キム・ヒエさんとユアインの作品ですから。そりゃ、どうしても期待してしまいます。
そして、番宣を早々と見ちゃいましたからね~~ 衛星劇場も力入れているのだと。
やはり、おこちゃまのドラマに惹かれないお姉さま方も、かなり ハマったとおっしゃっていて。
そして、何より、 「妻の資格」の脚本家と演出家さん。
あの映画のような映像、 後ろからのショットだったり、人物ではなく、周囲の小物を映したり
そして、少し薄暗い影を大事にした映像。 私的には、大好きです。
日ごろ眠くなってしまうクラッシックの音楽も、 ここでは、うっとりとするほど、心に染みいるようでした。
一人の才能のある青年との出会い。
それが生み出したもの。
自分が若い時に捨ててきた純粋に音楽に没頭していた時の気持ち。
そして、自分が染まってしまった欲のぶつかりあう大人の醜い世界。
その怖い世界では、
ちょっと気を抜けば、必ず、たたき落とされて
相当にしたたかでなければ、生きていけません。
主人公も、自分だけが負けのカードを引くこともできず・・・・
純粋な彼との関係。 大人の女と未熟な彼
そして、自分が染まったものから抜け出すか。
それが、出来るのでしょうか?
彼の住んでいる社会がおかねが無く、力が無く
ただ、もっているのは 尊い志。 ま 韓国ドラマでよくあるパターンですけど
その中にいる人間の潔い事。
対比するおかねに執着する社会では、
執着故に どんどんと汚れて行って。
そして、映像が そういう人間のいさかいを ちょっと距離を置いた視点から映しているのが
良かったです。
音楽が 人の心の交流を繋ぐなんて、 思っていなかったのですが。
言葉が無くても 出来るのですね~~
あ、凡人には出来ません。
超モダンな家に住む女主人公が きったない彼の家で 心が自由に解放されたって表情
実際にはどうなんだろうかと思いながら。
最終回のおさめ方
期待しすぎず、現実をつきつけすぎず、 良かったと思っています。
「花よりお姉さん」の中で、 キムヒエさんがぼそぼそと 「次のドラマはね~~ 年下の男性との。。」って喋っている場面があって、それって、これなのね~~と思ってみたところでした。
まだまだ女で勝負できるヒエさんぐらいの年齢が羨ましい
いえ、彼女が努力して美しいのが、 本当に素敵です。