局地的地震？

先日、熊本を震源とする地震が起きた。
時間帯も時間帯だし、私は就寝中で揺れたことすら気が付かなかったのだが（汗）
朝起きて新聞を見て、「菊池で震度5強」とあってビックリした。
幸い、その時点で負傷者の情報等はなかった。

夕方のニュースでも取り上げられたのだが、「震度5強」という割に被害が小さい、と。
役場の図書室の本が散乱していたり、コンビニの商品が床に落ちていたりはしているのだが、
よく大地震の際に見られるような、目を覆うような惨状には程遠い。
棚は倒れていないし、商品にしても例えば一升瓶のような、重いものは全くの無傷。
近隣住民に気象台の人が話を聞いても、首を傾げるばかり。

そんなこんなで出た結論が
「震度計のある、ごくごく狭い範囲で局地的に大きな揺れが観測されたのではないか？」
ということ。

今年に入って、この地域で地震が起きるのは3度目だそうだ。
熊本県の北部を示した地図ではバラけているが、熊本全体で見るならば、震源としてはかなり密集している。
これが九州全体、日本全体、地球全体で見るならば、「同一震源」とみなされてもおかしくはないかもしれない。
地震多発地帯ということで、今後も警戒が必要なのかもしれない。

ちなみに、今回の震源の菊池市旭志（きょくし）は、我が家から車で1時間ほどのところ。
震度5強を観測したのは、今の震度で発表されるようになってからは初めてとのことだった。
過去に震度5を経験したけど、あれは「弱」だったのか、まだ今の基準とは違ったのか…。

熊本は直下型の地震が多いから、備えは大切だな、と感じた一件だった。