手術をしなければよくならないで、突然歩けなくなる「脊柱管狭窄症」を
「脊柱のわきに中国鍼を深く刺す」ことで治療すると評判の先生の著作を
読んでみました。
自ら「高い技術を持つ」という先生の「臨床報告」では、
だいたいほとんど連日の治療で「3か月」をめどに効果が上がっています。
これはこれでいいでしょう。
しかし、私の「表皮刺・置鍼法」とは全然次元が違います。
これは私の「中国古来の本当の鍼法」と、
現在までの原典を誤読した中国後代の学者の刺し方の踏襲との
違いです。
「本来の鍼術に基づく鍼法」では、
ほとんど「即効か数回の治療」で癒されます。
それが「何故か」の解明と、新しい鍼術の学問と技術の確立へ向けての
歩みの軌跡を次号から明らかにしていこうと考えています。