チェルノブイリ子ども基金・事務局だより

チェルノブイリ子ども基金スタッフが綴る事務局の日々。

ウクライナからの便り 焼け焦げたアパートと桜

2024-04-25 17:18:04 | Weblog
子ども基金のパートナー、ウクライナのNGO「チェルノブイリの子どもたちの生存」からの連絡です。

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4月25日 06:34(日本時間)

以前あなたに、2月初めにキーウ(キエフ)がミサイル攻撃を受け、
私の住んでいるところから300メートルの場所にあるアパートにミサイルの破片が落下し、
大きな被害を受けたことを書きました。
火災は4時間続き、20以上の部屋を焼き尽くし、
4人が亡くなり、他にも多くの負傷者が出たということを。

数日前に私は、この焼け焦げたアパートのそばで桜が咲いていることに気がつきました。


キーウへの無人機による攻撃が、2日前にありました。
夜中に敵の無人機を撃墜する激しい音が聞こえましたが、
それほど長い時間ではありませんでした。





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日本ユーラシア協会「今中哲二氏 講演 ~チェルノブイリ事故から38年 当時のことを振り返りながらウクライナのいまを想う~」(オンライン)4月26日

2024-04-23 17:04:49 | Weblog
4月26日でチェルノブイリ事故から38年となります。
チェルノブイリ子ども基金では6月1日「大石芳野講演会 チェルノブイリトフクシマ」を開催します。
詳細はこちらをご覧ください。


日本ユーラシア協会主催 今中哲二さん講演会のご案内です。
(※子ども基金では2017年4月に今中さんの講演会を開催しました。)

お問合せは下記連絡先へお願いいたします。

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チェルノブイリデー企画 2024
チェルノブイリ原発事故から38年の今年

ノーベル文学賞受賞者 スヴェトラーナ・アレクシェーヴィチ原作「チェルノブイリの祈り」がコミック本として登場、話題沸騰中!

その監修を担当した一人が、原発事故研究のスペシャリスト今中哲二さんです。
長年チェルノブイリ事故後の調査に携わり、福島原発事故の影響も追跡してきた今中さんに漫画でも紹介されているチェルノブイリ原発事故直後の職員・消防士の急性障害、住民避難から、
福島のことも含めて甲状腺がんのこと、そして2年前に始まり収束の目途も立たないウクライナ戦争とウクライナ原発の現状について、お話していただきます。

講 演  今中哲二 京都大学複合原子力科学研究所 研究員
「チェルノブイリ事故から38年:当時のことを振り返りながらウクライナのいまを想う」


◆日  時:2024年4月26日(金) 19:00~21:00

◆開催方法  ZOOMミーティング(オンライン)

◆参加費:(要事前申込)
①日本ユーラシア協会会員  無料
   ②一般の方  800円 *4/22 までに下記指定口座までご入金お願いします。
     ●ゆうちょ銀行 〇一八支店 普通預金 3221913 日本ユーラシア協会
       *申込締切日までにご入会なさった方は、参加費が無料となります。

◆申込方法  
下記Google フォームURLからお申し込み下さい。 
https://forms.gle/zzZE8KDAYbJ6LTUE7

*上記が難しい場合は必要項目を入力し下記までメールして下さい。
①件名を「426イベント」とし、
②参加者氏名 ③Email ④電話番号 ⑤所属(会員、一般)
会員の場合、支部・連合会名 一般の場合、職業、学校名など ⑥イベント情報源

参加申込先 Email : info@jp-euras.org

◆申込締切    4月25日(木) 

◆4月24日(水) 申込者にZOOMミーティング用URLを配信いたします。  


 主  催   日本ユーラシア協会 チェルノブイデー企画実行委員会

TEL:03-3429-8231 

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大石芳野 講演会 「チェルノブイリと福島」6月1日(土)

2024-04-18 10:26:43 | Weblog
~ チェルノブイリ38年・福島13年救援イベント
大石芳野 講演会 「チェルノブイリと福島」
6月1日(土) 13:00~15:00

◆場所:オンライン(Peatixのマイチケットからzoomリンクを表示の上、ご入室ください)
◆参加無料(寄付つきチケットもご用意しております。 いただいたご寄付はチェルノブイリ子ども基金の救援活動に充てさせていただきます。)
◆定員:300名  ◆申込締切 6月1日(土) 開催直前まで
◆申込先: https://ccfj-event.peatix.com/


***** 会場参加あり*****
※申込先はオンライン参加とは異なります。
●会場参加申込先:cherno1986@jcom.zaq.ne.jp
●定員50名(先着順) ●参加費500円
●会場:パルシステム東京新宿本部7F会議室
【最寄駅】都営大江戸線・東京メトロ副都心線「東新宿駅」B3出口から徒歩5分


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1986年4月に爆発したチョルノービリ(チェルノブイリ)を初めて訪れたのは4年後だった。
30km圏内の許される範囲まで近づくと、4号炉は無惨な姿をさらしていた。
近隣の村々から人びとは退去したが、残っている人もまだ少なからずいた。
キーウ(キエフ)の病院には被曝した人たちでいっぱいだった。
子どもたちは見るからに顔色が悪く、白い肌がさらに白く透き通るようでさえあった。
その後、何度か現地に足を踏み入れながら被曝した人たちの今なお苦しむ様子や変化、成長する人たちの姿に触れてきた。
日本では「原発事故は起こらない」と多くの人たちが強調していた。
けれど、2011年3月、私たちは東電福島第一原発の爆発を目の当たりにした。
13年が経つが、汚染の問題や廃炉の問題など、先が明るくならない状態が続いている。
不安を抱かずにはいられない。
福島の人たちはいかばかりだろうか。 (大石芳野)
 
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講演 大石芳野(報道写真家)
報道写真家。世界平和アピール七人委員会委員。日本ペンクラブ会員。
日本大学芸術学部写真学科卒業後、ドキュメンタリー写真に携わり、
以後、戦争や内乱などで傷ついた人々の姿を捉え続けている。
土門拳賞(『ベトナム 凜と』)、エイボン女性大賞、紫綬褒章などを受賞。
写真集に『戦禍の記憶』『長崎の痕』など多数。
近著に、エッセイ『わたしの心のレンズ』。

支援活動の報告 佐々木真理(チェルノブイリ子ども基金 事務局長)

お話 斉藤とも子 ~原爆小頭症の方々のこと、福島との関りについて~
女優。1976年デビュー。テレビ、映画、舞台などに出演。
主な作品は「ゆうひが丘の総理大臣」「男たちの旅路・車輪の一歩」「若い広場~マイブックコーナー」、映画「ひめゆりの塔」など。
1999年、井上ひさし作・舞台「父と暮せば」の出演で被爆者と出会い、
原爆小頭症家族の「きのこ会」ともつながる。
数年前から、福島原発被災者とも縁を深める。
著書『きのこ雲の下から、明日へ』。

トークセッション 大石芳野 & 斉藤とも子

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問合せ先: cherno1986@jcom.zaq.ne.jp (チェルノブイリ子ども基金)

主催 チェルノブイリ子ども基金
協賛 未来の福島こども基金
後援 生活協同組合パルシステム東京


チラシ
    

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ウクライナからの便り ― 戦争は続いています

2024-03-25 16:53:15 | Weblog
子ども基金のパートナー、ウクライナのNGO「チェルノブイリの子どもたちの生存」からの連絡です。

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3月23日

・あなたから問い合わせのあったワロージャさんの母親と連絡が取れました。
母親はウクライナの以前の家にいますが、
息子はポーランドにいることがわかりました。
ワロージャさんが働いている企業は、戦争が始まってからポーランドに移転し、
彼はポーランドで暮らしながら仕事を続けているそうです。
近々本人から連絡が届くと思います。

・子どもたちの夏の保養をどこで実施するかについては、
情報収集を続けています。

・21日の早朝、キーウ(キエフ)にミサイル攻撃がありました。
幸い、私たちの関係者に被害を受けた人はいませんでした。
22日早朝のザポリージャ(ザポロージエ)への攻撃はさらに深刻なものでした。
この地にある水力発電所が大きな被害を受けました。
戦争は続いています。



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第13回 江古田映画祭 ~3.11福島を忘れない~

2024-03-04 11:44:56 | Weblog
映画祭のご案内です。

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2024 第13回 江古田映画祭
~3.11福島を忘れない~

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東電福島第1原発の事故や大津波から13年。今年も福島を忘れません。
核兵器やパレスチナ、関東大震災をテーマにした映画や、高校生・大学生の作品も上映。

2/24から始まっていますが、
後半は3/6~3/11まで上映があります。

スケジュールはこちらご覧ください。

会場は江古田の「ギャラリー古藤」さんです。



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