは不満も見せず、早速、盗撮対象をチェケしております（爆）

　　　　　

ＣＨＩＯＧＧＩＡ、キオッジャは・・・

「小さなヴェネツィア」と呼ばれ，ヴェネツィアの約２５㎞南にあります。
キオッジャも、ヴェネツィア同様ラグーナ（潟）に浮かんでますが、人口約５万２０００人のこじんまりとした町。かつてはアドリア海の海産物や塩を扱い、占領や玄関口としても11～12世紀に栄えたキオッジャ、現在はのんびりとした時の流れる町なわけ。。

３本の運河が平行に流れる歴史的中心地区からなるキオッジャ、そして橋で繋がった「ソットマリーナ」。こちらは夏場は海水浴場となることで有名です。

運河Canaleと路地 Calli の入り組む様はまさに「ピッコラベネツィア」。
でもベニスのように観光客で溢れることもなく、車両が立ち入りできるので、住むには便利です。
町の中心を貫くポポロ通りは，「ピアッツァ（広場）」と呼ばれているんですよ。

↑写真は、歴史的中心地区を縦断するヴェナ運河。


なんとなく、この辺を散策して、魚市場へ。
市役所のすぐ横、赤いテントが目印です。
中に入ると威勢良く声が掛かります。（日曜は漁船が出ないこともあり、品数も少ないので混んでおらず、割と平和でした）
でも正面から入ったあたりは、ちょっと値段が高め。最初にざぁ～っと隅から見て、結局、鯛を４匹、あさりとしじみを１ＫＧずつ購入することに。

　　

そうそう。。。

こんなんもありましたけど

そのあとには、私たち友人の家でアペリティーボを飲み、家に帰って、軽めの昼食。そして夕食への準備に取り掛かったのでした。
結局、アペリティーボした友人、ピエトロとサンドラ夫婦も参加することになったので、soleちゃんとわたくし・・・

すし職人になりますた。



こんな感じですし握り～の、
鯛の岩塩焼きを庭の蒔き釜で焼き～の、
あさりの砂抜きしてパスタにし～の、

いつもは面倒くさいお料理も、とにかく楽しかった！
食事はみんなでワイワイ話しながら、
汁鼻男さん持参のワインにみんなで感嘆しました。

これ、まじめにおいしいです！！！

ワイン大好きで詳しいgiannaさんのためにのっけます！
もうね、翌日も話しにあがったほどおいしかったです。

ワイワイガヤガヤ、何をするわけでもなく、話してたらふく食べて・・・
食後にはわたくしお待ちかねのsoleちゃんご持参「本場・ミラノのパネットーネ」。
うん、もぉ～、最高にウマかったっす。
モチモチッしているのよ。それから、ナポリの叔母さんが作って持たせてくれた「Strufoli」をみんなでぽりぽり、手で穿り返して食べました。
Ｓｔｒｕｆｏｌｉの作り方（ｇｉａｎｎａさんよろしく！）

こんなかんやで、カウントダウン。

最初は「ベニスまで行こう」なぁんて話してたのにね、ごめん、soleちゃん。
こんな田舎で、爆竹ならして、花火を見て迎えた２００７年。

遠くから来てくれたsoleちゃん一家のおかげで、今年は毎年以上に楽しく幕開け出来ました。しかし、インターネットってすごいですね。

思えば去年もろんまさん、ricciaさん、モカチーノさん、ミツコサンと出会えたのもインターネットがきっかけ。この周辺にはこんなに日本人が居るとも知らなかったので新鮮な驚きでした。

さてさて、今年はどんな出会いが待っているのでしょうか。
是非、giannaさんやgelliusさんとも会ってみたいな！

皆さんもステキな一年を送ってくださいね！
それから、soleちゃん、本当に有難う！！