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iPhoneが教える季節の変化(と肉体の移ろい)

2017年03月31日 | その日その日
iPhoneの指紋認証が復活しつつある。
とは言え、故障したわけではありません。実は、冬の間、指のひび割れなどで認証がしにくくなって、ついには読んでくれなくなり暗証番号を入力する状況になっていた。それが3月に入った頃から徐々に改善され、今はほぼほぼ認証してくれるようになった。指の皮膚の状態が回復したからである。真冬のカサカサの頃からするとだいぶ良くなった。彼岸も過ぎたし、悲しいかな、季節の変化をIT機器でも感じるようになったのである(笑)。

だが、悲しいことに、時々、タップしても反応してくれないことがある。60も過ぎると、汗も油も乾いてしまうらしく、タッチを感知してくれないようだ。残念ながら、肉体も確実に変化しつつある。
さらに、身体だけでなく、精神的にも変化していて、物忘れが激しくなった。私は携帯を忘れる癖がある。いくら工夫をしてもこの傾向は収まらない。携帯を持つ習慣が無かったからだけではないだろう。こんな猪口才なからくり法師なぞなくてもいいや、と思っても実際困るものである。

今日で平成28年度が終わる。
今日が最後の勤務日、あるいは、明日から(または3日(月)から)新しい職場という方も多いだろう。年度では、今日が大晦日。明日からは新年度である。


8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
肌にうるおいのなくなるお年頃 (せろふえ)
2017-04-01 07:47:53
 まったく僕もそうで、いろいろ感じてくれなくて困ります。機械のくせに。
 僕の職場でも昨日は別れがたくさん。所詮仕事、と思っても10年も一緒に働いていたひとの別れは寂しいものがありますね。
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猪口才 (ボージー)
2017-04-01 22:09:36
耳にしたことはありますが実際
このように使うのですね、猪口才。
とても面白い響きなので機会を見つけ
自分でも使ってみようと思います。
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ダブルでお年頃 (isis)
2017-04-02 12:09:51
せろふえさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

せろふえさんも、お困りですか。もしかしたら、これは社会現象なのかも(笑)。シニア用にセンサー強化型のスクリーンも用意してほしいなあ。ニーズはあるのだから(笑)。
(文字入力の際は、キーボードを打つのではなく、ちょっと下方向に滑らせるようにするとうまく反応してくれます)

チェロの指板に対しては、カサカサの方が滑りがよくて向いているのか、うるうるの方が勘所にあたりやすいのか、分らないです。。

3,4月は異動の時期で、世代交代というものを感じてしまいます。私も見送る側から、来年は送られる側になります。この点でもお年頃です。行く人、来る人、こうやって人類は組織を維持しているのかな、と考えるようになりました。組織は「永遠に不滅です」(笑)。まあ、そう言って余裕を取り繕っている私なのではありますが。
最近はしきりと、数年前に見た「アバウト・シュミット」という、ジャック・ニコルソンが定年の男性を演じた映画を思い出し、自らの行先を案じております(笑)。
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猪口才の時代 (isis)
2017-04-02 12:12:54
ボージーさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

そうですか、「ちょこざい」はほぼ死語なのですね。。スマホはもはや世代を超えた必須アイテムですものねえ。。

猪口才は「赤胴鈴の助」系の文法で知ったような(笑)。昔のマンガ(貸本屋時代)には、正義の味方に負けそうになった悪漢のセリフとしてよく出てきたような気がします。そして、上のせろふえさんのコメントにあるように「機械のくせに」という感覚が入っています。この場合、ほとんど機械の(才気ばしった)才能をほぼ認めている場合の捨て台詞という形になります。
私はスマホに対しては、その才能(機能)は認めます。ただ、それが入力を受けつけてくれなかったり、結果が自分の思うベクトルと微妙に違っていたりする場合、この呪いの言葉を吐きます。ですから、半分は白旗を上げているわけですね。
そうだったんだ、と今、自分でも気が付きました(笑)。

(追伸)
法師は、ご存知のとおり、一寸法師の法師で、小さいことをオールドファッションで表現してみました。「こんなちっちゃい機械(からくり)のくせに」(=憎らしいほど私が使いこなせない高度な機能を持っている、ちっちゃいくせに忘れるなとIT時代を背景に存在感をアピールする)という、たじたじなニュアンスでございます。
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意外に (ボージー)
2017-04-04 12:03:27
isisさま

ヨシ!見つけるぞと思ってから数日、
頭のなかに猪口才はスタンバイしてあるのですが
いざ探してみるとなかなか見つからないですね

持ち歩き用の小さいチューナーに出先で一瞬
そんな感じがしかけたのですが、猪口才と
言うほどまでには小賢しくもなくまたこちらも
そんなほどには負けた感もなくでした

isisさまの言葉の選び方のセンスにはいつも
心動かされます
楽しく賢く温かく、自分のなかではプロアマ
問わず一番読みたい文章を書いておられて
こちらの更新が本当に楽しみです

猪口才は引き続き探しております
見つけましたらご報告しますね

モモちゃんにもどうぞよろしくお伝えください
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ご無沙汰しております。 (かんちゃん)
2017-04-04 16:37:59
 ご無沙汰しております<(__)>
ふと、立ち寄らせて頂きました。
あぁ、まだブログは続いていたとホッとしていますw

去年から体調を崩していた同居の実母が年末にいよいよ体調を崩し、年始には緊急入院し余命3カ月を宣告されてからバタバタとこの季節になりました。
もう余命は過ぎてるんですがw、抗がん剤が良い方向に効いてくれているようで、事務仕事にまで復帰をしてくれております。ほんまにこの人はガン患者なのかと疑いたくなる毎日ですw

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猪口才、小賢しい、小癪 (isis)
2017-04-04 22:53:53
ボージーさま

こんばんは。コメントありがとうございます。
でも、恥ずかしいような気がします。。

ボージーさんのコメント中の「小賢しい」の方が猪口才よりもスマホ及び最近のIT利用機器には相応しいかと思います。私も久し振りにこの言葉にお目にかかりました。思えば、現代は小賢しい機器に振り回されているのみでなく、人間も小賢しくなり世界標準になってしまったので、誰もなんとも感じなくなってしまったかのようです(笑)。
「小癪な」という言葉もありました。「なにを小癪な!」のように使うと思います。「小癪なやつ」とか。これも使用頻度が少なくなってきたような気がします。

でも、猪口才法師がいっぱいいるお蔭でこちらも楽ができるのだ、と思うと致し方のないことだと思います。小賢しく機能してくれるから、酒を飲む余裕もできている、のかなあ。。
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お帰りなさい (isis)
2017-04-04 22:55:10
かんちゃん、お帰りなさい。

こちらもホッとしました。ブログがあまりにも長い間更新されていないのでとても心配しておりました。その理由が分かって納得いたしました。大変ご苦労されたことと思います。私の母親もいろいろとありましたので。
なにはともあれ、お母様が復帰されていらっしゃるのは何よりです。どうぞお大事にしてください。

これから、ブログの復帰も期待しております。が、皆さまのご健康を第一にお考えください。もちろん、今までのバイクやヴァイオリンのお嬢様の成長など楽しみにお待ちしております。
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