ヨーロッパモビリティウィーク&カーフリーデー最新情報

カーフリーデージャパンによるカーフリーデーに関わる最新の動きの紹介

「環境都市ラ・ロッシェル(仏)の交通まちづくり 都市交通政策とイェロ」講演会(11/25・26)開催!

2011年11月05日 18時30分03秒 | ●2011年開催にむけての情報
生活の足を支える公共交通政策 連続講演会 第4弾
カーフリーデー発祥の地:環境都市ラ・ロッシェル(仏)の交通まちづくり
都市交通政策とイェロ
(コミュニティバイク/電気自動車/EVカーシェアリング/バス)」



 カーフリーデージャパンでは、これまで同名の連続講演会を3回行い、毎回2-3の地方都市で、合計7都市で、延べ参加者数1000人ほどの事業を、笹川日仏財団の助成により、実施してまいりました。これまで、ストラスブールのトラム導入にかかわってきたアラン・メネトー氏、世界的ブームとなった最初のコミュニティバイク導入にかかわったリヨンのクロム・スリマニ氏を招へいましたが、今回は、カーフリーデーの発祥地であり、環境都市としてヨーロッパでも先頭を走るラ・ロッシェルの政策責任者ドニ・ルロワ氏を招へいし、第4回連続講演会を開催します。

 この講演会では、小都市でありながら、世界が注目する様々な施策を、統合的に一貫した方針で進めているラ・ロッシェルならではの考え方をはじめ、実際の具体的な施策展開に至るまで、政策責任者に、その成果を地方の人々に直接話してもらいます。成果をあげた行政リーダーから様々な経験を伺えることは、多くの課題を前に効果的な施策を打ち出せないわれわれ日本の関係者には、示唆的なことが多く、大変有意義であることと期待しています。

 また、カーフリーデージャパンとしても、日本の都市環境・都市政策の進展にむけてカーフリーデーを通じて貢献する意味で、カーフリーデー発祥のラ・ロッシェルは最高の事例と考えており、日本でも今後より注目されることを大いに期待して、本事業を開催したいと思っております。

なお、この事業は笹川日仏財団の助成を受けて実施されます。

プレスリリースはこちらからダウンロード




ー開催概要ー

■講演会概要(共通)

■内容
1)ガイダンス
「電気自動車の街ラ・ロッシェルの交通まちづくりと最近の自転車政策」
 カーフリーデージャパン代表 望月真一

2)講演
「環境都市ラ・ロッシェルの交通まちづくり:都市交通政策とイェロ」
 ラ・ロッシェル広域都市圏 交通都市計画担当副代表 ドニ・ルロワ氏

■主催 カーフリーデージャパン
■助成 笹川日仏財団 科研費(基盤研究(B))(※東京講演会のみ)
■後援 環境省 国交省 


■松本講演会

主催 松本市、カーフリーデージャパン
共催 松本ノーマイカーデー推進市民会議
日時 2011年11月25日 午後7時~(開場午後6時)
場所 松本市中央公民館(Mウィング)6階ホール
   松本市中央1-18-1 電話 0263-32-1132 
参加費  無料 

※お申し込み等は、松本市交通政策課へお問い合わせ下さい。
 松本市政策部 交通政策課 電話:0263-34-3000 ファックス:0263-34-3201

■東京講演会
チラシはこちらからダウンロード

主催 カーフリーデージャパン
共催 コミュニティ・バイク研究会
日時 2011年11月26日 午後5時より(開場:4時45分)
場所 主婦会館プラザエフ 8Fパンジー 
   東京都千代田区六番町15番地(JR四ッ谷駅麹町口徒歩1分)TEL:03-3265-8111(代)
参加方法 メールにてお申し込みください。
     お申し込み先:carfreedayjapan@cfdjapan.org
     (お名前、ご所属、メールアドレスを明記下さい。)
参加費  無料    ※資料代 1,000円 



ラ・ロッシェル ( La Rochelle )

ラ・ロッシェルは、フランス大西洋岸の都市圏人口約15万人都市で、歴史的な街並みと港で有名な観光都市です。また、街づくりにおいても、フランス屈指の環境都市として、様々な先進的な取り組みが行なわれています。特に交通の分野においては、1976年以来、市民への公共交通サービスの一つであった「黄色い自転車」が、世界の貸自転車の代名詞になっています。1995年頃からは電気自動車を街全域で利用可能にした世界最初の都市となり、さらに、1997年から始めた「車のない日」は、今では世界規模の交通地球環境イベントとなっています。その他にも、電気自動車のパブリックカーLISELECや日中の搬出入は小型電気自動車輸送とするELCIDIS、ソーラーエネルギーのシーバス等の環境にやさしい先進的な都市交通システムを進めています。

2009年には、新しいバスサービスやコミュニティバイクを投入し、これまでの総合的な公共交通サービスをさらに進化させるため、黄色い自転車からイメージした「YELO」という名称で、公共交通サービス体系を一新しました。トラムの次にフランス政府推奨のサービススレベルの高いバス:BHNSの適用もあり、その結果、公共交通利用者が、この2年間に400万人から750万人と倍近くも増加しました。そして今、個人移動支援の無人EVの実験も街中で行っております。
このように特に交通面から、環境政策を推進して成果を上げている都市の成果を紹介していただくことは、我々にとってきわめて重要な示唆を与えてくれるものと考えております。


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