似てないおやこ

義母曰く「好き嫌いが多いから身体が弱い」うちのオトウさん。よく熱を出したり、世間の流行ものを家に持ち込みます。大人ですからね、本人の責任だと思います。

１週間ほど前、お腹にくる風邪を引いたようで、何も食べられない日が何日も続きました。猛暑続きの中、フラフラでさすがにお気の毒なお姿。

「体重３㌔も減ってもた～」

力なく言います。確かに、お腹がかなりスッキリ。顔の下のたるみも一気に減っています！

「いいなー、そんなに減るんだったら苦しくても我慢する」と言っていると、ちゃら子に言われました。

「ママも同じ病気になりたいの？ダイエットできるから？あかんで、ダイエットは運動することやで」

またまた真っ当なことをおっしゃる。

ちゃら子は、明らかにそういうことでは苦労しなさそうなタイプ。つまり、いろんな点においてハハとは似ていません。

しかし！先日、初めてちゃら子を見た会社友達のＭちゃんの発言は見事でした。

「めっちゃかわいいやないですか！？　おじょうさんは、まだ、膨張してないみたいですね！」

…えっと、ほめてくれたのかな？

ありがとう。

もっとよく考えよう

子どもって、一生懸命生きてるなーと思います。

日曜日。お昼ご飯はパンがいいと言われ、パン屋さんにお気に入りのパンを買いに行きました。それだけじゃさみしいので、ちゃら子お気に入りで、つくるのもとっても簡単な「鶏手羽元のパイン煮」をつくりました。

１個ずつ皿に入れていると、「ママの方が大きい、取り替えて！」

同じなのに、角度で大きく見えたらしい。

交換して食べはじめると、当然、ハハの方が早く食べ終えました。大人ですもん。

すると、

「ほら、ちゃら子に最初置いたヤツの方が小さかったやろ！そうやっと思った！！」

非常に得意げでしたが、食べるの早い＝小さいから…？

もっと深く物事を考えた方がいいんじゃないでしょうか。今後の課題ですね。

 

***

 

鶏手羽元のパイン煮＝「クックパッド」で見つけて気に入ってよく作っています。鶏手羽元に、パイナップルの缶詰の汁と、パイン数枚、ゆで卵、お醤油を入れて煮るだけ。おいしいですよ！

おわびにごほうび

連日の熱風地獄にばてばての大人。子どもたちは汗だくでも元気ですね～。…と言うのはウソで、ちゃら子は保育園登園時、いつも太陽がまぶしすぎて怒っています。

保育園では今週からプール遊びが始まりました。先日お迎えに行くと、先生に言われました。

「今日はプールバックにタオルが入ってなかったみたいです」

うわっ、その通りでした。ハハ、反省。

ちゃら子に「申し訳ございませんでした」とお詫びし、園カバンも持ってあげて、ちょっとスーパーへ買い物に。

「おわびに何か好きなお菓子買ってあげるわ」とか言いながら買い物していると、ちゃら子が言いました。

「ちゃら子な、さいきん、マーチングのれんしゅう、がんばってるねんで。あつくてまぶしいけど、こうやってちゃんと目をあけてるねんで」（…目を見開いて再現）

えらいね～。

「そうやから、おわびに、これ（粘土）かって！」

おわび？

それ、「ごほうび」のことですよね。似ているけど随分意味が違います。それともタオルを入れ忘れたお詫びに「買って」という要求だったんでしょうか。ま、どっちにしてもハハが不利。お詫びでもご褒美でも何でも対応させてもらうわ！（きょうだけよ）

しかとりせんこう

ある時。

「ママ、えさやったろっか」

ネコの餌係になるのかな？と聞いていると、何やらポーズ。

それは

「イエッサー」でした。

カッコ良かったです。

 

またある時。蚊取り線香を焚いて庭作業していると文句を言われました。

「しかとりせんこう、くさいねん。とめて」

「シカ」と「蚊」。

一文字の違いは大きいですね。

そして昨日。大相撲のニュースを見ていたちゃら子。「朝青龍が・・・」と聞こえると得意げに言いました。

「あさしょうりゅう、しっとお。おでぶのほうやで」

ん～、その違いは分かりにくいと思います！

たいせつなものは・・

昨日登場したアゲハくん。今朝見たら…いない。さすが隠れるのが上手？というわけではなかった。

鳥や虫にやられたのかな、あぁ、あんなに大きくなっていたのに。

オトウさんは「（おまえが餌やってる）雀に食われたんやろ」と冷たい一言。

とても空しく思いながら、寝ているちゃら子に報告。

「大変よ。ママのたいせつなものがいなくなっちゃった…」

「たいせつなもの？　…パパ？」

「え、パパじゃない。アゲハだよ、ア・ゲ・ハ」

「そっか～。でもさ、またパセリにキアゲハがくるから。なっ」

なぜか慰められている。反対でしょ～

ちゃら子と一緒に観察するのを楽しみにしていたので、本当にショックでした。

で、約２時間後。庭を眺めていると、何やら異様な物体がスコップの柄のところでウロウロ。

それはアゲハくんでした。

ミカンの木から間違ってプランター置きの柵に移動してしまい、迷子になっていたようです。

割り箸でつまんで無事救出。

ちゃら子に報告すると、「よかったね」と穏やかな笑み。どっかの優しいお母さんのようでした。

アゲハくん

タマゴ三個が付いたミカンの苗木をホームセンターで購入。産まれた三匹は残念ながら死んじゃいましたが、この4号は元気。付いてることに気が付かなくて、いきなり、鳥のフン状態、でした。

きれいな模様ですね！

他にも二匹小さいのがいるんですよ。

種まきしたパセリも順調に育ってますから、我が家の庭はスゴいことになるかも！？

「こどもやな」

近所のファミレスにて。保育園で同じクラスのＤくんが家族で来ていました。ずっとうろちょろして、お姉ちゃんと外で遊んだり、店内に戻ってはおふざけばかり。

「あかんな。ずっとふざけてばっかりや。ほいくえんでも、いっつもおこられてるねんで」

まるで自分はよい子かのような発言。しかし、このＤくんとちゃら子、クラスでは名コンビ…いや、「迷コンビ」として局地的に有名なのです。今の年長組になって少しは改善されたようですが、例えば着替えの「遅さ」や、スイッチが入らないと集中できないダラダラ具合とか。

そのＤくん、今度は高いところから降りるため、お姉ちゃんに抱っこされる瞬間を目撃したちゃら子。

「Ｄくん、こどもやな。抱っこされとうわ。なっ」

勝ち誇ったような一言。目がキラリン☆と光ってました。女の子ってコワイかも。