きゃんえこ里山日記

satoyama slow life

6月の里山に来る人へ

2010-06-18 13:55:51 | その他
今月はハス刈りと田植えと大豆を植えようと思っておりますが、ちょっと学習してから行こうかなーと思います

今月は作物を植える作業が多いですね収穫が楽しみではありますが、それまでの間はひたすら草むしりをします炎天下の草むしりは本当に本当に本当に疲れます。水のおいしさを実感します。首の後ろがヒリヒリします。とか言うとみんな来てくれなくなるんじゃないだろうか…
でもそれを乗り越えて収穫した作物を食べる瞬間って本当に食べることのありがたさがわかります

里山では除草剤を使ってないので作物が育つのと同時に雑草もぐんぐん育ちます
雑草は単なる邪魔な草と思いがちですが、せっせと駆除しているにもかかわらずしぶとく生えてくることから相当な生命力があることがわかりますよね実はすごいと思いませんか!?雑草は土壌の養分を吸収し、育てている作物の成長の邪魔になります。だから私たちは駆除しているのです負けずに頑張りましょう

雑草は植生時期ごとに分類されます
一年生雑草…毎年新しい種子で育つ。春に芽吹いて冬枯れる
越年生雑草…秋に芽吹いて夏枯れる
多年生雑草…いったん枯れて地下部が生き残る

さらに葉のタイプごとに分類できます
イネ科雑草…葉脈が平行
広葉雑草…葉脈が網状

単調な草むしりに飽きたら雑草を分類してみましょう!

また、水田は水田ならではの湿地性の草が生えるそうです。
水田は田植えから稲刈りまで田んぼの形が違うから季節ごとに様々な雑草が見られるようですまぁ冬は草刈りしないですけど。
もちろん稲の成長の邪魔になるし、水面に広がるタイプの雑草は水温上昇の妨げになるので駆除します
田んぼの草むしりも手作業です。土を手や足でかき混ぜることで田んぼに酸素が入ります酸素が入らないと還元状態になって極端な話ですが根が腐ってしまいますだから手で草むしりをするのは稲にとってはいいことなんですよただ、次の日足腰が悲鳴を上げます。昔の農家の人はこの作業を毎日やっていたのかと思うと、なんて恵まれた時代になったんだろうと思います昔の人を見習って次の日の授業もちゃんと出席しましょうね

単調な草むしりですが、みんなでおしゃべりしながらやればあっという間です秋においしいご飯を食べるために頑張りましょう
あれ、今月は植える作業中心なのに関係ないこと書いてしまった!

yagawa

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