ASR旭臨海鉄道

臨海鉄道をこよなく愛する鉄道模型ファン

風前の灯~浪速臨港貨物線・南端部~

2006-04-17 21:39:26 | 臨港線写真館

久しぶりに訪れた日はあいにくの雨だった・・・
いつもこの道を通って浪速貨物駅へむかうのだがこのときすでに嫌な予感がしていた。この道路の雰囲気と休止後の臨港線の風景は変わらない
しかし・・・

撤去から数ヶ月・・・近くにある工場・造船所関係の資材・トラックが停まっていた。 

広い元石油積卸施設のあった痕。ぺんぺん草が生え広い空き地がそのままとなっていた。(休止時参照) 

かつて埠頭へ延びていた引き上げ線は往時とかわらない 

すっかり寂れてしまった駅構内。レールは茶色に錆び構内にいつもいたスイッチャーも姿を消してしまいいるのは解体予定のワム4両・・・・ 

早速撤去がはじまっていた・・・レールが消え広い空き地になるのは時間の問題である。 

どこにいったのかと思っていた保線トロッコおよそ2年振りの再会であるが悲しい再会となってしまった。 

保線トロッコの車輪が一輪だけ残っていた。 

撤去され積み上げられた枕木たち・・・廃線独特の風景がもうすでにここにあった。 

休止の看板があるものの廃止されたとわかる・・・踏み切りの遮断棹がなくなっている。 

そっぽをむいた信号機・・・ではなく踏み切り警報機。 

レールを光らせているのはDLの車輪ではなく車の車輪 

軌道敷内駐停車禁止・・・・・もう役目を果たした看板がここにあった。

つづく・・・・ 


浪速駅のその後・・・

2006-01-21 16:45:15 | 臨港線写真館

構内北側の側線にて。スイッチャーや貨車が集められている。

油槽所、積卸施設は跡形もなく撤去されてしまい浪速臨港線はレール輸送のみとなってしまった。

油槽所の反対側。側線は三本あったがすべて撤去されている。

休止から1ヶ月・・・列車が来なくなり構内は草蒸している。

寸断された油槽所へ続いていた線路。撤去痕からパワーショベルで撤去したのであろう。

使われなくなって10数年・・・空しく立っていた入れ替え信号機

1年近く同じ場所に留置されているワム。

構内唯一のスイッチャー庫はピット部が埋め立てられ車庫としての使命を終えた。

スイッチャー庫につながる引き上げ線は雑草が生茂っている。

解体を待つ貨車たち

踏み切り跡

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大阪臨港貨物線

2005-06-15 23:40:08 | 臨港線写真館

現役時の大阪臨港貨物線【浪速駅】構内にて。左端の線路が解体引込線である。
2003年8月(以下同じ)に撮影。コキ5500も留置してあったがフィルムがなくなって撮れなかった。とても後悔・・・

同駅構内の側線には【石炭車 セキ】の車輪が置いてあった。
100メートルほどで終端になっているが昔は大阪港の埠頭の倉庫に通じていた。

同駅唯一のスイッチャー庫前にて。ワム80000が留置されていた。それにしても臨港線には
有蓋車やタンク車が良く似合うなぁ・・・と思うのは私だけでしょうか?(笑)

同駅唯一の製油所(?)構内にて。日産化学のタンク車がとまっている。
手前にシートを被せられた【アントC型移動機】がいる。

同駅唯一のスイッチャー庫にて。関西フレートサービス(KFS)DB256がとまっていた。
この撮影後すぐに姿をけしてしまった。解体されたか移転したか・・・誰か知りませんか?

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