※表題の映画を見たことがなくて、内容を知りたくない方はこのページを閉じるように。
さて、サトラレという数年前の映画をふと思い出して(たしか当時はドラマもやっていたよな)本日見ていたわけである。
ふと思い出したなどと言っているが、実は見たことはなかった。あらすじの内容は知っていたが、まともに見たことがなくてこの度、キチンと見ておきたい、そんな考えでこの映画を見たわけである。
じゃあ本題に入ろう。
まぁ映画レビューより感想を書きたいから紹介はかなり簡潔にしたい。
○サトラレとは
先天性R型脳梁変性症
↑漫画から引っ張ってきた。
映画だと違う名前だったように思うけれど🥱
乖離性意思伝播過剰障害
↑これか。
噛み砕いて簡潔に言うと思念が周りに聞こえてしまう。(要は考えていることが周りに筒抜け)その範囲は10mだっけかkmだっけか。
そんな病気のお話。
あとは、サトラレはIQ180を超える天才脳を持ち合わせており、そのことから国家財産に指定されている。
国家財産?
そう、気持ちが筒抜けだと、もし自分がサトラレだと知ったら到底生きていけない(私でも自殺を考える)であろうと考えた政府はサトラレを保護する委員会を立ち上げ、サトラレを本人に知らせた場合犯罪とする等、徹底的に保護している。
まぁ、あらすじはこんな感じだ。
さて、まぁ、長々あらすじを書くのは性に合わないので。
感想を。
想像していたより面白かった(深かったが適切?)。
まず、僕も人に聞かれて嫌なことのひとつが邪な考えである、と最初に思っていたが、
途中、サトラレの一号さんと遭遇する場面で、見事に、女性に対する性的欲求を意識してしまい、その思念に苦しむサトラレの姿であった。
なかなかこれは辛い。
正直な気持ちも口にするだけでこんなにも人間関係はギクシャクする。
さて、ちなみに今回の主人公のサトラレは七号(7番目)であるが、彼を育てた祖母がこんなことを言う。
孫は、正直なだけだよ。
まぁ、そうだ、要は嘘が付けないのである。
しかし、この正直さも、本人は嘘を付いているつもりであることがなかなか辛い。
クライマックスではなかなか何とも言えない気持ちになる映画である。
ちなみに本人は自分がサトラレであるという事実は…
まぁそれはいいか。
サトラレか。
現実にはあり得ない病気だけれど、人ってのはあらゆる感情を理性でコントロールしているな、とつくづく思う。
この映画は実在しない病に対することだから感情移入も難しいのだが、
何かまた見たくなる、そんな映画だ。
ちなみにこれドラマもやってたと言ったよね。もはや持ちネタみたいな話なのだけれど、その作中で誰でも他の人に目移りしちゃうことはあるよ、それが聞こえちゃうだけ、みたいなセリフを言うシーンがあって印象的だったのだよね。
具体的に奥さんだったか彼女だったか忘れてしまったのだけれど。
そりゃまぁ、、、例えば
目の前をセクシーな姉ちゃんが横切ったら
おおおおっ!
って思うよね。
(それが聞こえるってやだなぁ苦笑)
そんなこんなで良い映画なので
是非見るといいよ。
以上。