市場で仕入れたカレイです。
普通は『左ヒラメ右カレイ』と言われるように、
カレイは右に目が偏っているはずですが、このカレイはなぜか左。
箱には「浅羽子持ちカレイ」と書いてあるのに・・・。
もしかしたら、間違えてヒラメが入ってきたのかな???
旦那に聞くと、
「中には左に目があるカレイだっているんだろ。」と言われた。
それでも、本当はどっち?なんて聞いていたら、
店の2階から義父の本を2冊持ってきて、「自分で調べろ」と。
1冊は『海水魚 益田一著(山と渓谷社)』。
これを見ると、確かにたくさんの種類のカレイの中に目が左についているのがありました。
『ヌマガレイ』これなのか?似ているような、そうでないような・・・
もう1冊。『たべもの探訪 魚介物語 浪川寛治著(三一書房)』。
こちらは字ばっかり。でも読んだら面白かったです。
少し抜粋して・・・。
「鰈は生まれつき寄り目で、平べったい形をしているわけではない。
卵から孵ってすぐの、まだ海中を泳いでいるころは、普通の魚と同じように腹が下、背が上の正しい左右対称の形をしている。
二つの目も頭を中心にして左右に等距離の位置にある。それが海底に身を横たえて生活をはじめるようになると、体が右側に平べったく偏り、それとともに目も次第に体の右側に寄ってくる。」
なるほど・・・
それから、こんなことも・・・。
「今でこそ鰈と鮃の区別は整理されているが、昔の人には、この二種類の魚の区別はなかなか難しかったようだ。(中略)
今でも関西では鮃のことを「大口カレイ」という。鰈と鮃の見分けは目の位置で判断するよりは、口の大小で区別したほうがたしかだともいう。
鰈は小さなおちょぼ口だし、鮃の口は鰈よりはたしかに大きい。そこで「大口カレイ」なる呼び名も生まれることになる。」
う~ん、言われてみればこのカレイはおちょぼ口ではないかも。やっぱりヒラメなのかな・・・
結局のところ私にはわかりませんでした
「そんなことより、やい!ちーず。たまにはワシを料理してみろってんダ!」と、カレイに睨まれました。
これはマズイ(味ではなくて私がです)
しかも今日はやたらと長くなりました。読みにくそう・・・
普通は『左ヒラメ右カレイ』と言われるように、
カレイは右に目が偏っているはずですが、このカレイはなぜか左。
箱には「浅羽子持ちカレイ」と書いてあるのに・・・。
もしかしたら、間違えてヒラメが入ってきたのかな???
旦那に聞くと、
「中には左に目があるカレイだっているんだろ。」と言われた。
それでも、本当はどっち?なんて聞いていたら、
店の2階から義父の本を2冊持ってきて、「自分で調べろ」と。
1冊は『海水魚 益田一著(山と渓谷社)』。
これを見ると、確かにたくさんの種類のカレイの中に目が左についているのがありました。
『ヌマガレイ』これなのか?似ているような、そうでないような・・・
もう1冊。『たべもの探訪 魚介物語 浪川寛治著(三一書房)』。
こちらは字ばっかり。でも読んだら面白かったです。
少し抜粋して・・・。
「鰈は生まれつき寄り目で、平べったい形をしているわけではない。
卵から孵ってすぐの、まだ海中を泳いでいるころは、普通の魚と同じように腹が下、背が上の正しい左右対称の形をしている。
二つの目も頭を中心にして左右に等距離の位置にある。それが海底に身を横たえて生活をはじめるようになると、体が右側に平べったく偏り、それとともに目も次第に体の右側に寄ってくる。」
なるほど・・・
それから、こんなことも・・・。
「今でこそ鰈と鮃の区別は整理されているが、昔の人には、この二種類の魚の区別はなかなか難しかったようだ。(中略)
今でも関西では鮃のことを「大口カレイ」という。鰈と鮃の見分けは目の位置で判断するよりは、口の大小で区別したほうがたしかだともいう。
鰈は小さなおちょぼ口だし、鮃の口は鰈よりはたしかに大きい。そこで「大口カレイ」なる呼び名も生まれることになる。」
う~ん、言われてみればこのカレイはおちょぼ口ではないかも。やっぱりヒラメなのかな・・・
結局のところ私にはわかりませんでした
「そんなことより、やい!ちーず。たまにはワシを料理してみろってんダ!」と、カレイに睨まれました。
これはマズイ(味ではなくて私がです)
しかも今日はやたらと長くなりました。読みにくそう・・・