病める心も身体もよみがえる。本来の鍼のびっくり効果‼ ハリで心も身体も元気になった。

「原点に基づく快微鍼 表刺・置鍼法」を土台に、新たな医学・医療の創造をめざす、超高齢チャレンジ鍼灸師の歩み。

ハリ医術は凄い!誰でも刺せば、必ず治せる。 

2018-05-19 18:53:26 | 鍼灸学の過去と現在・未来は

ハリ医術は凄い! 

誰でも刺せば、必ず治せる。

「管鍼法」は「ハリ」ではない。

即席刺激療法だ‼ ⑤

 

ハリの鎮痛効果は、

針先が痛む部位の皮膚の表皮に触れる

と同時におこる。

だから、誰が刺しても「痛みは消える」

という事実がある。

 

「管鍼法」で、一気に刺しても

「刺す」場合は、必ず「表皮」を刺す。

だから、どんな初心者でも

刺す部位があっていれば「必ず治せる。」

 

私自身の「ハリ治療体験」は

この凄い「ハリ効果」に始まる!

 

私は70年前に、「失意の青春時代」と決別し

新しい医学の分野「漢方・鍼灸」に挑もうと

上京していた。

「鍼灸学校」へ働きながら通うため

「指圧治療」を無資格勉強していた。

(当時は今より規制がゆるく、指圧・あん摩などを

しながら「通学していることが多かった。)

 

そんなある日、たまたま「指圧」に行ったら

激しいぎっくり腰で

「ハリ」をしてくれと言われたが、

全然できないので「明日先生に来てもらいます」

と軽く指圧して帰った。その晩、先生に話すと

「これから教えるからお前がやれ」というのである。

 

私は断ったが、

どうしてもお前がやれと先生も引かない。

それで、一生懸命に「管鍼法」を練習して、何とか刺せそうなので、

患者の所へ行って「治療を始めたら」

「どこのツボに刺す」のか勉強してこなかった。

 

一瞬冷や汗が出たが落ち着いて、

「ツボ」を探すふりをして指圧をしていたら

「痛い、そこだ」と患者が叫んだので

「しめた」と恐る恐る管を固定して

ハリの頭をポンと叩いた。

すると、患者は「うーん」と声を出した。

私は慌ててハリを抜いてしまった。

患者は、急に立ち上がり「治った」と喜びの声を上げた。

 

今度は、こちらが「びっくり」してしまった。

これが私の「ハリ」を刺した「はじめての体験」であった。

だから確信をもって言える。

「ハリ医術は凄い。

誰でも刺せば必ず治せる」

(次回に続く)

 

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