CFFフェアトレードプロジェクト

フェアトレードチームは、作った人も買った人もみんなハッピーになるハッピートレードを目標に活動しています。

フィリピンの生産者情報 vol.3

2006-06-14 20:46:42 | フィリピン生産者情報
MARIA SPES WORKING CENTER

フィリピン共和国マニラ首都圏のスラム・スクウォッターには仕事を求めて田舎から出てきた人たちがたくさん住んでいます。

彼等のほとんどは仕事がないか、男性は不安定な日雇いの仕事についています。

お母さんたちにはなかなか仕事がありません。スラムに暮らす女性の自立と生活改善のために役立ちたいとで、刺繍の得意な日本人修道女がはじめた作業所。

最初は手も洗わずに、せっかく刺繍がしあがった時には、真っ黒になってとても売り物になるような代物ではなかった。
働いて正当な報酬を受けるということを知らなかった彼女たちに、10年以上付き添ってきた日本人女性。

日本人修道女が帰国された今も、自分たちで商品の品質を管理しながら、マリアスペス作業所として活動を続けています。

一週間の彼女たちの収入は多いときで1000ペソ位になりますが、商品が売れなければ収入を得ることが困難です。

彼女たちの悩みは、製品をコンスタントに売ることのできるマーケットがフィリピンにないこと。

CFFでは、少しでも彼女たちの生活になれたらと、商品を買い取り、日本のひとたちに彼女たちのことを伝えていきたいと思っています。

フェアトレードの絵本~おかいもの ちょっとかんがえてみて~

2006-06-14 20:11:07 | フェアトレードのあれこれ
フェアトレードの絵本の紹介です。

この絵本は、東京に住む7歳の少年によって書かれた絵本です。

彼のまっすぐな言葉と、葉祥明さんによる美しい絵の数々、そして南インドのストリートに暮らす子どもたちの絵が、この世界から搾取をなくすために、何ができるのか問いかけてくれている一冊です。

一部メッセージを抜粋して紹介します。

Have you ever thought about who makes the things you buy?

Do you khow how things are made and brought to you?

where dose the money you pay go?

子ども用に作られたフェアトレードの絵本ですが、私たち大人でも学べるオススメの教材です。

発行 グローバル・ヴィレッジ フェアトレードカンパニー株式会社
作:ジェローム・ミニー
絵:葉祥明、ナンバン・プロジェクトの子どもたち
訳者:杉山 尚子
編集:サフィア・ミニー
デザイン:上田真佐子