デジタルレントゲン part2

みんなで練習
ＣＣＤセンサーが角ばっていないため角が口腔内に当たるということはないが、ちょっと厚さがあるため口の中がいっぱいになる。
また消毒などの問題もあり、センサーをビニールなどで覆うのだが、これも改良の余地はありそうだ。がさばって口腔内がよく見えないし、施術される側としては、息苦しい。

ソフトは使いやすく簡単で解りやすくできている。撮影前に患者さんにカルテＮＯや名前などを登録する手間は増えたが、慣れればたいしたことはないとおもう。。

これは私のデジタル画像をプリントアウトして貼り付けたものです。結構よく見えるでしょ。

デンタルレントゲンのデジタル化 part1

　時代はデジタル。診療室もパソコンの導入はレセコン（レセプト用ＰＣ）だけでなく、アポイントから口腔内写真にいたるまで、コンピュータで管理しています。そしてついにデンタルレントゲンもデジタルになりました。この写真はＤＥＸＩＳをレントゲン室に設置したところです。

まず、デジタルＸ線撮影の利点としては、

放射線被爆量は、従来のレントゲン撮影の3分の1程の照射で、十分でした。
画像は、照射ボタンを押したらすぐ見られます。
画像をＰＣのモニタ上で見ることができる。
患者さんにもよく見えるので、説明しやすい。病巣もよく見える。
画像処理が可能で、最適な画像処理が簡単にできる。
現像液、レントゲンフィルムの節約。（削減）
ワイヤレスのネットワークで離れた場所で寸時にちがうＰＣでも診断や相談ができる。
画像の質を長期に保てる。
などがあげられます。

また、反対に導入に踏み切れない理由として、
まず、価格。お金がないと始まらないので、ローンにしました。
今まで慣れ親しんだ作業をやめて、新しいことを始める苦痛との戦い。
ＰＣのネットワークなど環境の整備。
そしてＰＣやセンサー、ハードディスクが壊れたときにどうするか？これが一番の問題ですが、
これは、保険保障とデーターのバックアップしかないですね。

ということで、さまざまな苦難を乗り越えて、デジタル化を導入しました。


　

我が家の忘年会

　忘年会シーズンですが、皆さん食べ過ぎていませんか？

　忘年会第一弾はキジハタの鍋です。
見た目はちょっとグロテスクですが、脂が乗っていてぷっくりしていて甘みがあり、鍋に最高でした。釣ろうと思って釣れる魚ではないそうですので、今度いつお目にかかれるかわかりません。
　魚を下ろして身の部分はしゃぶしゃぶ用に切り分け、カシラや中骨、皮もスープ用にと入れたのですが、身もさることながら、骨の周りがとっても美味しかったので、日本酒がいつになくすすんでしまいました。
ということで、魚がなくなるまで、こんな感じで毎日が忘年会のようです。

スマイルトレーニング

　12月5日午後の講演は、「すてきな笑顔のためのＭＦＴ」です。スマイルとは私達にとって、とても大切なことと痛感した講演でした。
　はじめに、スマイルトレーニングのすすめ。
　スマイルトレーニングをすることで、顔の筋肉がアップし表情筋が豊かになり、若々しくなるという女性にとっては５０００円に化粧水より効用がありそうなトレーニングです。

もちろん良好な人間関係を保つためにも（サービス業の方は特に必要なアイテム）スマイルは有効です。昔のことわざで、「笑うかどには福来る」がありますが、その笑いが、本能的なものであっても、社交的なものであっても、効用には変わらないとのことです。

　日本人はスマイルに自信がないような印象が強いですが、（最近の若者は違うかも）これからは、スマイルトレーニングで表情を豊かにして微笑んだ時好感がもてる人を目指しましょう。

　そういえば、今回の朝の連続ドラマ「わかば」でも、どんな時も「笑顔、笑顔」と主人公が連発しています。笑顔をつくることで、気持ちが前向きになるような気がします。
　
もうひとつ大切な効用としては、笑顔は伝染し、即効性があるとのことです。
周りの雰囲気をよくして、気分を切り替えるのには一番の特効薬といえるようです。

さぁみなさん、美容と健康のために、今日からスマイルトレーニングをいたしましょう（＾＾）

３ＤＳって知ってる？

１２月５日、嵐の中やっと動き出した新幹線に乗り東京へ向かいました。
ＢＳＣ（矯正学会）に参加し、武内博朗先生の「３ＤＳを用いた矯正におけるう蝕リスクの制御」と舩木純三先生の「すてきな笑顔のためのＭＦＴ」という講演を拝聴し勉強していきました。

まず、３ＤＳとは、Dental Drug Delivery System（デンタル・ドラッグ・デリバリー・システム）の略で、むし歯菌を除菌するために、薬の働きを最大限に発揮するように工夫された投与方法のことです。以前このブログで書いたように虫歯は感染症です。そのことをしっかり理解し、生活習慣も改善されていて、口腔衛生指導(歯ブラシ）が出来ていていることが必要です。矯正治療前の処置としては有効と思われます。
また将来、むし歯菌除菌法として期待されております。３ＤＳで歯周病の原因菌を取り除くことが口臭予防にもつながると考えられます。
ただ、今現在は保険適用ではありません。たぶんこれからも・・・・