涼しかったから…

2017-09-07 00:49:28 | 日記
 お風呂に入る時洗面所の前までついてきて寝転ぶ。前は中まで入ってきたのに近頃は外で待っている。だいたい出て来るときにお座りしてお風呂のドアの前でチビが待っていて、おにいちゃんはそのまま洗面所の前に寝ている。
 ドアを開けたらチビは入って来て、お尻が『ビショビショ』になるのもお構いなしにお風呂の椅子に座る。なんでだか分からないが日課になっている。
 今日はお風呂に入る時、涼しかったのでタオルを中に持ち込んだ。いつもはシャワーを止めたらいったんドアを開けタオルを取り拭く間チビが椅子に座っているのだが、シャワーを止めてもタオルが中にあるためドアを開けなかった。
 「ウニャーン」チビが『開けろ~』とドアの前で催促。「寒いから拭いてからね」と声をかけたが、チビの辞書に『待て』はない。すりガラスに立ち上がり「ウニャーン」ともう一度催促。「待ってって」「ウニャナーン」貧相な声で鳴きながらガラスに立ち上がっている。
 すりガラス越しのチビの手がかわいくていたずらしたくなった。もう1度シャワーを出して『ジャー』っとガラス向かってかける。びっくりしたのか立ち上がっていた手が見えなくなる。もう1度『ジャー』今度は飛びかかってきた。シャワーを動かし少し遊ぶ。
 そのうちおにいちゃんが気になったようで勢いよく、くの字に折れながら開くドアの右側に体当たり…その瞬間ドアが少し開きシャワーが外に…「ウニャ」とチビの驚いた声と一目散に逃げるおにいちゃんの足音…
 「おにいちゃん開けたらだめだよ」と慌ててシャワーを止めドアを開けると、頭の濡れたチビが座ってるΣ(゚Д゚)「チビちゃんごめん濡れちゃったね」と猫とタオルを出し拭こうとしたら、ドアが開いたので風呂場に入り椅子に座る…「こんなに濡れててもそこに座るの?」とチビはほって置き洗面所に出る。「あーあ床も濡れちゃった」と雑巾で床を拭く。
 急いで着替えて出てくると、一所懸命濡れた場所を舐めているおにいちゃんが…「ごめん。おにいちゃん開くと思わなかった」とタオルで拭こうとしても逃げる。逃げた先でまた濡れた右側を一生懸命舐める。今はそっとしておこう…
 そんなこんなで振り向くとおにいちゃんよりも濡れてるチビが普通にお座りしてる。「もう、お風呂の椅子は満足したの?」と聞いても返事はない。「頭が滴っていますが君はいいのかい?お尻と尻尾もビショビショだよ」とタオルで拭く。
 いたずらなんかしなきゃよかった…涼しいと思っていたからタオル持って入ったのに裸でシャワーで遊んでたせいで体はすかっかり冷えてるし、無駄に拭き掃除しなくちゃいけないし、おにいちゃんは怒ってるし…チビは濡れてるし…ドア越しのチビがかわいくても今度はやめよう…2匹ともすみません…