「万能快鍼法」へのスタート

３年前のある日・・・・・・・・
私の「万能快鍼法」への歩みが始まったのです

３年前のある日、朝起きたら、「左下腿」の激痛に襲われました。
生まれて初めて、といってもいいくらの痛みでした。

私は自分で治療しようと思い、枕元のハリを「左第４腰椎」の傍らに刺しました。
すると、ハリが皮膚に触れ、刺入したと感じた瞬間に「サ-ッ」と激痛が消えてしまいました。

私は、当時「中国鍼」による深刺が主流でした。
「灸頭鍼」なども多用し、患者さんに「気持ちがいい」と喜ばれていました。
深く刺して「効果」が大きいと信じていたのです。
だから、これは衝撃的な経験でした。

この体験をいかに捉えどう生かすかを真剣に学び考え始めました。

これが「快浅刺法」へのスタートです。


臨床体験を整理し、実験的自己治療を積みながら、
再び「古典」を学びなおし
「経脈、経穴、気が至るということの意味、感じることと効くことの厳密な違い」
そして「深刺法」や「刺絡鍼法」の位置づけ、などへと

問題意識が連鎖していく中で・・・・・

「万能快鍼法」確立への
研鑽につながってきたのです。



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中川求真堂